統計の基礎知識を有するすべての統計担当者、データ解析経験者、研究者など

本コースの受講にはある程度のSASの使用経験（具体的にはSASデータセットの作成と加工、グラフ作成の経験）が必要です。
また、下記4コースを受講済みか、同程度の知識があることが求められます。

　「SASプログラミング1：必須要素」
　「SASによる統計解析」
　「SASによる回帰分析」
　「SASによる分散分析」
　
　なお、混合効果モデル（変量効果）についての理解があるとより学習がスムーズになりますが、必須ではありません。

個人や企業などの個々の単位をデータとするのではなく、複数の研究結果をデータとして結果を併合するのに必要な概念とSASソフトウェアの使用方法を紹介します。

結果をグラフで提示する方法、カテゴリデータや連続データの効果の大きさを見積もる手法から結果を報告するやり方まで幅広くカバーします。

■メタアナリシス概論

■SASを用いたアナリシス

・メタアナリシスのためのデータ作成から本セミナーで利用するプロシジャの確認
（SORT, PRINT, MEANS, UNIVARIATE, GLM, FORMAT, TIMEPLOT, SHEWHART）

■メタアナリシスの結果の図示

・ドットプロット，ファンネルプロット，正規確率プロット，幹葉図，箱ひげ図

■カテゴリデータの効果推定値を併合する

■連続量データの効果推定値を併合する

■メタアナリシスで集団平均や集団相関係数を推定する

■集団平均や集団相関係数の併合

■固定効果モデルの利用

■変量効果モデルの利用

■相関のある効果の推定値を併合する

■メタアナリシスの結果の報告

※ 内容は予告なく変更する場合があります。

本コースは、下記英語版の書籍を使用し、日本語で説明を行います。なお、補助資料等はございません。
テキストは当日弊社受付にてお渡しいたします。
『Integrating Results through Meta-Analytic Review Using SAS® Software』

慶應義塾大学医学部　専任講師　竹内文乃 氏