SAS® 9.3 Software
次世代の問題解決に対応したSAS®
SASソフトウェアの最新リリースであるSAS 9.3は、「ビジネス・アナリティクス・ソリューションを提供することで、複雑化するビジネス課題の解決を支援する」というSASのビジョンを引き続き踏襲しています。ハイパフォーマンス・コンピューティングの高度化、環境管理の改善、データ管理の強化、「ビッグデータ」の管理/処理能力を高める分析機能の拡張を通じて、SASソフトウェアの「ビッグ・アナリティクス」テクノロジーは、意思決定プロセス全体をサポートするフレームワークに組み込まれています。
このSAS Business Analytics Frameworkは、SASのソリューションおよびテクノロジーが備える強みと、技術革新、継続的なテクニカル・サポート、専門サービス、トレーニング、パートナーシップに対するSASの取り組みとを結びける基盤となります。
このSAS Business Analytics Frameworkは、SASのソリューションおよびテクノロジーが備える強みと、技術革新、継続的なテクニカル・サポート、専門サービス、トレーニング、パートナーシップに対するSASの取り組みとを結びける基盤となります。
SASの優位性
-
お客様重視の一貫した姿勢
SAS 9.3は、お客様のビジネス課題を解決することに集中したソフトウェアを提供するという、当社の基本原則をまさに実証した製品です。SASは多くのお客様から、事実にもとづく正確な意思決定を実現するためのソリューションでビジネスの発展を支援するパートナーとして、信頼をいただいています。SAS 9.3でも、複雑化するビジネスにおいて、お客様が常に先を行くことができるよう支援し、革新のための基盤を構築できるように支援してまいります。 -
ビッグ・アナリティクス
SAS Analyticsは、すでにお客様からクラス最高と評価されています。SAS 9.3でも、新しいアルゴリズムと機能を投入して問題解決手法のバリエーションを増やし続け、分析から得られる洞察を新たなレベルと引き上げ続けます。SASソフトウェアのビッグ・アナリティクス機能は、統計処理、データ・マイニング、予測、最適化、テキスト分析を必要とするビジネスプロセスの効率を向上させることで、プロアクティブ(能動的)な業務遂行と意思決定の向上を支援しながら、結果が出るまでの時間を短縮します。。 -
ビッグデータ管理
大量データ処理に関するSASの能力は、競合他社を圧倒しています。膨大な量のデータを扱うお客様には、組織の成長に対応し続けられるSASソリューションの高い拡張性が大きな力となるでしょう。大量データとその増加速度に対処できるSAS 9.3の機能があれば、将来のハードウェア投資を節約することができます。 -
ソフトウェアの統合性
他のソフトウェアベンダーも買収や、急ごしらえの製品統合を通じて、ビジネス・アナリティクス市場の成長に便乗しようとしていますが、SASは35年にわたって包括的な統合アナリティクス・スイートの開発に取り組み続けており、機能を十分に吟味しながら拡張してきました。SAS 9.3でも、品質と統合性が優れたソフトウェアをお客様に確実にお届けできるように、この方針が継承されています。
利点
- 生産性の向上
SAS 9.3では新機能と機能強化によって統合性、操作性、応答性が向上しており、ユーザー生産性が高まるため、付加価値の高いプロジェクトに時間と労力を投入できるようになります。 - 対応範囲・用途の拡大
追加された機能と特長によって、より大規模、より複雑な問題を解決できます。 - スケーラビリティの向上
SAS 9.3のコンポーネントでは、大量の情報を処理するSASソフトウェアの卓越した能力がさらに強化されています。また、今現在お客様が直面するビッグデータ問題を解決するだけでなく、段階的な拡張を通じて将来的なデータ量の増大にも対応できます。 - パフォーマンスのさらなる強化
SAS 9.3では新次元のハイパフォーマンス・コンピューティングを実現しており、処理結果が出るまでの時間が短縮されるため、意思決定が迅速化します。
特長
- データ管理
-
-
強化されたパフォーマンスを使いこなす運用管理性の改善
- バージョンおよびソース管理(アーカイブ、差分、ロールバックを含む)。サードパーティのバージョン管理製品CVSおよびSubVersion用のプラグインも搭載
- ジョブ・ステータスおよびパフォーマンス・レポーティング機能。CPU稼働率、メモリー、I/O、ジョブ数、レコード数などの指標を履歴ビューで追跡
- 自動ジョブ展開機能。共通スクリプティング言語を使用して、SAS Data Integration Studioのバッチジョブを自動的に展開可能
- 単一および複数のジョブを展開する新しいコマンドライン・ジョブ展開機能
