SAS、対面イベントの安全な運営を会場最適化ソフトウェアでサポート

米国ウィスコンシン大学、SASを利用して卒業式の座席と出席者数を最適化

アナリティクスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、新型コロナウイルス感染防止に関する様々な規制がある中で、スタジアムやその他の会場において、どのような座席レイアウトが最善なのか、世界中の競技団体に助言してきました。SASの会場最適化ソフトウェアは、より多くのイベントを対面式に復活させようとする中、スタジアム、アリーナ、その他の会場で、出席者数を最適化し、より安全なファンイベントの運営をサポートしています。たとえば、米国ウィスコンシン大学マディソン校の体育学部では、アメリカン・フットボール・チームWisconsin Badgers (ウィスコンシン バジャーズ) のホーム・グラウンドであるキャンプランダルスタジアムで行われる卒業式で、ソーシャル・ディスタンスを維持した座席レイアウトをSAS® for venue optimizationを活用することで決定しました。

ウィスコンシン大学体育学部のエクスターナル・エンゲージメント・ディレクターであるダロン・ジョーンズ(Daron Jones)氏は、次のように述べています。「対面による卒業式の実施は、当大学にとって重要な節目となりました。卒業生や教員、運営スタッフの安全を確保しつつ、思い出に残る卒業式を開催するには、かなりの柔軟性と計画性が必要でした。SASは、会場の座席を最適化するためのパートナーとして最適でした。我々は各ステップでSASと協力しながらキャンプランダルスタジアムの特徴に合わせた総合的な配席最適化計画を作成し、短期間でプロジェクトを完了させることができました。」

SAS for venue optimizationは、モデルとデータ・ビジュアライゼーションを利用して、ユーザーが入力した一連の発券およびソーシャル・ディスタンスのパラメータや目標値に応じて理想的な座席レイアウトを提供します。ウィスコンシン大学では、学部生と大学院の学位取得者を分けて、関係者限定で2回の卒業式が行われました。キャンプランダルスタジアムのような大きな会場であっても、6フィート(約1.8メートル)のソーシャル・ディスタンスを考慮すると、卒業生の収容は簡単ではありません。
 

卒業する友人同士が一緒に座れるように

参加者は、スタジアムの下部ボウル・セクションとフィールド・レベル・セクションに配席されました。式の参加予定者には座席希望調査票を送付し、一緒に座りたいグループに可能な限り対応できるようにしました。SASの会場最適化モデルには、以下のような要素が含まれています。

  • 座席希望調査の結果(「1ポッド(4つ連続した座席のグループ)」あたり1人から最大4人の卒業生)
  • ポッド間に6フィート(約1.8メートル)のソーシャル・ディスタンス
  • 通路とセクションをより安全に行き来できるように、セクションあたりの通路席を4つにブロック化
  • ソーシャル・ディスタンスを維持した教員エスコートの配席

SASは体育学部と協力して、SAS Results(SASのアナリティクス専門家が具体的かつ限定的なビジネス課題に取り組む柔軟なモデル)を使って迅速に分析を行いました。卒業式当日のスタジアムの座席配置は、データ可視化によってウィスコンシン大学体育学部に示されました。イベント業務全般のために、体育学部は会場の最適化結果をチケッティング・システム(Paciolan)に簡単にアップロードして実行することができました。

SASのシニア・スポーツ・アナリティクス・アドバイザーであるダン・アックスマン(Dan Axman)は、次のように述べています。「SASは、世界中の高等教育機関やライブイベント会場が安全に再開できるよう支援できることに感謝しています。SASは、ウィスコンシン大学体育学部と連携することで、困難な問題を解決するためにデータ、高度な分析、最適化を利用することの重要性、そして何よりも卒業生が卒業式に直接参加する機会を提供することの重要性を示すことができました。」
 

コミュニティの再開に伴う安全基準の強化に対応する会場最適化

SAS for venue optimizationは、座席数や観客数のシミュレーションを迅速に行い、ファンの安全を確保しながら、チケットの売り上げ、収益、観客数を最大化することができます。

SASは米国ノースカロライナ州立大学と連携し、2020-21シーズンに向けて収容人数57,600人のカーター・フィンレース スタジアムの総入場者数、収益、収容率、固定席数などの目標値を指定したシナリオを実行しました。州立大学がチケット販売と最適な観客数を計画できるように、さまざまな仮説に基づく配席モデルがSAS for venue optimizationを使って実行されました。

最適化分析では、通路や列の広さ、座席やベンチのサイズ、一般席や芝生席のサイズ、座席価格などのデータが考慮されます。ユーザーは、座席グループ間の距離や、一緒に座れる人数の最大グループ・サイズを選択でき、それに応じて大きな違いが生じます。

SAS for venue optimizationは、通路の出入り口を開いたままにしたシナリオを実行できます。このシナリオでは、座席エリア内の他者のセーフティー・ゾーンを横切らずに自分の席につく、または離れることができます。シナリオの結果は、わかりやすいデータ・ビジュアライゼーションによって示されます。例えば、会場内の全席のチケット価格を入力することで、最大収益の最適化に基づく座席割り当ての計画を確認できます。

SASの最適化テクノロジーは、教室、講義ホール、公共交通機関の座席など、ソーシャル・ディスタンスが求められる多くのシナリオに適用できます。ソーシャル・ディスタンスを維持した施設最適化の詳細については、SASのスポーツ・アナリティクス・チームが用意したビデオ・チュートリアルをご覧ください。

*2021年7月14日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。
本原稿はSAS本社プレスリリースの原稿を抄訳したものです。本記事の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語を優先します。

SAS について

SASは、アナリティクスのリーディング・カンパニーです。SASは、革新的なソフトウェアとサービスを通じて、世界中の顧客に対し、データをインテリジェンスに変換するためのパワーとインスピレーションを届けています。SASは「The Power to Know®(知る力)」をお届けします。

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。Copyright©2020 SAS Institute Inc.無断複写・転載を禁じます。

本件に関するお問い合わせ先

  • SAS Institute Japan株式会社
    広報担当:山中
    TEL:03-6434-3700
    E-mail:jpnpress@sas.com

SAS社の会場最適化ソフトウェアは、ウィスコンシン州が社会的に離れた場所で行う卒業式の計画に役立ちました。

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