Service Pack 2および3を含むSAS 9.1.3 Foundationのためのサードパーティソフトウェア

Java Runtime Environments(JRE)

以下のバージョンのJava Runtime Environment(JRE)が、SAS FoundationおよびSASクライアントアプリケーションとともに使用することを推奨されています。 アプリケーションサーバーおよびサーブレットエンジンは、完全なJava Software Development Kit(JDK)を必要とします。 次のセクションにある、サポートされているアプリケーションサーバーによって必要となるJava Development Kitsのリストを参照してください。 JREは、Third Party ComponentsVolume 1および Volume 2のCDで提供されます。 これらのJREは、以下の表に記載されているようにベンダーから直接ダウンロードすることもできます。

JREがSASメディアからWindowsプラットフォーム上にインストールされた場合、Windowsの[プログラムの追加と削除]ダイアログに次のように表示されます。

SAS Private JRE (J2SE(tm)Java Runtime Environment 1.4.1)

これらのJREは、Sun Microsystems(サン・マイクロシステムズ)社、IBM社、またHP社から提供されます。 これらはベンダーのWebサイトからダウンロードできるバージョンと同等ですが、システム上にインストールされているSASプロダクトが使用する専用のものとして構成されます。

プラットフォーム バージョン リンク 注意
HP Tru64 UNIX 1.4.1-1   ベンダーのWebサイトにはありません。 Third-Party CDにあります。
OpenVMS Alpha 1.4.1-1   ベンダーのWebサイトにはありません。 Third-Party CDにあります。
HP-UX 1.4.1.02 ダウンロード 登録が必要です。
HP-UX(Itanium) 1.4.1.01 ダウンロード 登録が必要です。
z/OS 1.4.2 ダウンロード 登録が必要です。 JREはありません。SDK V1.4をインストールしてください。
AIX 1.4.0   このJREは、ベンダーのWebサイトで入手できません。 このJREは、Base SAS®とともにインストールされるもので、Third Party CDにあります。 これは、AIX上で実行しているSAS® Foundationサーバーでサポートされるバージョンです。
1.4.1 ダウンロード

AIX上のSAS®管理コンソール、SAS® Enterprise MinerおよびSAS® Merchandise Intelligence Serverでは、IBMの1.4.1 32-bit JREが必要です。 より詳細な情報は、SAS Note SN-012999(英語)を参照してください。

Solaris 1.4.1 JRE(32-bit)の
ダウンロード

JRE(64-bit)の
ダウンロード

Solaris版64-bit JREのインストールは、はじめに32-bit JREのインストールを必要とします。

より詳細な情報は、Sun社の installation instructions を参照してください。

Windows
(32-bit)
1.4.1 ダウンロード  
Windows
(64-bit Itanium)
1.4.2 ダウンロード 完全なJava Software Development Kitが必要です。 Runtime Environment単体では利用できません。
Linux 1.4.1 ダウンロード  
Linux
(64-bit Itanium )
1.4.2_04 ダウンロード 64-bit Linuxは、SAS 9.1.3 SP1以降でサポートされています。

Java Software Development Kits(JDK)

下記の表は、サポートされているアプリケーションサーバーとz/OSのためのJava Software Development Kit(JDK)の必要条件を特定するものです。 アプリケーションサーバーとサーブレットエンジンは、完全なJDKを使用する必要があります。 WebSphere Application ServerのためのJDKをダウンロードする必要はありません。 WebSphere Application Serverは、WebSphereによって自動的にインストールされ使用される、特定のバージョンのIBM JDKが組み込まれた状態で提供されます。 z/OSの場合、Java Runtime Environment単体では提供されていないため、 SAS® FoundationとともにJDKを使う必要があります。 SAS® Javaクライアントおよび、SAS Foundationがサポートしている他のプラットフォームでは、上記の表で推奨されているJREを使用します。

プラットフォーム バージョン リンク 注意
Windows
(32-bit)
1.4.2_05 ダウンロード

J2SE SDKをダウンロードするには、SDKの列にあるダウンロードのリンクをクリックしてください。

ライセンス使用許諾書に目を通した後、「Windows Platform」という見出しの下にあるインストーラを1つ選びます。

Windows Offline Installationを選んだ場合、必ずインストーラを実行してください。

Solaris 1.4.2_05 ダウンロード J2SE SDKをダウンロードするには、SDKの列にあるダウンロードのリンクをクリックしてください。

SASによってサポートされているアプリケーションサーバーは、32-bit SDKが必要です。

ライセンス使用許諾書に目を通した後、「Solaris SPARC Platform」という見出しの下にある32-bit SDKインストーラを1つ選びます。

AIX 1.4.2.0
32-bit
(別名 1.4.2 GA)
ダウンロード 登録が必要です。

Java Version 1.4.2.0 32-bit(version code ca1420-20040626)をインストールします。 基本SDKのインストールと必要な全てのPTFに関する詳細情報に関しては、IBMから提供されているFAQを十分確認してください。

