SASがAsia Risk AwardsでIFRS 17 solution of the yearを受賞

AIとアナリティクスのリーダーであるSASがコンプライアンスとリスク管理の新時代に向けて保険会社を強化

アナリティクスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.（以下 SAS）は、Asia Risk Awardsにおいて2023年のIFRS 17 solution of the yearを受賞しました。「有意義かつ革新的な方法で金融サービス企業にサービスを提供するソリューションプロバイダー」を表彰するAsia Risk Awardsは、アジアのリスク管理に携わる企業を対象とした最も長く続いているアワードプログラムです。

Asia Risk Awardsの受賞は、SASが新たに拡大、充実させたリスク管理サービスが評価された1年間を締めくくるものです。中でも注目すべきは、2022年のリスク専門ソフトウエアプロバイダーであるKamakura Corporationの買収と、SASの業界ソリューションへの10億ドルの投資です。

その他の最近の表彰には以下のようなものがあります。

• RiskTech 100（R）で第2位に浮上
• 2023 Best Compliance Risk Technology Implementation in ChinaでAsian Banker awardを受賞
• SASがALM SolutionsのChartis Quadrant（R）にデビューし、カテゴリーリーダーを獲得
• Risk.net 2023 Risk Technology Awards 5件を受賞

2023年には、いくつかのアジアの主要市場でIFRS第17号の採用が拡大しており、SASのソリューションは業界の栄誉と顧客の賞賛を獲得しました。

Muang Thai Life Assurance PCLの会計部門副社長であるPornprapa Komonsuti氏は、次のように述べています。「当社がSASを選んだのは、IFRS第17号準拠のニーズを全て網羅する総合的なエンドツーエンドのアプローチを備えているためです。ソースデータからレポートまでのプロセスを合理化するシームレスなワークフローオーケストレーションや継続的なデータ検証など、ソリューションの機能性と即応性に感銘を受けました。SASの豊富な経験とプロフェッショナルなサポートによって、スムーズな導入を成功に導いてくれました」

業界全体の変革管理エクササイズで進化をエンパワー

保険会社は現在、厳格な新しいコンプライアンス基準を満たし、一連の関連データを管理し、社内外の利害関係者や規制当局との連携を維持する必要があります。IFRS第17号への対応を進化させるには、きめ細かい分析機能と強力なデータ管理パフォーマンスを備えた包括的なソリューションを選択することが重要です。

昨年IFRS第17号向けSASソリューションに統合された、業界の変革をエンパワーする機能には、次のようなものがあります。

• IFRS第17号制度の下で、将来のさまざまなシナリオに基づく財務状況および業績の予測を強化する財務予測機能
• コンフィグレーション管理GUIにより、ユーザーはコンフィグレーションセットを維持し、グローバルコンフィグレーションとローカルコンフィグレーションを区別することが可能
• エンドツーエンドのワークフローが強化され、再実行することなく、後処理データをプロセスが終了する場所までロールバックすることが可能
• サーバー上のリソースを解放してパフォーマンスを向上させるために、サインオフされたビジネスサイクルに対して「アーカイブと復元」設定が使用可能

SASの上級副社長兼リスク調査・定量ソリューション部門責任者であるTroy Hainesは、次のように述べています。「新しい負債評価と財務情報開示の導入は、保険会社にとってこの10年間の最大の課題の1つでした。

SASのIFRS第17号ソリューションは、コンプライアンスの新時代の最前線に立つ保険およびリスクの専門家によって形作られています。当社は、レポートのライフサイクルのあらゆる段階を収容するエコシステムに財務とリスクを組み込み、これら全てが現代の保険会社のコンプライアンスを促進し、成長を後押しします」

SASのIFRS第17号ソリューションが監査と報告をどのように合理化できるかについて興味がありますか? 詳しくはウェブサイトsas.com/ifrs17 をご覧ください。

*2023年11月27日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。本原稿はSAS本社プレスリリースの原稿を抄訳したものです。
本記事の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語を優先します。