ROOM B
8月7日(金)
15:15 - 15:45
【B-10】【プ】SASシステム
株式会社エスアールディ
データマネジメント統計解析室
吹谷 芳博
共同発表者:
2016年10月1日から医薬品の新薬承認申請時に臨床試験の電子データの提出が本格的に始まり、臨床試験のデータモデルであるSDTMやADaMの変換や解析プログラムの標準プログラムやマクロの重要性が高まっている。しかし、SASのバージョン管理をする上で大規模なシステムの導入が必要とされ、小さな組織が効率よくプログラム開発することが困難な状況になりつつある。また、近年仮想化やクラウド技術の進歩によりWebベースのソフトが容易に導入できるようになりバージョン管理ソフトのGit、GitLabやプロジェクト管理ソフトのRedmineなどのオープンソースのシステムを活用してプログラム開発を効率よく進めようという動きが活発化している。こうした流れを受けてコストをかけずに効率よくSASプログラム開発を進めるにはGit、GitLab及びRedmineを組み合わせたシステムを導入することで問題解決が図れるのではないかと考えた。今回はDockerなどの仮想化ツールを用いて容易に導入した事例や導入したことによる利点等についても紹介する。
【発表形式】プレゼンテーション
【チェアマン】イーピーエス株式会社 堺 伸也