CORRプロシジャ

WITHステートメント

  • WITH variables;

WITHステートメントでは、VARステートメント変数との相関の計算に使用する変数を指定します。WITHステートメントは$r(X_ i,Y_ j)$形式の相関を要求します。ここで、$X_1,\ldots ,X_ m$はVARステートメントで指定した分析変数、$Y_1,\ldots ,Y_ n$はWITHステートメントで指定した変数です。相関行列は、次のような矩形構造を持ちます。

\[  \left[ \begin{array}{ccc} r(Y_1,X_1) &  \cdots &  r(Y_1,X_ m) \\ \vdots &  \ddots &  \vdots \\ r(Y_ n,X_1) &  \cdots &  r(Y_ n,X_ m) \\ \end{array} \right]  \]

たとえば次のステートメントを実行すると、

proc corr;
   var x1 x2;
   with y1 y2 y3;
run;

次の組み合わせの相関が生成されます。

\begin{eqnarray*}  \left[ \begin{array}{ccc} r(Y1,X1) &  r(Y1,X2) \\ r(Y2,X1) &  r(Y2,X2) \\ r(Y3,X1) &  r(Y3,X2) \\ \end{array} \right] \end{eqnarray*}