UNIVARIATEプロシジャ

 
入力データセット

DATA=データセット

DATA=データセットは、分析対象の変数セットを指定します。UNIVARIATEプロシジャでは、DATA=データセットが指定されている必要があります。PROC UNIVARIATEステートメントのDATA=オプションでこのデータセットが指定されていない場合は、直前に作成されたデータセットが使用されます。

ANNOTATE=データセット

PROC UNIVARIATEステートメントまたは個別のプロットステートメントでANNOTATE=データセットを指定することにより、プロットに特性を追加できます。

PROC UNIVARIATEステートメントで指定したANNOTATE=データセットに含まれる情報は、特定のPROCステップで作成されるすべてのプロットに対して使用されます。これは"グローバルな" ANNOTATE=データセットです。このグローバルデータセットを使用することにより、すべての高解像度プロットに共通する情報を1つのデータセットで保持できます。

プロットステートメントで指定したANNOTATE=データセットに含まれる情報は、そのステートメントで作成されるプロットのみで使用されます。これは"ローカルな" ANNOTATE=データセットです。このデータセットを使用することにより、ステートメントに固有の特性をプロットに追加できます。たとえば、HISTOGRAMステートメントとQQPLOTステートメントでそれぞれANNOTATE=データセットを指定することにより、各プロットステートメントで作成されるプロットに別の特性を追加できます。

ANNOTATE=データセットは、PROC UNIVARIATEステートメントとプロットステートメントで指定できます。これにより、一部の特性をすべてのプロットに追加し、一方でステートメントに固有の特性をプロットに追加することもできます。例4.25を参照してください。