SASと『MITスローン・マネジメント・レビュー』による共同調査により、アナリティクスが企業の競争力向上とイノベーションに直結することが明らかに

~アドバンスド・アナリティクスが、データに裏付けられた意思決定を支援~ *2013年3月11日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。

ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)と、マサチューセッツ工科大学スローン・マネジメント・スクールが発行する『MITスローン・マネジメント・レビュー』誌が2012年末に実施した共同調査により、調査対象となったビジネスリーダーの67%が、アナリティクスによって自社の競争力が増したと回答したことが分かりました。2010年の調査では、同様に考える回答者はわずか37%でした。アナリティクスが競争上の優位に寄与していると考える企業は、過去2年間で80%増加しています。

調査レポート「From Value to Vision: Reimagining the Possible with Data Analytics」では、企業・組織によってアナリティクスの成熟度がいかに異なるかを浮き彫りにしています。調査対象となった2,500社中、「アナリティクスの活用に課題がある(analytically challenged)」と回答した企業は28%、「アナリティクスを活用している(analytics practitioners)」と回答した企業は60%、「アナリティクスで企業変革を推進している(analytical innovators)」と回答した企業は11%という結果になりました。

SASのチーフ・リサーチ・オフィサーであるパメラ・プレンティス(Pamela Prentice)は、「アナリティクスは単に洞察を導き、共有するだけのものではありません。企業がデータ主導型のイノベーションにより長期的な成功を収めるには、アナリティクスによるアプローチを継続的に見直し、洞察がイノベーションと競争優位につながるようにしなければなりません」と述べています。

「アナリティクスの活用に課題がある」と答えた回答者は、有用なデータが概して不足しており、データの連携にも課題がある傾向にあります。「アナリティクスを活用している」回答者は、自社の保有するデータを有用と認める一方で、実践しているアナリティクスが業務レベルにとどまっており、企業のアナリティクス基盤が分断されていることを課題に挙げています。

「アナリティクスで企業変革を推進している」回答者は、他の2つのグループと以下の点で大きく異なる特徴が見られました。

  • 新しい考え方、現状打破、イノベーションの推進に対してオープンである
  • アナリティクスを戦略的に用いる段階まで進んでいる
  • データを中核資産とみなし、競合他社よりもデータを活用している
  • 保有するデータの品質に自信を持っている

また、「アナリティクスで企業変革を推進している」回答者は、組織にアナリティクスが浸透してきたという微妙な変化を感じ取っており、データに基づいた提言や意思決定を行う人たちへのパワーシフトが進んでいると認識しています。このようなカルチャーの変化は、企業の成長に大きな影響をもたらす可能性があります。

MITスローン・マネジメント・レビューのエグゼクティブ・エディターであるDavid Kiron氏は、「パワーシフトが起きるときには、長年かけて蓄積された経験や直感が疑問視されることが多々あります。データを駆使し、アナリティクスに裏付けられた意思決定を行う方法を知っていることで、優位に立てる時代がやってきました」と述べています。

本調査では、「アナリティクスの活用に課題がある」と回答した企業に対し、以下のような対策を提言しています。

  • 企業全体で取り組む前に、小規模レベルから始める
  • 部門横断的に持続的な関係を築き、話し合いを促し、情報を共有することで連携を促進する
  • ROIや推奨されるアクションなどを含む、経営幹部とのコミュニケーション計画を策定し、トップからのサポートを得る

同レポートは、2,500名の経営幹部、マネージャー、アナリストを対象に実施した調査をもとに作成されています。回答者は121カ国、30業種以上にわたり、企業規模は売上高2.5億ドル未満から200億ドルまで多岐に渡っています。

SAS Institute Inc. について

SASは、アナリティクスのリーディング・カンパニーです。SASは、革新的なアナリティクス、ビジネス・インテリジェンス、ならびにデータ・マネジメントに関するソフトウェアとサービスを通じて、83,000以上の顧客サイトに、より正確で迅速な意思決定を行う支援をしています。1976年の設立以来、「The Power to Know®(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。

プレスリリースに関する
お問い合わせ

  • SAS Institute Japan株式会社
    広報担当:許、増田
    TEL:03-6434-3700
    E-mail:jpnpress@sas.com

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