ROOM D
8月6日(木)
15:15 - 15:45
【D-04】【プ】SASシステム

ODS POWERPOINTの活用: SASからMicrosoft PowerPointへのエクスポート


日本化薬株式会社
医薬事業本部 医薬開発本部 開発戦略部 医薬データセンター

吉田 早織

共同発表者:平井 隆幸
叶 健
魚住 龍史

SASとMicrosoft Officeを併用させることがよく行われている.例えば,DDE (Dynamic Data Exchange) の機能を用いて,SASとMicrosoft Excel間でデータのインポート及びエクスポートすることが挙げられる.また, Microsoft OfficeにSASの機能を追加するアドインである,SAS AMO (Add-in for Microsoft Office) も拡張されてきており, SASユーザーでなくてもSAS の分析・レポート機能を利用できるようになった.しかし,SAS で作成した表やグラフをMicrosoft PowerPointにエクスポートしたい場合,これまではSASの結果を手動でコピーしてPowerPoint上に貼り付けなければならなかった.V9.4からのODS (Output Delivery System) において,ODS POWERPOINTの利用できるようになった.ODS POWERPOINTの機能を用いると,SASで作成し図表を簡単な構文でPowerPointへ出力することができる.ODS POWERPOINTのオプション機能及びTEMPLATEプロシジャを駆使することにより,プレゼンテーション資料の大部分をSASプログラムのみで作成することも可能である.本発表では,ODS POWERPOINTによるSASからMicrosoft PowerPointへのエクスポート方法について,ODS POWERPOINTのオプション機能やTEMPLATEプロシジャ等の併用によって可能となるプレゼンテーションスライドの作成方法を取りあげる.

【発表形式】プレゼンテーション

【チェアマン】第一三共株式会社 山之内 直樹