HP-UX(Itanium) 1.4.2.03 ダウンロード 登録が必要です。
z/OS 1.4.2 ダウンロード 登録が必要です。 z/OS版SDK( V1.4)をインストールします。

アプリケーションサーバー

プロダクト プラットフォーム バージョン リンク 注意
Apache Tomcat Solaris、
Windows、
AIX、
HP-UX(Itanium)
4.1.18 ダウンロード Tomcat-4.1.18_LE-jdk14のバイナリファイルを提供されているいずれかの形式(zip、tar、exe)でダウンロードします。
Apache Tomcat Hot Fix Solaris、
Windows、
AIX、
HP-UX(Itanium)
- ダウンロード SASから提供されている、Tomcat 4.1.18のHot Fixをダウンロードします。
BEA WebLogic Server Windows、
AIX、
Solaris、
HP-UX(Itanium)
8.1 (SP3) Oracle社に
連絡して
ください。

下記のOracle社のパッチは、WebLogicのバグもしくはセキュリティの報告に対処するものです。 バグフィックスパッチは、SASアプリケーションを適切に実行するためにも必要です。

  • CR208931(CR208931_810sp3.jar)

Security Patch は、使用しているWebLogicのインストールのセキュリティの脆弱性に対処します。

CR番号をOracle社のサポートに連絡し、リストにあるパッチとインストール手順を入手してください。

SAS 9.1.3 SP2およびSP3とWebLogicの使用に関するガイドラインは、BEA WebLogic ServerのインストールとWebアプリケーションの配置を参照してください。

BEA WebLogic Server サポートされているBEA WebLogic Serverプラットフォーム 8.1 SP3 Upgrade Installer Oracle社に
連絡して
ください。

下記のOracle社のパッチは、WebLogicのバグもしくはセキュリティの報告に対処するものです。 バグフィックスパッチは、SASアプリケーションを適切に実行するためにも必要です。

  • CR208931(CR208931_810sp3.jar)

Security Patch は、使用しているWebLogicのインストールのセキュリティの脆弱性に対処します。

CR番号をOracle社のサポートに連絡し、リストにあるパッチとインストール手順を入手してください。

SAS 9.1.3 SP2およびSP3とWebLogicの使用に関するガイドラインは、BEA WebLogic ServerのインストールとWebアプリケーションの配置を参照してください。

WebSphere Windows、
AIX、
Solaris(SAS 9.1.3 SP3およびSP4のみ)
5.1.1.2 IBM社に
連絡して
ください。
IBM社の担当者に連絡するには、WebSphere Software Linkへ進み、ページの左側にある「How To Buy」をクリックし、WebSphere バージョン5.1を注文するための番号に電話をかけます。

WebSphereは専用のJDKとセットになっており、他のJDKと取り替えることはできません。

現在、SASでは、5.1.12でサポートされたバージョンとするため、以下のサービスを適用したWebSphere Application Server 5.1をサポートしています。

  • WebSphere Application Server Version 5.1 Fix Pack 1 (Version 5.1.1)
  • WebSphere Application Server Version 5.1.1 Cumulative Fix 2

IBM社からこれらの必要な製品を入手するには、こちらの手順を確認し、それに従ってください。

SAS 9.1.3 SP2、SP3およびSP4とWebSphereの使用に関する詳細な情報は、IBM WebSphere Application ServerのインストールとWebアプリケーションの配置を参照してください。

WebLogic Server 8.1 SP3のためのセキュリティパッチ

次のセキュリティ報告は、過去にBEA社(現在はOracle社傘下)から発表されたものです。 セキュリティパッチ(CR番号で識別されます)は、セキュリティの脆弱性に対処するもので、WebLogic Server 8.1 SP3に適用することができます。 最新のサービスパックへのアップグレードは、SASではサポートされていません。

