SAS® Data Loader for Hadoop

セルフサービス方式のデータ統合とデータ品質管理により、ビッグデータを独自のニーズに合わせて管理

このソリューションを利用すると、読み込みや取り出しをはじめとするHadoop環境のデータ操作が自在かつ適切に行えるようになるため、大量のデータでも即座にレポートやビジュアライゼーション(視覚化)、高度なアナリティクスに利用できるようになります。ときに簡単すぎると感じられるかもしれません。この簡易さは、すべてがセルフサービス方式で行える環境によって、実現しています。SAS Data Loader for Hadoopなら、コードを記述したり、IT部門の支援を受けたりしなくても、業務ユーザーやデータ・サイエンティストがデータを管理することができます。

利点

最小限のスキルでデータ管理が可能

誰かに、あるいは他部門に作業を依頼する必要はありません。必要とする情報や洞察が手持ちのデータに潜んでいることが分かっている場合は、自分自身でそれを引き出すことができます。SAS Data Loader for Hadoopを用いれば、業務ユーザーやデータ・サイエンティストは、複雑なMapReduceコードを記述したり、外部の支援を求めたりせずに、自力でデータ統合、データ品質管理、データ準備の作業を行えます。

拡張性とパフォーマンスが向上

業務ユーザーがこのソリューションの使いやすさを歓迎する一方で、データ・サイエンティストと開発者はスピード、効率性、俊敏性の向上に満足することでしょう。コード・アクセラレーターにより、Hadoopクラスターでコードを並列実行して、より高速なパフォーマンスを得ることができます。また、データを移動させずにデータ品質を改善することも可能です。

IT担当者がより高度な業務に集中する時間を確保

社内や部署内にデータ・サイエンティストがいても、データ操作のたびにコードを記述していては、その高度なスキルが生かされず、ビジネス全体に悪影響が及びます。一方、そのたびにIT担当者がデータ操作を支援するのでは、社内システムの質やスピード、パワーの向上といった本来の役割に取り組むための時間が失われてしまいます。SAS Data Loader for Hadoopを使ってデータ・サイエンティストが自ら必要なデータを管理することで、双方がより高度な業務に集中する時間を確保することが可能になります。

ビッグデータからより大きな価値を引き出す

ソースがリレーショナル・データベースか、SASデータセット、あるいはHadoopかを問わず、簡単にデータをロードしてビッグデータを存分に活用できます。高度なアナリティクスやその他のテクノロジーを活用して組織を変革できるチャンスが無限に広がっていきます。

スクリーンショット

主な特長

  • 直感的なユーザー・インターフェイス:Hadoop内のデータのアクセス、変換、管理を容易に実行。Webベースの統一インターフェイスにより、トレーニングの必要性も軽減します。
  • Hadoopデータ管理専用のツール:このソリューションは、Hadoopでビッグデータを管理するために新たに構築されています。既存のIT部門向けツールの焼き直しではありません。

    • インメモリ・アナリティクス・サーバーとの統合:ハイパフォーマンス・アナリティクス、ビジュアライゼーション、レポーティングのためのデータを準備しメモリへデータをロードします。
    • Hadoopクラスター内で実行されるコードとデータ管理機能:アナリティクスとデータ品質関連処理をHadoopの内部で実行することにより、高速性と低コストを実現します。また、データの移動が最小限に抑えられるため、拡張性、ガバナンス、パフォーマンスが向上します。


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