システム必要条件
SAS® Marketing Optimization 6.3(非分散モード:Non-distributed Mode)

概要

SAS Marketing Optimization 6.3(非分散モード:Non-distributed Mode)には、非分散バージョンのVisual Analytics Administration and Reporting (略称VAAR。単一筐体または、SMP環境。)が含まれます。 VAARは、CI StudioのユーザーインターフェイスでReporting Workspaceを利用可能にするために必要です。 VAARがインストールされていない場合、Reporting Workspaceは、利用できません。 詳細は、配置手順をご確認ください。

このバージョンのVAARは、LinuxとWindows x64オペレーティングシステム上でのみサポートされており、SAS Marketing Optimizationとは別の環境にインストールする必要があります。 詳細は、Visual Analytics 6.4のシステム必要条件をご確認ください。

注意: 分散バージョンのVAAR が必要な場合は、SAS Marketing Optimization (分散バージョン:Distributed Version)のソフトウェアパッケージを選択してください。 独立した製品である、SAS High-Peformance Marketing Optimizationと混同しないようにしてください。

サーバー層

SAS Marketing Optimization Server

使用する環境を選択してください。

SAS Marketing Optimization Serverには、Advanced Computing LibraryとSAS Metadata Bridge(種類は選択)が含まれます。

SAS Marketing Optimization Server には、1種類の標準SAS/ACCESSエンジン(種類は選択。ユーザーのトランザクションデータで使用)と、SAS/ACCESSエンジン(次のリストから種類を選択)も含まれます。

  • SAS/ACCESS Interface to DB2
  • SAS/ACCESS Interface to Netezza
  • SAS/ACCESS Interface to OLE DB
  • SAS/ACCESS Interface to Oracle
  • SAS/ACCESS Interface to Teradata

Platform Suite for SASは、オーダー可能なアドオンプロダクトとして利用できます。 必須プロダクトではありませんが、ジョブスケジューリングが必要な場合は推奨します。

SAS Visual Analytics Administration and Reporting Server(非分散モード:Non-distributed Mode)

使用する環境を選択してください。

SAS Visual Analytics Administration and Reporting Server (非分散モード:Non-distributed Mode)には、1種類の標準SAS/ACCESSエンジン(種類は選択。ただし、SAS Marketing Optimization Serverと同じものであることが必須)と、SAS LASR Analytic Server(非分散モード:Non-distributed Mode)が含まれます。

SAS Metadata Server

使用する環境を選択してください。
SASは、SAS Metadata Serverを64-bit版のホストシステム上に配置することを推奨します。 SAS Metadata Serverは、マルチスレッドおよびマルチコアサーバーハードウェア(通常クアッドコア以上のマシン)の使用を推奨します。 チューニング、管理、診断の簡略化のためにSAS Metadata Server専用マシンとすることを推奨しますが、必須ではありません。 サーバークラスシステムのディスクI/Oパフォーマンスが十分である必要があります。 メモリの必要条件は、使用するプロダクトの組み合わせにかなり依存します。しかしながら、8GBのRAMがあれば大抵の大規模配置にも対応可能です。 4GBのRAMでほとんどの配置に対応できます。より少ないメモリで賄えるような特定の配置が確認されない限り、この4GBという値が最低限必要なメモリ容量だと考えることができます。

ミドル層

SAS Marketing Optimization Mid-Tiers

使用する環境を選択してください。

SAS Visual Analytics Administration and Reporting Mid-Tier (非分散モード:Non-distributed Mode)

使用する環境を選択してください。

ミドル層のサポートしているJava Application Server

関連するJava Software Developer Kit(JDK)および最新情報と、固有の設定手順については、下記のサードパーティソフトウェアの必要条件のWebサイトを参照してください。
http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/v94/jdks.html

プロダクト必要条件

SAS® 9.4 Intelligence Platformのミドル層には、SAS Web Application Serverと、HTTPサーバーとして使用するSAS Web Serverが含まれています。 詳細は、http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/v94/appservers/index.htmlを参照してください。

SAS Web Application Serverは、エンタープライズクラスでSAS Webアプリケーションを実行する機能を提供する、ライトウェイトサーバーです。 詳細は、http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/v94/appservers/index.htmlを参照してください。


クライアント層

SAS Marketing Optimization Clients

使用する環境を選択してください。

Webブラウザ

SAS Customer Intelligence Studio(SAS Marketing Optimizationが含まれる)は、サポートしているWebブラウザ経由でアクセスされます。 サポートしているブラウザには、Chrome、Firefox、Internet Explorerが含まれます。 http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/v94/othersw.html.

