「SAS Forum ユーザー会 学術総会 2006」

2006年度の「SAS Forum ユーザー会 学術総会 2006」は、下記の要領にて開催されました。

本年度も、多くのユーザーの皆さまにご発表およびご来場いただき、ありがとうございました。 今後とも、皆さまへの最新技術のご案内の場、そして親睦の場として活発な運営を続ける所存でおりますので、変わらぬご愛顧をお願い申し上げます。

SAS Forum ユーザー会 代表世話人/東京大学 医学系研究科教授
大橋 靖雄
「SAS Forum ユーザー会 学術総会 2006」チェアマン/持田製薬株式会社
舟喜 光一


「SAS Forum ユーザー会 学術総会 2006」開催概要

日程 2006年7月27日(木)〜28日(金)  → タイムテーブル
会場 東京コンファレンスセンター 品川
論文集 2006年度版を含む過去の論文集を販売しています。
詳細はマニュアル販売係までお問い合わせください。

東京コンファレンスセンター品川

〒108-0075
東京都港区港南 1-9-36 アレア品川
JR品川駅港南口(東口)より徒歩2分
詳細はこちらをご覧ください
東京コンファレンスセンター品川



論文発表

2006年度の発表論文の概要については、下記をご参照ください。



プレナリーセッション

毎年恒例となったプレナリーセッションでは、過去1年間のワーキンググループ活動報告など、SAS Forumユーザー会からのお知らせ、および優秀論文賞の発表と表彰が行われました。
また2006年は、国際医療福祉大学 大学院長 開原成允様より、下記のご講演をいただきました。

「なぜ日本にデータベースが育たないのか」
国際医療福祉大学  大学院長  開原成允
数年前までは、全国規模の医療データを集積して解析することなどは、日本では夢物語であった。
しかし、2006年4月の医療制度改革によって、診療報酬請求のオンライン化が義務付けられることになった。オンライン化が可能になるためには、データが標準化され電子化されている必要があり、オンライン化が完成した時には電子化された全国の診療報酬データが存在するようになる。一方で、健康保険組合は、検診データの集積の拠点となることが要請されている。これもまた診療情報の標準化なしにはできない。以上の状況が、日本の医療に真に役立つ「標準化」と「データベース」を実現するかは未知数である。そのための課題は何かを過去から未来にわたって分析してみたい。


SASプレゼンテーション

SASやJMPからの新しいトピックをご紹介するSASプレゼンテーション。
本年は下記の内容で開催いたしました。

「SASの教育・大学パートナーシッププログラムと事例の紹介」
SAS Institute Japan株式会社 アカデミックチーム
  • 大学と企業を結び付けるパートナーシッププログラム
  • さらに使いやすくなったアカデミックライセンス
  • 新教育プログラムの概要とコースロードマップ
  • 成功事例(Oxford やHECのTCOプロジェクト、Student Ambassadorプログラム、Academic Intelligence Award、Academic Conference など)

「SAS/STATの最新分析機能、PROC GLMSELECTとPROC QUANTREGの紹介」
SAS Institute Japan株式会社 技術本部 泉水克之
次期リリースSAS 9.2では分析機能の大幅な拡張が予定されているが、先行して既に公開されている評価版のGLMSELECTプロシジャとQUANTREGプロシジャに関する機能の概要を紹介する。

「PheedIt:SASによるデータエントリーツールのご紹介」
SAS Institute Japan株式会社 BISビジネス開発部 加藤賢之
SAS Internationalより今春リリースされたPheedItは、臨床試験データの入力を支援するツールです。
RDBを利用せずシンプルなシステム構成と、ブラウザのみで容易に全ての機能が利用できる環境によって、データのベリフィケーションなどDM業務の負荷軽減など、活用時のあらゆる利点をデモを交えながらご説明します。

「JMPで探索的にデータを分析する」
JMPジャパン事業部 竹中京子
JMPではデータを様々な角度から探索的に解析できる。今回はある健康調査のデータを使用し、適切な重回帰モデルを模索する例を紹介する。データをグラフ化して分析の前提や各変数の関係、変数変換などいろいろな観点からモデルを検討する。あてはめられたモデルの比較を行い最適なものを探し出す。


お問い合わせ

SAS Forum ユーザー会事務局
SAS Institute Japan株式会社内
東京都中央区勝どき1-13-1 イヌイビル・カチドキ
TEL : 03-3533-6936
FAX : 03-3533-3781
E-mail : jpnsaswg@sas.com


SAS Forum ユーザー会 世話人会

代表世話人 東京大学/大橋 靖雄
世話人 成蹊大学/岩崎 学
三菱東京UFJ銀行/小野 潔
兵庫県立大学/周防 節雄
ベルシステム24/西 次男
持田製薬/舟喜 光一
近畿大学/八木 章
三共/山之内 直樹
ユーザー会 Information
発表論文アブストラクト
タイムテーブル(PDF)
論文発表、その他のセッションのタイムテーブルです。
論文補足資料
お問い合わせ先
SAS Forum ユーザー会事務局
TEL:03-3533-6936
FAX:03-3533-3781
Mail:jpnsaswg@sas.com