IoTデータとAIの融合が保守整備の必要性を的確に予見し、稼働停止時間を70%も削減
毎日、膨大な台数のトラックが必需品を輸送するために幹線道路を走行しています。
良かれ悪しかれ、それは運行計画どおりの状況です。しかし、運行計画済みのトラックに想定外の故障が発生すると、その影響は農場からレストラン、小売業者、病院に至るまで、膨大な範囲に及びます。また、運行業者にとってのコスト増は1日の稼働停止につき最大で数千ドルに達します。
ハイテクで車両の安定運行を確保
Volvo Trucks社とMack Trucks社(いずれも、スウェーデンのメーカーであるAB Volvo社の子会社)は、SASのIoTテクノロジーと人工知能(AI)を基盤とする「リモート診断および予防保守整備サービス」を用いて、この難題に対応しています。両社はテレマティクス・ベースのサービスにより、車両の運行維持管理の効率化と運行中断コストの最小化を図っています。
常時稼動型サービスが素晴らしい成果を創出
IoTテクノロジーとSAS® のアナリティクスの融合は、両社が車両運行をプロアクティブに管理することを可能にしています。Volvo Trucks社では、SASを用いて数百万件のレコードをリアルタイムで処理するようにしたことで、診断時間が70%、修理時間が25%ほど削減されました。また、Mack Trucks社では、稼働時間の増大や顧客満足度の著しい向上といった形で、関係者に対する直接的な価値創出を目にしています。
アナリティクス駆動型の車両設計
また、アナリティクスは、車両の設計改善に向け、現場におけるトラックの挙動に見られる共通の特徴を精査する目的でも利用されています。この分析では、リアルタイムのストリーミング・データを用いて、特定のエンジンタイプや年式に共通して見られる問題を素早く特定し、顧客の車両運行に影響が出る前にそれらの発見事項をエンジニアリング部門に伝達します。