- 強化されたSASコード・インポート機能。現在のSASユーザーがSASジョブをSAS Data Integration Studioにインポート可能。改良されたログ管理およびエラーチェック機能を含む
-
In-Database処理(ELTプッシュダウン)
- SQL set transformの最適化
- Oracleバルクローダのサポート
- 分析のIn-Databaseスコアリングを可能にするユーザー定義関数のインポート機能
-
Oracleデータに関するロード・パフォーマンスの強化
- バルクロード機能を標準サポート
- 統合用の使いやすいGUIを用意
- 柔軟なロード用オプションをサポート。ダイレクト・パス、パーティションへのロードを含む
- インデックスの削除または再作成機能を搭載
-
新しいETL変換
- 高効率のSASコードをハイパフォーマンスで生成する新しい変換を採用
- 新しい変換には、MERGEおよびHASH手法を両方ともサポートするType 1 SCDと、Type 2 SCDローダ用のテーブル差分と機能強化が含まれる
- 新しいCompare Tables変換では、2つのデータソースを比較してデータの変更を検出可能
-
データアクセス
- 新しいデータソースのサポート:Teradata、Aster Data、EMC/Greenplum、Sybase IQ
- SQLベースの処理を標準サポート。バルクロード・ユーティリティのサポート
- プッシュダウン処理でIn-Database処理をサポート
-
強化されたパフォーマンスを使いこなす運用管理性の改善
- データ品質
-
-
SAS® Enterprise Data Integration Serverに、データ品質を強化するDataFlux® Data Management Platformを搭載
- 統合型のプロファイリング/探索/エンティティ解決機能を搭載
- ジョブ、SASコード、SQL用の強力なプロセス・オーケストレーション層を提供
- マスターデータ管理戦略の基盤を構築
-
マスターデータ管理 (DataFlux® qMDM)
- 信頼性が高いエンティティ・データのマスターハブをサポート
- データ品質を重視した手法による主要ビジネス・エンティティのマスター化をサポート
- 主要ビジネス領域向けのデータモデルを提供
- ガバナンスおよびデータ適正化サービスを提供。データの検査、根本原因分析、修正および修正内容のIT環境全体への伝播をサポート
-
SAS® Enterprise Data Integration Serverに、データ品質を強化するDataFlux® Data Management Platformを搭載
- 分析
-
-
SAS/STAT®
- 有限混合モデル
- ベイズモデルの変量効果
- サンプルのサーベイデータに対するコックス回帰
- 多数の観測点があるデータを扱う混合モデルの更新
- Shared frailty model
- 多変量補完における完全条件指定(FCS:fully conditional specification)
-
SAS/ETS®
- コピュラ(COPULA)手法を用いて、多変量分布の実現結果をシミュレーション、またはパラメータを推定
- 状態空間モデリングと時系列データおよび経度データの予測を行うための強力かつ多目的のツール群
- CRSP/COMPUSTAT Merged Database用のSASEXCCMデータ・アクセス・エンジン
- 予測プロット、error series のピリオドグラム、スペクトル密度推定プロットなどの新しいグラフ
- 損害額や保険金請求の規模をモデル化する新機能
-
SAS/QC®
- プロセスが安定しているかどうかを判定、または安定したプロセスにおける変化を検出および診断するため、時間の経過に沿って多変量プロセスの変動を監視
- 各種分布(ガンベル、逆ガウス、一般化パレート、検出力関数、レイリー)の当てはめ
- 回帰事象データにパラメトリック・モデルを当てはめ、寿命データに関する3パラメータのワイベル分布にもとづくモデルの確率プロットを作成
-
SAS/IML®
- SASプロシジャとDATAステップの呼び出し
- 統計プログラミング言語「R」へのインターフェースを提供
- 新しい関数とサブルーチン
-
SAS® Enterprise Miner
- データ統合、BI、SASのソリューションと分析のための標準化Web Infrastructure Platform(WIB)ミドル層サービスの提供
- イベントが起こるかどうかだけではなく、いつ起こるかを予測する、新しい生存時間データ・マイニング分析(例:顧客ごとに、ある期間にイベントが起こる確率を予測)
- 申し込み時に把握した属性にもとづいて、一人ひとりに最適な保険料率を予測する、新しい保険料作成機能
- タイムスタンプが記録されたトランザクション・データにデータ・マイニング手法を適用する、時系列データマイニング・ノード(評価版)
