SAS、迅速なAIアプリケーション開発に向けたSaaS(Software as a Service)製品を発表

新しいSaaSサービスにより、Python、R、SASのReactアプリやモデルを作成可能に

AIおよびアナリティクスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、データ、AIおよびアナリティクスのプラットフォームである SAS® Viya® の機能拡張を行いました。テクノロジーカンファレンス SAS Explore(米国時間 2023年で9月11日-14日)で紹介された新製品は、AIモデルやアプリケーションの迅速な構築に適した軽量な環境を作成し、スケーラブルなクラウドコンピューティングに直ちにアクセスできるようにするもので、複数のプログラミング言語をサポートしています。

SASのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼CTOのブライアン・ハリスは、次のように述べています。「今日の厳しい環境では、組織は成果主義であることを求められており、AIは生産性を増強するにあたって欠かせないものとなっています。私たちは生産性を高め、イノベーションを加速させるために、データサイエンティストや開発者の新たなニーズに応える製品を開発することで、SAS Viyaエコシステムを常に進化させています」

あらゆる人にどこでもオンデマンドのアナリティクスを提供

Viyaエコシステムの新製品は、以下の通りです:

SAS Viya Workbench – クラウドネイティブな効率的かつ安全な方法でコードを素早く起動し、実行する軽量な開発環境です。SAS Viya Workbenchは多言語アーキテクチャに対応しており、ユーザーは好みの言語(Python、R、SAS)で高パフォーマンスのリリース可能なモデルを迅速に構築できます。

また、SAS Viyaの入口となるSAS Viya Workbenchは開発環境に柔軟性をもたらすもので、3つのクライアント(Jupyter Notebook、Visual Studio Code、SAS® Enterprise Guide®)に対応予定です。SAS Viya Workbenchは現在、プライベートプレビューとして提供されており、2024年初期に一般公開予定です。

SAS App Factory – 目的に合ったAI主導のアプリケーションを作成するための迅速なアプリケーション開発環境です。 このサービスは、React、TypeScript、Postgresで構築されたクラウドネイティブなテックスタックのセットアップおよび統合を自動化するため、開発者はモデルやAIドリブンのアプリケーションの制作に集中することができます。 SAS App Factoryは、2024年に一般公開予定です。

AIaaS(AI as a Service)およびAaaS(Analytics as a Service)の提供

 公益事業会社が風力や太陽光などの再生可能エネルギーの統合を進める場合、多様なエネルギーポートフォリオに対して供給のバランスをとる必要があります。SAS App Factoryを活用した初のSAS製品であるSAS Energy Forecasting Cloudは、公益事業のプランナーやマネージャーが膨大なデータをまとめ、AIやアナリティクスに基づくモデルを生成することで、電力需要のピークを予測し、さらにより正確な予測を提供します。 SAS Energy Forecasting Cloudは共有と需要の予測インサイトを生成し、公益事業が安定性を維持しながら、コストを改善できるようにします。 

ケンブリッジ大学病院は、医師、患者、患者の家族にとってより良い結果を促進するソリューションを構築するために、SAS App Factoryを応用しています。

ケンブリッジのデータ科学者は医療の専門家とともに、腎移植の成功率を向上させるアプリケーションを開発しています。 そのアプリケーションは臨界期間に特化したもので、組織病理学者は腎臓の生検を確認して移植の可否を判断できるようになります。また、コンピュータービジョンとAIを使用して、すべての生検をスコア化し、候補となる腎臓に優先順位を付けるので、組織病理学者は移植に最も適した腎臓をより迅速に特定することが可能になります。

すべての人のための柔軟かつコラボレーティブなAIエコシステムを構築 

SASは新しいSaaS製品を含むViyaの進化過程において、何百万人ものユーザーが信頼する正確性、パフォーマンス、拡張性を備えた強力なアルゴリズムを、既存データを使用してどこでも実行できるようにすることに注力しています。

このエコシステムの土台となっているのはSAS Viyaです。これはローコード、ノーコード、コードありのオプションを提供し、あらゆるスキルレベルの人たちが分析プロセスに参加できるようにする、AI、アナリティクス、データ管理プラットフォームです。 開発者、データサイエンティスト、IT専門家、ビジネスアナリストは、SAS Viyaエコシステム内とAIおよびアナリティクスのライフサイクル全体で、シームレスに連携して情報に基づいた決定を行うことができます。 

本発表は、SASのテクノロジーカンファレンスSAS Exploreで行われたものです。 SASの最新情報は、X/Twitterで@SASsoftwareNewsをフォローしてください。

*2023年9月13日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。
本原稿はSAS本社プレスリリースの原稿を抄訳したものです。本記事の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語を優先します。

SAS について

SASは、アナリティクスのリーディング・カンパニーです。SASは、革新的なソフトウェアとサービスを通じて、世界中の顧客に対し、データをインテリジェンスに変換するためのパワーとインスピレーションを届けています。SASは「The Power to Know®(知る力)」をお届けします。

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

  • SAS Institute Japan株式会社
    広報担当: 森屋
    TEL: 03-6434-3700
    E-mail: jpnpress@sas.com  

データサイエンティストと開発者向けの新しいSaaS製品は、SAS Viyaのパワーと生産性をアプリケーションにもたらします。