SASによる事例で学ぶ臨床・疫学研究や
臨床試験でよく用いられる統計手法 (2日間)
価格:140,000円(税抜) /※チケットのお取り扱いはありません
※適用される消費税が別途加算されます。
【注意】 本コースは、英文書籍を使用し日本語で説明を行います。
受講対象
臨床・疫学研究や臨床試験でよく用いられる統計手法全般について、事例も参照しながら、基礎的な知識と理解を一通り得たい以下のような方
・ 統計解析を今後実践する方
・ 臨床データの解析経験の浅い統計家の方
・ 臨床・疫学研究論文の統計解析を理解したり行ったりする必要のある研究者
・ 臨床試験プロトコルの統計解析の項を理解しておく必要のある非統計家の方
前提知識
学習内容
臨床・疫学研究や臨床試験でよく用いられる統計手法全般について、基礎的な原理を学習します。SASプログラミングの学習が主目的ではなく、事例となるデータを用いて、手計算の結果とSASの出力が一致すること等を確認しながら、SASが行うデータ解析の中身をイメージし、理解できるようになることを目標とします。
コンテンツ
- ■統計学の基礎
- ・確率と確率変数、母集団と標本、記述統計と推測統計等
- ■臨床試験方法論の概要
- ・ランダム化、盲検化、症例数設計、検定の原理、多重性、中間解析等
- ■各種検定手法
- ・1標本及び2標本のt検定、ノンパラメトリック検定
- ■分散分析と繰り返し測定データの解析
- ■線形回帰分析と共分散分析
- ■割合に対する解析
- ・二項検定、χ2検定、Fisherの正確検定、Cochran-Mantel-Haenszel検定、
ロジスティック回帰モデル
- ■生存時間解析
- ・Log-rank検定、Kaplan-Meier法による生存関数の推定、
Cox比例ハザードモデル
※ 内容は予告なく変更する場合があります。
テキスト
担当講師
東京大学大学院情報学環 特任講師 上村鋼平 氏