- 予測と分類を行う教師付き 学習の手法を提供する、サポート・ベクター・マシン(SVM: Support Vector Machine)ノード(評価版)
- 検証データのアセスメントにもとづいてユーザーが最適なツリーを選択できるようにする、新しい対話式ツリー・アプリケーション機能。他の評価プロットは、選択されたサブツリーにもとづいて自動更新
- 最小角度回帰(LARS:Least Angle Regression)ノードでは、間隔変数ターゲットと2値変数ターゲットの両方をサポート
- SAS Rapid Predictive Modelerでは、トレーニング・データのスコアリング機能にテーブル(スコアが記録されたデータセット)を保存するオプションが追加
- 大規模なデータセットの処理スピードを改善
- ユーリティリティ・ファイルの使用に関するプロシジャを最適化
- ファイルを効率よく使用できるようにSASコードを最適化
-
SAS® Forecast Server
- 異なる予測モデルの予測結果を組み合わせて新しい予測結果を作成できる、自動時系列コンビネーション(アンサンブル)モデル
- 時間間隔設定をカスタマイズして定義可能
- 予測プロセスのシミュレーションを繰り返し 行えるローリング・シミュレーション機能
- 多重周期予測モデルによる調整(temporal reconciliation)では、時間次元(例:日次、週次、月次、年次)に応じて予測の調整が可能 (SAS High-Performance Forecastingエンジンに搭載)
- 管理者は、SAS Forecast Studio GUIにロールベースのアクセスを割り当てることが可能
- エクスポート・モデル選択リストにより、モデルをポイント・アンド・クリック操作でレポジトリにエクスポート可能
- 補助データセットのサポート
- SAS Forecast Studioのスケーラビリティを改善
- マルチカーネル・マシンの活用によるレスポンスタイムの高速化
- SAS Forecast ServerがSAP APO Demand Planningモジュールと統合され、優れた予測エンジンと自動予測機能をSAPユーザーに提供
-
SAS® Model Manager
- 分析ワークフローの管理機能。SAS Workflow Studioを使用することで、通知やタイマーなどを用いて、ニーズに合わせたワークフロー・プロセスをモデル毎に定義可能
- Rモデルとのシームレスな統合性。SAS Model ManagerでRモデルの登録と管理が可能
- SASとRのモデル間でチャンピオン/チャレンジャーを並べて比較し、特定のニーズに関して最も優れたパフォーマンスを示すモデルはどれかを判定できる機能
- モデルの再学習機能。SAS Enterprise Minerで作成した既存のモデルに最新のデータを再学習させ、新しいモデリング結果のセットを生成することが可能
- パフォーマンス・モニタリング・ダッシュボードの改良。すべてのレポートを更新するか、新しいパフォーマンス・データがあるプロジェクトのレポートを更新するかを選択可能
-
SAS/OR® およびSAS® Simulation Studio
- 最適化
- 新しいネットワーク単体線形プログラミング(LP)アルゴリズム
- 内点LPソルバーのクロスオーバー機能(評価版)
- 非線形プログラミング・ソルバーの新しいマルチスタート機
- すべての最適化ソルバー(線形、混合整数線形、二次、非線形)のパフォーマンスを改善
- シミュレーション
- SAS Simulation StudioでJMPを使用して、入力分布の自動当てはめが可能
- データを使用してモデルを駆動 ? 経験分布、非同次(NHP)ポアソン過程
- 操作性の改善により、大規模モデルのナビゲーションが簡素化
- 64ビット版WindowsとリモートSASサーバーをサポート
- 最適化
-
SAS/STAT®
- テキスト分析
-
-
SAS® Text Miner
- 言語サポートの強化(現時点で27の言語と方言をサポート)
- ファイルシステムとWebデータをソースとして用いる新しいテキストインポート機能
- 類義語データセットの再利用と、操作性に関するその他の改良
-
SAS® Enterprise Content Categorization
- Wikipediaとの統合によるタクソノミーの生成と、業種別のアドオン・タクソノミーをサポート
- 新しいグラフィカル・レポート機能により、分類プロセスの精度と正確性を理解することが可能
- 同一指示(コレファレンス)や代名詞解決などための新しい演算子
-
SAS® Sentiment Analysis
- 言語サポートの強化(現時点で27の言語と方言をサポート)
