ROOM B
8月7日(金)
13:30 - 14:00
【B-07】【プ】医薬品開発

Model-based meta-analysisを用いた経時の試験結果の統合


株式会社データフォーシーズ


荒野 俊平

共同発表者:日本たばこ産業 乙黒 俊也
株式会社データフォーシーズ 角 重喜


近年、メタアナリシスの一手法であるmodel-based meta-analysisが注目されている。model-based meta-analysisとはポピュレーションPK/PD解析における個人を各試験とみなすことで、異なる試験結果の統合を行う手法である。従来のメタアナリシスに対して、薬剤の有効性や安全性を用量や時間の関数としてモデル化しそれらの関係性を用いることでより正確な推定を行うことを可能にしている。得られていない時間、投与量での結果の予測や、ネットワークメタアナリシスと同様に直接比較されていない薬剤間の比較も可能となる。分散をサンプルサイズで調整したマルチレベルの変量効果を用いた非線形混合効果モデルによる解析のため、MCMCプロシジャを用いて実装した。本発表では、あわせてそのプログラム例も紹介する。

【発表形式】プレゼンテーション

【チェアマン】北海道大学 准教授 伊藤 陽一