それぞれのログを開いて次の文を検索することにより、管理サーバーもしくは管理対象サーバーに既にインストールされているパッチを確認することができます: 「WebLogic Temporary Patch」 サーバーの起動の一部として、サーバーログにインストールされているパッチを表示します。 次の管理サーバーログの抜粋は、CR122962およびCR13541のパッチがインストールされていることを示しています。 管理サーバーと管理対象サーバーが同じパッチレベルであることを推奨します。
WebLogic Temporary Patch for CR122962 12/19/2005 14:12:24
WebLogic Temporary Patch for CR132541 10/27/2004 11:38:36

いくつかのセキュリティ報告では、同じパッチを示していますが、そのパッチを2回適用する必要はありません。 リストにある他のものと競合するパッチは、「コンビネーションパッチ」として扱われており、このことは、以下に注意書きがあります。

CR番号をOracle社のサポートに連絡し、リストにあるパッチとインストール手順を入手してください。

追加のセキュリティ報告は、Oracle社から提供されます。 上記にないセキュリティ報告については、関連するパッチのインストールはサポートされていますが、必要ではありません。 最新のサービスパックへのアップグレードはサポートされていません。 使用している環境に適した追加パッチがあるかどうかを判断するため、BEA Security Advisories Archive(Oracle社サイト)およびOracle社の最新のセキュリティパッチに関するページを確認することを推奨します。

WebSphere 5.1 の修正

現在、SASでは以下の修正を適用したWebSphere Application Server 5.1をサポートしています。

(1) WebSphere Application Server Version 5.1 Fix Pack 1

(2) WebSphere Application Server Version 5.1.1 Cumulative Fix 2

これら2つの別々のフィックスパックは、WebSphere Application Server 5.1にインストールする必要があります。

まず、WebSphere Application Server Version 5.1 Fix Pack 1を適用し、サーバーを5.1から5.1.1のレベルにします。 このサイトでは、基本(Base)製品とND(Network Deployment)製品のために別々のフィックスパックが用意されていることに注意してください。 そのため、NDを持っている場合は、そちらにも専用のフィックスパックをインストールする必要があります。

次に、5.1.1 Cumulative Fix 2を適用し、サーバーを5.1.1から5.1.12のレベルにします。 5.1.1.2の累積的な修正は、IBMサポートのFTPサイトから直接入手する必要があります。 Cumulative Fix 2 for WebSphere Application Server Version 5.1.1のReadme.を読んでください。 どんなファイルをダウンロードし、累積的な修正をどのようにインストールするかを知ることができます。 累積的な修正を入手するには、5.1.1 Cumulative Fix 2 FTPサイトへ行き、使用するプラットフォームに適したファイルをダウンロードします。 5.1.1から、基本(Base)とND(Network Development)製品のために別々の累積的な修正が用意されており、もし、NDを持っている場合は、そちらにも専用の累積的な修正をインストールする必要があります。

これらのURLからは、使用している特定のプラットフォームのためのパッケージだけダウンロードすることができることに留意してください。 UpdateInstallerはパッケージに含まれているため、UpdateInstallerを別々にダウンロードする必要はまったくありません。 上記URLにあるフィックスパックのインストール手順に関するReadmeファイルを読んでください。 updateWizardプログラムを実行する前に、使用している環境のJAVA_HOMEをWAS_HOME/javaディレクトリに設定します。

Webブラウザ

SAS Business Intelligence Platformおよびそこに構築される全てのソリューションは、Microsoft Internet Explorer 5.5以上のみをサポートしています。

SAS® 9.1 Foundationは、以下のリストにあるWebブラウザを使ってテストされました。 より新しいバージョンを使用することも可能ですが、互換性の問題がある可能性があります。

UNIXおよびVMSプラットフォームについては、SAS® 9.1 Foundationはヘルプおよびオンラインドキュメントの表示とODS HTML出力の参照でMozillaベースのブラウザをサポートするように開発されています。 SASは、オペレーティングシステムのベンダーから提供されているNetscapeもしくはMozillaのブラウザを使用することを推奨しています。

Windowsプラットフォームでは、SAS® 9.1 FoundationはMicrosoft Internet Explorerをwbrowseコマンドで使用し、また、Microsoft Internet Explorerもしくは、組み込まれているブラウザをODS出力の表示に使用できます。

