SAS® ASSET AND LIABILITY MANAGEMENT (ON SAS® 9.x)

パワフルで柔軟かつオープンな機能で金利リスクと資金流動性リスクを管理

パワフルで柔軟かつオープンな機能を用いて、金利リスクと資金流動性リスクを管理することができます。

金利リスクと資金流動性リスクを容易に管理

SAS Asset and Liability Management (on SAS 9.x) は、金利リスクと資金流動性リスクを管理するための柔軟かつオープンでパワフルな各種機能を提供します。
金利リスクやその他のリスク要因に関するストレステストを実行する際には、リプライシング、オプショナリティ、顧客行動、さらにはイールドカーブリスク、ベーシスリスクを勘案することができます。
各種の手法(モンテカルロ、ヒストリカル、分散共分散)を用いて、NIIおよびEVEをシミュレートすることができます。信用劣化、市場リスク、および顧客行動に対する流動性ストレステストを実行できます。FTP(Funds Transfer Pricing)を勘案した各種の経済収益性計算を実施できます。また、Basel IIIの流動性リスク比率(LCRおよびNSFR)のための規制レポートを生成することも可能です。

ニーズに合わせたソリューションの規模調整および適応化

このソリューションの構築基盤であるSAS Risk Stratumは、パワフルなデータ管理機能/モデリング機能/レポーティング機能を、グリッド・コンピューティング・テクノロジーの高度にスケーラブルな計算処理パワーと一緒に提供します。
このソリューションの適応型アーキテクチャは、金融機関が組織に合わせてソリューションの規模を調整すること、および、変化するビジネスニーズや市場要件に合わせて適応することを可能にします。また、SAS Asset and Liability Management (on SAS 9.x) は他のリスク管理や財務管理のユースケースに合わせて機能拡張することも可能であり、金融機関は投資から最大限の価値を引き出すことができます。

導入後すぐに使える業界最高水準の機能群を獲得

SAS Asset and Liability Management (on SAS 9.x) は、金利リスク/外国為替リスク/流動性リスクのストレステストおよび最適化、リスクベースのFTP(Funds Transfer Pricing)分析、規制レポーティングなど、包括的なコアALM(資産負債管理)機能を提供します。導入後すぐに使える業界最高水準の機能群はユーザーによる設定調整が可能であり、透明性およびトレーサビリティの高い方法で組織独自のビジネス要件に対処することができます。また、このソリューションの目的別および役割別のユーザー・エクスペリエンスには、サイクル駆動型の分析実行および管理も含まれます。

主な特長

オペレーションの粒度と透明性を高めるALMプロセスを実現可能にする、モダンで効率的なアナリティクス・アーキチャクチャを提供します。

パワフルなALM機能と流動性リスク管理機能

バランスシートの静的および動的な前提条件の両方に関して、包括的な金利管理機能および流動性リスク管理機能を提供します。また、関連規制のリスク指標の計算機能も提供します。

強化された資金管理機能

IRRBB、LCR/NSFRなどの規制要件に加えて、キャッシュフローと流動性リスクの最適化、リスク調整後のFTPなどもサポートします。

柔軟性と透明性

組織特有の要件に合わせて全面的にカスタマイズすることができます。データ管理、モデリング、ガバナンス、プロセス管理、レポーティングのための包括的な機能を提供します。

戦略的優位性のための多目的プラットフォーム

SAS Risk Stratumを導入することで、さまざまなユースケースに活用できます(例:全社的リスク管理、IFRS9/CECL、規制関連のリスク管理)。

SAS® Asset and Liability Management (on SAS 9.x) の詳細情報と関連情報

ニュースリリース

 

SAS、Chartis RiskTech100の3つのカテゴリで上位ランクを獲得

数ある賞の中で、SASはChartis Risk Tech 100のRisk and Finance Integration Awardを受賞しました。

ソリューション概要

 

資金負債管理と流動性リスク管理のためのSASソリューション

SASは金利リスクと資金流動性リスクのための包括的なフレームワークをどのように提供するのでしょうか?

記事

 

流動性リスク管理に求められる新たな姿勢

この記事では、銀行が流動性リスク最適化の課題に取り組む際に考慮すべき重要領域について読むことができます。

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