ブートストラップ,クロスバリデーション,ジャックナイフ法について

[OS]ALL
[リリース] 6.07, 6.08, 6.09, 6.10, 6.11, 6.12
[キーワード] bootstrap,cross-validation,jacknife,ブートストラップ,クロスバリデーション,交差確証法,ジャックナイフ,DISCRIM,LOGISTIC,PLS,%JACK,%BOOT

[質問]

SASにおいて、ブートストラップ法,クロスバリデーション法(ジャックナイフ法)を実行することができますか?

[回答]

サンプルマクロ%JACKおよび%BOOTが用意されています。
下記のURLを参照して下さい。

http://support.sas.com/kb/24/982.html

上記のサンプルマクロでは、任意のプロシジャによって出力された推定値をもとに、ブートストラップ法やジャックナイフ法に基づいた信頼区間を幾つかの方法(例:パーセンタイル法)によって求めることができます。 なお、下記のプログラムでは単純無作為抽出しか実行できません。

なお、幾つかのプロシジャでは、クロスバリデーションやブートストラップ法を用いています。DISCRIMプロシジャのCROSSVALIDオプション、LOGISTICプロシジャのMODELステートメント/CTABLEオプションでは、誤判別率を求める時に、クロスバリデーションを近似した方法を採用しています。
また、PLSプロシジャのCV= オプションでは、PLS成分の次元を決める際にクロスバリデーション法やブートストラップ法を実行することができます。
MULTTESTプロシジャでは、コクランアーミテイジ検定やフィッシャーの正確検定などのp値を調整するために、ブートストラップ法を用いることができます。