REGプロシジャで変数選択法を指定したときに、モデルに必ず含める変数を指定する方法

[OS]ALL
[リリース] ALL
[キーワード] LOGISTIC, PHREG, STEPDISC, GLMSELECT, INCLUDE=, variable selection

[質問]

REGプロシジャを用いて回帰分析をしています。
その際にSELECTION=STEPWISEを用いて変数選択を行っているのですが、モデルに必ず含めたい変数を指定するにはどのようにしたらよいのでしょうか?

[回答]

MODELステートメントにおいてINCLUDE=オプションを利用します。
指定した説明変数の先頭から、このオプションで指定した数値の数だけ変数を必ずモデルに含めます。
このオプションは、他の変数選択法(SELECTION=FORWARDなど)を用いた場合にも利用できます。
また、変数選択を実行できるLOGISTICプロシジャやPHREGプロシジャ、STEPDISCプロシジャ、およびGLMSELECTプロシジャにおいても使用可能です。

次にご紹介するサンプルプログラムでは、INCLUDE=2を指定しているので説明変数の最初の2つ、すなわちx1とx2をモデルに必ず含めて、変数増減法による変数選択を行っています。

  /* サンプルプログラム */
   proc reg data=test;
     model y=x1 x2 z1-z10 / selection=stepwise include=2;
   run;