データサイエンティストはジェネラリスト

いま、データサイエンティストが活躍する現場~
SAS Institute Japan 株式会社

コンサルティングサービス本部
Advanced Analytics & AI Innovation グループ
アナリティカル・コンサルタント
ウィカンダー セバスチャン氏

まずは、私がSASで働くまでの経歴についてお話します。私はスウェーデン北部の出身で、国際経営工学と会社経営を学んでいました。その後、日本に留学して東京大学で修士号を取得し、日本の自動車メーカーに就職しました。その会社では、サプライチェーン分野の仕事をしていて、在庫最適化、購買コスト削減、需要予測などの問題をデータ・ドリブンで解決するプロジェクトを経験させてもらいました。

プロジェクトマネジャーとしての仕事にやりがいはあったのですが、「データ・ドリブンで問題を解決する」ことそのものに、よりやりがいを感じていました。「もっとスケールの大きな分析を、もっと膨大なデータでやりたい」。そう考えて、SASに転職しました。

SASでの仕事は、基本的にプロジェクトベースです。交通企業様向けのチケット販売需要予測のプロジェクトでは、新しい予測手法の開発が求められました。流用できそうなモデルはありません。そこで、個人的な過去の経験も生かしつつ、新しいアルゴリズムを学びながら仕事をすることができました。

部品メーカー様では、ディープラーニングに取り組みました。物理的なシステムの挙動と現状を分析することが求められたため、まずは過去のセンサーデータから情報を取得し、計算機で処理できるように変換するところから始め、ディープラーニングで学習させてモデル化することに成功しました。

基本的にデータサイエンティストは、スペシャリストよりジェネラリストだと考えています。役に立つスキルは、コミュニケーション、コンピュータ・サイエンス、統計学、機械学習、数学、物理学、ビジネス力など多岐にわたりますが、これらの仕事のツールが「存在すること」さえ知っていれば、必要に応じて勉強しながら活用することができます。複数の方法から問題を攻められますから、必要なツールを組み合わせながら、過去の経験を生かしてプロジェクトを進められます。

データサイエンティストはやりがいのある仕事です。アプローチを自由に選択することができますし、さまざまな経験のある多様な人たちと一緒に働くことで、知見が広がります。そして、新たなチャレンジができます。だれもやっていない領域に挑戦できる仕事です。AIやディープラーニングなど、最先端の手法も活用しますし、新しいことが好きな人には最適な職場です。ぜひみなさん、データサイエンティストに挑戦してください。

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