SAS Enterprise Model Management は、分散および非分散(distributed and non-distributed)のSAS LASR Analytic Server配置で利用可能です。 このシステム必要条件は両方のLASR配置に対応しています。 特定のLASR配置に対応するコンポーネントに関しては、見出しにその旨を提示します。
重要:SAS Enterprise Model Managementで稼動するすべてのWindows 2008ベースのサーバーは、Service Pack1以上のインストールが必須です。これをインストールしないとSAS Deployment Wizardが正しく動作しません。
SAS Model Managerから、SAS Enterprise Model Managementへのアップグレードパスはありません。 SAS Model Managerをアップグレードするには、ご利用の配置にSAS Enterprise Minerを追加してください。
Base SASは、SAS Enterprise Model Managementで必須ですが、別途ライセンスされます。 SAS/STAT、SAS/IMLおよびSAS Enterprise Minerは、SAS Enterprise Model Managementで推奨されるプロダクトですが、こちらも別途ライセンスされます。
注: SAS Model Manager In-Database Scoring Scripts 14.2 は、ライセンスに含まれるオプションのプロダクトです。 これは、他の筐体にインストールすることができます。
SAS/IMLは、SAS Enterprise Model Managementで推奨されているプロダクトですが、含まれていません。
1種類の標準SAS/ACCESSエンジン(種類はOracleまたはPostgreSQLから選択)が含まれます。
追加のSAS/ACCESSエンジン(DB2、Greenplum、Hadoop、Netezza、Oracle、SAP HANAまたは、Teradataの中から選択)が推奨されていますが、パッケージには含まれていません。
メモリの必要条件は、使用するプロダクトの組み合わせにかなり依存します。しかしながら、8 GBのRAMがあれば大抵の大規模配置にも対応可能です。 ほとんどの配置において、4GBのRAMで対応できます。より少ないメモリで賄えるような特定の配置が確認されない限り、この4GBという値が最低限必要なメモリ容量だと考えることができます。
SAS Visual Analytics Administration and Reporting Serverには、1種類の標準SAS/ACCESSエンジン(種類は選択。トランザクショナルデータのために使用。)が含まれます。 これは、SAS Enterprise Model Managerで選択したエンジンと同一であることが必要です。、そうでない場合、別途ライセンスされる必要があります。
TeradataおよびGreenplumは、パラレルローディングを実現するために SAS Embedded Processを使用することが必須です。 Embedded Processを使用するには、対応するSAS/ACCESSインターフェイスエンジンをサーバー層上にインストールすることが必須です。
Base SAS、SAS/ACCESS、およびSAS Visual Analyticsは、コモディティハードウェア(symmetric)のヘッドノード上と、コモディティハードウェアノードとは別のハードウェア上(asymmetric)のいずれかにインストールすることができます。 このアーキテクチャは、x64 LinuxでLASR Gridが動作している一方で、SAS LASR Analytic Server (分散LASR:Distributed LASR)サーバー層のBase SAS コンポーネントのWindows x64オペレーティングシステムへのインストールを可能にします。
共同で使用できるHadoop File System (HDFS) (co-located HDFS)の使用はオプションですが、サポートされているHadoop環境とSAS Plug-ins for Hadoop(これはライセンスに含まれています)が必須です。 サポートされているHadoopディストリビューションに関する情報は、http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/v94/hadoop/hadoop-distributions.htmlを参照してください。 このプラグインは追加の設定が必要です。 より詳細な情報は、『SAS High-Performance Analytics Infrastructure 3.5: Installation and Configuration Guide』(英語)をhttp://support.sas.com/documentation/solutions/hpainfrastructure/のWebページよりご参照ください。
SASでは、SAS Metadata Server配置において次の事項を推奨しております。
サーバークラスシステムのディスクI/Oパフォーマンスが十分である必要があります。 メモリの必要条件は、使用するプロダクトの組み合わせにかなり依存します。しかしながら、8 GBのRAMがあれば大抵の大規模配置にも対応可能です。 ほとんどの配置において、4GBのRAMで対応できます。より少ないメモリで賄えるような特定の配置が確認されない限り、この4GBという値が最低限必要なメモリ容量だと考えることができます。
ほとんどの配置において、32GBのRAMがミドル層で最小限必要だと考えられます。
SASソリューションソフトウェアをインストールする際、SAS Deployment Managerが必要なWebアプリケーションサーバーとWebサーバーのインストールと設定を行います。
これらのサーバーをインストールするには、ミドル層でサポートしているオペレーティングシステムからいずれか1つを選択します。
注意: これらのサーバーをz/OSまたは、32-bit版 Windowsプラットフォームにインストールすることはできません。
注: Base SASはReport Registration Client で必須ですが、パッケージに含まれていません。
注意: 別の方法として、 Java Web Start をSAS Enterprise Miner アプリケーションにアクセスする際に使用することができます。 Java Web Startクライアント経由でSAS Enterprise Minerを起動するためには、Java Runtime Environment (JRE) 1.7 以降のクライアントマシンへのインストールが必須です。
SAS Visual Analytics Mobile Clients (SAS Mobile BI)は、App Storeからの無料ダウンロードにより、Apple iPadおよび、Androidタブレットで利用可能です。
SASがサポートしているWebブラウザのリストは、新しいソフトウェアがテストされ承認されたら更新されます。 最新の情報は、こちらのページ(http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/index.html)にて、Webブラウザとプラグインのリンクを選択してご確認ください。
SASソフトウェアは、特定のサードパーティソフトウェア(オープンソースソフトウェアのみに限定されません)を提供することがあります。これは、サードパーティソフトウェアライセンス契約に基づきライセンスされます。 SASソフトウェアと共に提供されるサードパーティソフトウェアのライセンス情報に関しては、http://support.sas.com/thirdpartylicenses(英語)をご参照ください。