SAS Webアプリケーションの中には、対話的な機能を提供するためにAdobe Flash Playerを使用するものがあります。 Flash Playerのサポートについては、http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/v94/browsers.html#flashをご参照ください。

プレゼンテーション仮想化環境(Presentation Virtualization Environments)

SAS Marketing Optimizationを含むクライアントのプレゼンテーション仮想化環境(たとえば、Citrix)のサポートについては、SASのコーポレートサポートポリシーに従います。詳細は、http://support.sas.com/techsup/pcn/virtualization.html(英語)をご確認ください。


必要なハードウェア

ミドル層マシン: 最低限必要なものとして推奨しているハードウェア

メモリ

SAS Marketing Optimization ミドル層の最低限必要なディスク容量は、8GBです。

より良いパフォーマンスのためのメモリの必要条件は、環境によって異なります。SAS Enterprise Excellence Centerの担当者との相談に基づいて判断することを推奨します。

ディスク容量

  • SAS Marketing Optimization ApplicationServer: 300MB(現在の環境上)
  • SAS Marketing Optimization Web Components: 300MB(現在の環境上)
  • SAS Customer Intelligence Reporting: 250MB(現在の環境上)

これは、SAS Marketing Optimization Serverセットアップディレクトリで必要なディスク容量です。 キャンペーンやレポートなどの新しいコンテンツのために追加のディスク容量が必要になることがあります。

クライアントアプリケーションマシン: 最低限必要なものとして推奨しているハードウェア

  • 最新のIntelもしくは、AMDプロセッサ:2.33GHz以上で実行されるもの
  • メモリ:
    • 3 GB(最小)
    • 128 MBのグラフィカルメモリ
  • SAS Marketing Optimizationで必要なディスク容量: SAS Customer Intelligence Studioのために既存の環境に350 MB以上の空き容量が必要です。

プロダクト要件

必要なデータベース

SAS Marketing Optimization 6.3は、SAS/ACCESSを使用してさまざまなデータベースに接続可能です。 次のリストには、SAS Marketing Optimization 6.3が対応しているデータベースのバージョンを記載します。

  • IBM DB2/UDB Version 10.1 および10.5
  • IBM Netezza Version 6.0、6.1、 7.0
  • Microsoft SQL Server Version 2008、2008 R2、および2012 Enterprise Edition
    • SAS/ACCESS to OLE DB:Windows上でのみサポート
    • SAS/ACCESS to ODBC:Windows上でのみサポート
    • SAS/ACCESS to SQL Server(UNIX上):AIX、 Linux、および Solaris上でのみサポート
  • Microsoft SQL Server Version 2008、2008 R2 および、 2012 Standard Edition (1000万件以下のカスタマーレコード)
    • SAS/ACCESS to OLE DB:Windows上でのみサポート
    • SAS/ACCESS to ODBC:Windows上でのみサポート
  • Oracle 11g、11.2、12.1
  • SAS Datasets Version 9.4

注意: SASデータセットにおけるCI Common Reporting Data Modelの使用および、500万件以下の顧客のレコードをサポートしていません。

  • Teradata Version 12.0、13.0、13.1、 14.0 および14.1

注意: 複数のデータベースの混在は、パフォーマンスが許容レベルに達しないことがあるため推奨していません。


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日本語版更新日:2014/05/16  英語版更新日:2014/05/01
リリース:9.4 (TS1M1), Rev.940_14w19
Pub Code:67668
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