- ルールの構築、編集、検証、演算子を強化
- 対話型の操作により、分野別専門家が新しいコンセプトを簡単に追加可能
-
SAS® Text Miner
- スケーラビリティとハイパフォーマンス
-
-
SAS® Analytics Accelerator for Teradata (新製品)
- In-Database方式によるデータ発見と予測モデリングが可能
- データ発見、要約、予測モデリングで使用されるSAS統計/分析プロシジャの主要セットを、TeradataデータベースまたはTeradataデータウェアハウス内で直接実行可能
- SAS/STATプロシジャを搭載:CORR、CANCORR、FACTOR、PRINCOMP、REG、SCORE、VARCLUS
- SAS/ETS® プロシジャを搭載:TIMESERIES
- SAS Enterprise Minerプロシジャを搭載:DMDB、DMINE、DMREG
-
SAS® Grid Manager
- SAS Stored Process Server、SAS OLAP Server、SAS Workspace Serverがグリッド環境での処理を新たにサポート
-
SAS® Analytics Accelerator for Teradata (新製品)
システム要件
ホスト・プラットフォーム
- HP/UX Itanium: 11iv3(11.31)
- HP/UX PA-RISC: 11iv3(11.31)
- IBM AIX POWERアーキテクチャ: 6.1および7.1
- IBM z/OS: V1R10以降
- Linux(32ビット版): Novell SuSE 10および11、RHEL 5および6
- Linux x64(64ビット版): Novell SuSE 10および11、RHEL 5および6
- Microsoft Windows(32ビット版): Windows XP Professional、Windows Vista*、Windows 7**、Windows Server 2003ファミリー、Windows Server 2008ファミリー
- Microsoft Windows x64(64ビット版): Windows XP Professional x64、Windows Vista* x64、Windows 7** x64、Windows Server 2003ファミリーx64、Windows Server 2008ファミリーx64
- Solaris SPARC: Version 10 Update 8
- Solaris x64(x64-86): Version 10 Update 8
クライアント層
- Microsoft Windows(32ビット版): Windows XP Professional、Windows Vista*、Windows 7**
- Microsoft Windows x64(64ビット版): Windows XP Professional x64、Windows Vista* x64、Windows 7** x64
Web層
- IBM WebSphere 7.0.0.13: AIX、Linux x64、Solaris(SPARCおよびx64)、Windows x64、z/OS
- JBoss EAP 4.3: AIX Power、HP/UX Itanium、Linux x64、Solaris(SPARCおよびx64)、Windows x64
- Oracle WebLogic 10gr3および11gr1: AIX Power、HP/UX Itanium、Linux x64、Solaris(SPARCおよびx64)、Windows x64
サポート対象のWebブラウザ
- Internet Explorer 7および8: Windows Vista*(32ビット版および64ビット版)、Windows 7**(32ビット版および64ビット版)、Windows XP Professional(32ビット版および64ビット版)
- Firefox 3.6 : Windows Vista*(32ビット版および64ビット版)、 Windows 7**(32ビット版および64ビット版)、Windows XP Professional(32ビット版および64ビット版)、Linux(32ビット版)、Linux(64ビット版)
Webアプリケーション・サーバー(IBM WebSphereなど)をサポートするオペレーティング環境の詳細については、サードパーティのサポートページもご参照ください。
* 注: Windows Vistaのサポート対象はEnterprise版、Ultimate版、Business版です。** 注: Windows 7のサポート対象は、Enterprise版、Ultimate版、Professional版です。

