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Q-Qプロットを使用した位置パラメータと尺度パラメータの推定

PROBPLOTステートメントまたはQQPLOTステートメントで分布の位置パラメータおよび尺度パラメータを指定した場合(またはこれらのパラメータの推定値を要求した場合)、対角方向の分布参照線がプロットに表示されます(ただし、2パラメータWeibull分布の場合は、尺度パラメータおよび形状パラメータを指定または推定したときに表示されます)。この線と点のパターンが一致すれば、これらのパラメータによる分布が適合しています。

Q-Qプロットの点のパターンが線形である場合、切片および傾きによって位置パラメータと尺度パラメータを推定できます(ただし、2パラメータWeibull分布の場合は、切片および傾きは尺度パラメータと形状パラメータに関連します)。

表4.118は、指定したパラメータによって線の切片と傾きがどのように決まるかを示しています。切片と傾きは、Q-Qプロットで使用されている水平軸の分位点スケールに基づきます。

表4.118 分布参照線の切片と傾き
 

パラメータ

線形パターン

分布

ロケーション

尺度

形状

切片

傾き

ベータ

,

指数

 

ガンマ

Gumbel

 

対数正規

正規

 

一般化パレート

べき関数

レイリー

 

Weibull (3パラメータ)

Weibull (2パラメータ)

(既知)

たとえば、NORMALオプションとともにMU=3およびSIGMA=2を指定すると、切片が3で傾きが2の線を要求します。WEIBULL2オプションとともにSIGMA=1およびC=2を指定すると、切片がで傾きがの線を要求します。LOGNORMALおよびWEIBULL2オプションによる確率プロットでは、SLOPE=オプションを使用して傾きを直接指定できます。つまり、LOGNORMALオプションの場合、THETA= およびSLOPE=を指定すると、THETA= およびZETA= を指定した場合と同じ線が表示されます。WEIBULL2オプションの場合、SIGMA= およびSLOPE= を指定すると、SIGMA= およびC= を指定した場合と同じ線が表示されます。