S​​AS、CESMIIへの加盟でアナリティクスとAIの採用拡大を促進

高度なアナリティクスで製造業の品質向上、パフォーマンス最適化を進め、サステナビリティをサポート

​​アナリティクスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、​製造業による高度なアナリティクスの利用を促進するために、CESMII(Clean Energy Smart Manufacturing Innovation Institute、米国のスマート製造に関する国立研究機関)に加盟しました。製造業においては、主要企業の多くでSASのAI(人工知能)、機械学習、ストリーミング・アナリティクスの利用が進み、業務革新、顧客へのサービス向上に取り組んでいます。

CESMIIのCEOであるジョン・ディック(John Dyck)氏は、次のように述べています。「厳しさを増す経済情勢と長引くサプライチェーンの混乱に直面している製造業は、サステナビリティを高めながらデジタル・トランスフォーメーションを加速する方法を模索しています。製造データの標準化とコンテキスト化を進めるCESMIIのアプローチと、AIと機械学習に関する豊富な知見を持つSASの連携は、スマート製造を進めたい企業にとって、変化への適応、進化する顧客ニーズへの対応を可能にします」

AIや機械学習などの高度なアナリティクスは、ビッグデータ管理、ストリーミング・アナリティクス、エッジコンピューティングと連携することで、IoTセンサーからのデータを素早く、正確な意思決定へと導きます。これらテクノロジーの活用は、製造業の総合力強化へとつながります。データのより効果的な活用は品質と効率の向上をもたらし、ビジネス判断の改善、収益の増大に貢献します。

SASのIoT担当バイスプレジデントであるジェイソン・マン(Jason Mann)は、次のように述べています。「ハイテク工場、スマートシティ、コネクテッドカーにおいて、AI、機械学習、ストリーミング・アナリティクスなどのテクノロジーが、デジタル・トランスフォーメーションを牽引するでしょう。それらは、厳しい経済状況下においても業界組織の成功に貢献します。SASはCESMIIのメンバーとして、より多くの製造業がこれらテクノロジーの活用によって改革を果たせるよう支援します」

製造業にはSASが必要

SASはCESMIIに加盟することで、アナリティクスとデータ主導による製造業の駆動力をあらゆる規模、あらゆる分野で、より多くの企業に提供することを目指しています。実際、次のようなスマート製造業者は、SASがもたらす価値を理解しています。

  • Georgia-Pacificは、SASのクラウドネイティブな超並列型アナリティクスおよびAIプラットフォームであるSAS® Viya®を利用し、設備効率の向上、ダウンタイムの削減、物流の最適化、顧客離れの予測を行っています。SASの利用によって、Georgia-Pacificは収益の最大化に向けて、計画外ダウンタイムを30%削減、全体的な効率は10%向上、スピードと品質のバランスの最適化を実現しています。

  • Lockheed Martin(NYSE:LMT)は、SASのIoTアナリティクスと機械学習を導入して予測型保守を強化およびコストを削減し、C-130Jスーパー・ハーキュリーズ航空機を捜索救助、平和維持、科学研究、軍事作戦、人道支援などのミッションに対応できるように維持しています。同社は、従来の補修型保守から予測型保守に移行することで、航空機のダウンタイムを半年間で2,000時間削減しました。

  • SASのお客様ページでは、他の製造業における成功事例もご覧いただけます。
     

SASの製造業向けアナリティクス

製造業は変化を続けています。デジタル・トランスフォーメーション、サステナビリティ、サプライチェーンなど、課題が尽きることはありません。進化を怠る事業者は取り残され、競争力を失い、顧客を失うことになります。

SASの高度なアナリティクスは、企業が「リアクティブ」から「プロアクティブ」へと進化するために必要なインサイトを提供します。これらのインサイトによって、企業はより良い判断を下すことができ、生産目標を上回り、コストの削減を実現できます。SASのアナリティクスを利用するスマート製造業者は、品質、設備活用、サービス、保証クレーム、サプライチェーン、変動する需要などによる問題の原因を特定し、解決しています。

SASの製造業担当グローバル・マーケティング・マネージャーであるチャールズ・フィリップス(Charles Phillips)は、次のように述べています。「製造業者とは、イノベーションを最大限活用しようとする人々のことです。彼らなら、高度なアナリティクスと多数のユースケースを通じて、機械学習、コンピューター・ビジョン、ストリーミング・アナリティクスなどがもたらす価値をすぐに理解することができるでしょう」

*2023年2月7日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。
本原稿はSAS本社プレスリリースの原稿を抄訳したものです。本記事の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語を優先します。
 

CESMIIについて

文化的、技術的トランスフォーメーションとセキュアな産業技術は国家の重要事項です。CESMIIは、米国の国立研究機関としてスマート製造業を推進します。CESMIIは、リアルタイム・オペレーションと人や組織の間で滞りなく情報を流動させ、製造部門の価値を高め、品質、スループット、コスト/収益性、安全性、設備の信頼性、エネルギー生産性などの分野に定量評価を適用し、製造業のパフォーマンス向上に貢献します。詳細はcesmii.orgをご覧いただき、TwitterLinkedInをフォローしてください。

SAS について

SASは、アナリティクスのリーディング・カンパニーです。SASは、革新的なソフトウェアとサービスを通じて、世界中の顧客に対し、データをインテリジェンスに変換するためのパワーとインスピレーションを届けています。SASは「The Power to Know®(知る力)」をお届けします。

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

  • SAS Institute Japan株式会社
    広報担当: 森屋
    TEL: 03-6434-3700
    E-mail: jpnpress@sas.com  

SAS、スマート製造に関する国立研究機関CESMIIに加盟。