SAS 9.4(TS1M0以降)でサポートしているJava



Java Runtime Environments(JRE)

SAS Foundation、SAS Middle Tierおよび、いくつかのSASクライアントアプリケーションの実行には、Java Runtime Environment(JRE)の使用が必須です。 SASは、標準配置プロセスの一部として SAS Private JRE を提供しています。 SASによってサポートされているSAS Private JREは、SASプロダクト専用のものとして提供されます。 SAS Private JREのサポートのガイドラインとしては、SASテクニカルサポート:サービスとポリシーについてのページをご確認ください。

SAS Note 56203に記載されているように、SASは、SAS Private JREに対する定期的なセキュリティ更新を提供しております。 SAS Private JREに対するセキュリティ更新は、通常、1年間で4回リリースします。 更新が利用可能になると、社内でテストを行い、お客様にご利用いただける更新されたファイルを公開します。 お客様は、ご利用のシステムのその他のソフトウェアを変更することなく、SAS Private JREを更新可能です。 こちらに関する追加情報は、 SAS Note 56203 をご確認ください。

2018年の第四四半期に一般的に利用可能になった、SAS 9.4の6番目のメンテナンスリリース(SAS 9.4M6)より、SAS Private JREは Java 8テクノロジーベースのものになっています。 M6以前のSAS 9.4のバージョンで使用するSAS Private JREは、Java 7ベースです。

SASは、お客様がSAS Private JREのどちらのバージョンのセキュリティ更新プログラムも引き続き入手できるようにいたします。 SASは技術プロバイダと協力して、Java 7とJava 8の両方に関連する潜在的なセキュリティ問題をモニターし、SAS Private JREの両方のバージョンに対するセキュリティ修正を提供します。

SAS 9.4のメンテナンスリリースには、プロダクトがビルドされた時点での最新のテスト実行済みバージョンのSAS Private JREが含まれます。 SASソフトウェアのメンテナンスアップデートを適用するお客様は、最新のセキュリティの修正を適用するためにSAS Private JREホットフィックスを取得して適用することもできます。

Java Development Kits (JDK)

JREをz/OSシステム上にインストールしている場合は、サポートしているJavaリリースの推奨情報をSAS Note 51195よりご確認ください。 z/OSシステム用のJREは、IBM社より直接取得していただく必要があります。