SAS Forum ユーザー会 学術総会 2006 発表論文一覧
<ポスターセッション> 

2006年度の学術総会にて、ポスターセッションで発表された論文一覧(タイトル/発表者/概要)です。
タイムテーブルについてはこちらをご参照ください。

一部の論文については、こちらのページから補足資料をダウンロードできます。

なお、これらの論文を収載した論文集を販売しておりますので、詳しくは弊社マニュアル販売係までお問い合わせください。

システム | 医薬品開発 | 統計解析 | 調査・マーケティング | グラフィック

◆ システム

「DDEを利用したExcelへの出力」
発表者: 株式会社インクリース研究所 臨床統計部 中村竜児

Microsoft Excel上で自由にデザインした帳票上にデータを流しこむプログラム。去年からの機能追加版。

「CRONTABとSASAUTOSを活用した、データ数表WEBページ作成システムの構築について」
発表者: 三井住友カード株式会社 CS推進部 小西利雄

分析用のSASサーバーは分析担当者の勤務が集中する時間帯にあわせて設備を必要とするが、夜間、休日は休止状態になる。これをcrontab、オートマクロ、バッチ処理を組合わせて、定例自動処理で活用する。

◆ 医薬品開発

「JMPユーザーによる臨床試験データの解析体制と事例報告」
発表者: 興和株式会社 臨床解析部 田口奈緒子
共同発表者:  興和株式会社 市販後調査部 川北耕司、山田英樹
                     興和株式会社 臨床解析部 菅波秀規

弊社では臨床試験における探索的な解析の一部をJMPで行っている。本稿では、緑内障視野試験において、JMPによる解析の体制と我々解析担当者のサポート中に、エラーが発見された事例を紹介する。

「ActiveX Device Driverを用いたHTML形式の臨床検査値レビュー用推移図の紹介」
発表者: 住商情報システム株式会社 ERPソリューション事業部 統計解析ソリューション部 橋詰公一

CDISCのSDTMのVer 3.1.1のLBドメインSASデータを基にSASのODS機能を用いて作成したHTML形式(デバイス:ActiveX)の臨床検査値レビュー用推移図の紹介。

「生物学的同等性試験における例数設計の比較」
発表者: 株式会社アームシステックス 医薬情報部 柳澤健太郎
共同発表者:  株式会社アームシステックス 医薬情報部 山本典子
                     クリニック千駄ヶ谷 矢船明史
                     東京理科大学 工学部 経営工学科 浜田知久馬

生物学的同等性試験システム:BESTSの既存の例数設計機能(Chow and Liu (2000))を、POWERプロシージャを用いた例数設計機能に置き換えた。両者の結果の違いと性能差について検討した。

「SAS Drug Developmentを用いた非臨床統計解析システム
REDPOSTの新規手法紹介」
発表者: 三共株式会社 臨床解析部 統計解析グループ 大和田章一
共同発表者: 三共株式会社 臨床解析部 統計解析グループ 山之内直樹、上森光才

SDDにGUIを搭載したREDPOSTシステムの追加手法(薬物動態・製剤・分析など)とその機能を紹介する。また、1年間の運用状況も報告する。

◆ 統計解析

「2重対数プロットに基づいた比例ハザード性の検証方法の提案」  ※ Student Session
発表者: 東京理科大学大学院 工学研究科 経営工学専攻 横山雄一
共同発表者: 東京理科大学大学院 工学研究科 大内喜海、浜田知久馬

2重対数プロットに基づいて比例ハザード性を定量的に検証する方法を提案し、事例に適応する。また、提案法の汎用的なプログラムを示す。

「抗がん剤の第II相臨床試験における早期終了を考慮した
  試験デザインのプログラム作成」
  ※ Student Session
発表者: 東京理科大学大学院 工学研究科 経営工学専攻 中島章博
共同発表者:  ブリストル・マイヤーズ株式会社 豊泉滋之
                     東京大学大学院 情報理工学系研究科 数理情報学専攻 渡辺唯一
                     東京理科大学 工学研究科 浜田知久馬

抗がん剤の第II相試験で用いられる2段階デザインで早期有効終了も考慮できるようにSimon法を拡張したSASプログラムを作成した。

「計数時系列データの推定について」
発表者: 東京理科大学 緑川修一
共同発表者: 東京理科大学 高井まもる、石田良介、宮岡悦良

Count time series dataに対して、一般化線形モデルを拡張したモデルを当てはめ、最大部分尤度推定量の性質をGENMODプロシジャを用いたシミュレーションにより検証する。

「SAS/STAT GLMプロシジャの演習  −Excel表示応答分解−」
発表者: 柴山忠雄

標準的なエクセル作業面を300行づつの作業域に分割し、個別に入力、中間または出力の演算値行列を置き、計算手順をVBA表示で記述し、標題のプロシジャの応答分解手順を演算操作1段階ごとに追跡した。

◆ 調査・マーケティング

「献血協力者と非協力者の意識に関する研究」
発表者: 中部学院大学 人間福祉学部 健康福祉学科 田久浩志
共同発表者: 徳山大学 福祉情報学部 岩本晋

今後の少子化の影響を考慮して、献血に望む若年者の意識調査をJMPで行った。ネット上で1863人の調査をし具体的に献血をする者に性差が見られることを指摘し、今後の献血協力者増加のヒントを提案した。

◆ グラフィック

「JMPのグラフィック機能を利用したアンケート調査結果の空間的表現の可能性」
発表者: 兵庫県立大学 大学院 応用情報科学研究科 川向肇
共同発表者: 兵庫県立大学 大学院 応用情報科学研究科 有馬昌宏

公共施設の設置希望場所といった空間的データを質問紙法による住民意識調査で取得する方法と、その取得データをJMPの新バージョンの優れたグラフィック機能を用いて空間的に表現する方法について紹介する。

「BOXPLOTプロシジャの臨床データへの適用事例」
発表者: キリンビール株式会社 医薬カンパニー 開発本部 臨床データ統括部 長谷川要

計量データの分布を要約し、その分布の特徴を図示する方法として箱鬚図が用いられる。この発表では、箱鬚図作図用のBOXPLOTプロシジャの利用方法を紹介し、臨床試験データを用いた作図事例を紹介する。
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