Webブラウザ プラットフォーム バージョン リンク 注意
Netscape HP Tru64 UNIX 6.2.3 ダウンロード  
Mozilla OpenVMS Alpha 1.3 Mozillaから
ダウンロード
Version 1.3はHP社のWebサイトではもう提供されていませんが、Mozillaからはまだ入手可能です。 HP社の推奨するブラウザについては、HP Browsersを参照してください。
Mozilla HP-UX 1.4 ダウンロード HP社は、Mozillaが現在HP-UXでサポートされているWebブラウザであると記載しています。 詳細情報は、HP Recommendationsを参照してください。
Netscape HP-UX(Itanium) 7.0 ダウンロード Netscape 7.0はHP社のWebサイトではもう提供されていません。 代わりに、HP社はMozillaの使用を推奨しており、HP社のWebサイト「Mozilla Web browsers for HP-UX」からダウンロードできます。
Netscape Linux 6.2.3 ダウンロード Netscape 6.2.3.は、NetscapeのWebサイトのアーカイブ部分( Netscape's Archive Webサイト)に移されました。
Netscape AIX 7.0 ダウンロード Netscape 7.0はIBM社のWebサイトではもう提供されていません。 代わりに、IBM社はMozillaの使用を推奨しており、 IBMのWeb browsers for AIX"Webサイトからダウンロードできます。
Netscape Solaris 6.2.3 ダウンロード Netscape 6.2.3はSun社のWebサイトではもう提供されていません。 代わりに、Sun社はMozillaの使用を推奨しており、左側のリンクからダウンロード可能です。
Internet Explorer Windows 2000 SP2 5.01 SP2 (5.00.3315.1000) ダウンロード  
Internet Explorer Windows 2000 SP3 5.01 SP3 (5.00.3502.1000) ダウンロード  
Internet Explorer Windows XP 6 (6.00.2600.0000) ダウンロード  
Internet Explorer Windows XP SP1 6 SP1 (6.00.2800.1106) ダウンロード  
Internet Explorer Windows XP SP2 6 (6.0.2900.2180) ダウンロード Internet Explorer 7のサポートに関する詳細は、SAS Note 18994を参照してください。
Internet Explorer Windows Server 2003 (32-bitもしくは64-bit Itanium)
Windows XP (64-Bit Itanium)
6 (6.00.3790.0000) ダウンロード  

Web(HTTP)サーバー

Web(HTTP)サーバーは、しばしばロードバランシングやSAS WebアプリケーションをホストするWebアプリケーションサーバーに対するファイアウォールの構成をサポートするプロキシーサーバーとして利用するために設定されます。 また、HTTP Serverは、Java Webアプリケーションに関連する静的コンテンツを扱うために使用することができます。 このような方法での使用をサポートしているHTTPサーバーのリストは、選択したWebアプリケーションサーバーのベンダーが用意している、設定必要条件を参照してください。

SAS® Data Surveyor for Clickstream Data Mid-Tier は、Apache HTTP Serverのインストールが必要です。 SAS Data Surveyor for Clickstream Data Mid-tierと一緒に使用するApache HTTP Serverの必要条件は、インストールセンターにあります。

WebDAV サーバー

SAS®プロダクト/ソリューションとWebDAVサポートに関する特定の情報に関しては、インストールしているSAS®プロダクトもしくはソリューションのインストール手順を確認してください。

プロダクト プラットフォーム バージョン リンク 注意
Xythos WebFile Server Windows、
Solaris、
AIX、
Linux、
HP-UX(Itanium)
4.0.48.15 SAS®インストールキットの[Third Party Media Division]のXythos WebFle Server CDで利用できます。 Xythos WFSは、システムの設定情報とメタデータを保持するため、また、任意でコンテンツファイルシステムとして動作するためにデータベースエンジンが必要です。 WFSは、様々なデータベースをサポートするために独立したデータベースモジュールを利用します。 WFSは、DB2 version 8.0以降、MS SQL Server 2000以降、Oracle 8.1.6以降、PostgreSQL 7.2.1以降をサポートするモジュールとともに出荷されています。 データベースに関するより詳細な情報を得るには、以下のなかから使用しているデータベースをクリックしてください。 Databaseサーバーの一部として、WFSはJDBCドライバーのインストールを必要とします。 全てのJDBCドライバーはJDBCのJava 1.2バージョンをサポートする必要があります。 JDBCドライバーに関するより詳細な情報を得るには、以下のなかから使用しているデータベースをクリックしてください。
Apache HTTP Server Windows 2.0.45以降 ダウンロード ダウンロードするため、バージョン2.0.45用のWindows Installerファイル(MSIもしくはEXE)の1つをクリックしてください。
Apache HTTP Server UNIX 2.0.45以降 ダウンロード ダウンロードするため、バージョン2.0.45用UNIXソースtarファイルの1つをクリックしてください。 mod_davサポートでApacheバイナリを作成するため、tarファイルの中の手順に従ってください。

Xythos WFS Database必要条件

Xythos WFS JDBC Driver必要条件