SASによる臨床試験データの統計解析:
ケーススタディをもとに基本からCRMまで【後編】
 (2日間)

価格:140,000円(税抜) /※チケットのお取り扱いはありません

※適用される消費税が別途加算されます。


【注意】
※1. 2008年に開催した「SASによる臨床研究データの統計解析【後編】」コースで使用したテキストの最新版英文書籍を使用し日本語で説明を行います。
※2. 本コースは前編と後編に分かれていますので内容をお確かめの上お申し込みください。

受講対象

SASシステムによる臨床試験統計解析に従事している方(上級者)

前提知識

下記の3コースを受講済みか、同程度の知識のある方

テキスト

本コースは、下記英語版の書籍を使用し、日本語で説明を行います。また、テキストの内容を簡単にまとめた補助資料を用意します。

『Analysis of Clinical Trials Using SAS: A Practical Guide, Second Edition』 (SAS Press)

【注意】受講申込者は、トレーニング申込とは別に事前にご購入ください。
(上記書籍を既にお持ちの方は除きます。)
購入方法は、下記『書籍購入方法』をご参照ください。

学習内容

上記テキストは、新医薬品の臨床試験において頻繁に使用される統計解析について、その理論的側面よりもSASによる実際の解析手順、結果の解釈を主眼として書かれています。

【前編にて学習:2018年2月5日-6日開催】
1章では予後因子を調整した解析(連続型、離散型、time-to-event型のエンドポイント)と治療―共変量の交互作用の検討について学習します。

2章では1章のさらに発展的な状況として離散型エンドポイントの中でも順序がある場合,2値の場合,比例オッズモデル,また連続量の場合でも比や発症率を対数スケールで比較する場合について学習します。

3章では用量漸増試験で用いられる手法について,ルールに基づく場合,ベイズ流の最大耐用量決定(CRM)について学習します。

【後編にて学習:2018年3月15日-16日開催】
4章では用量反応関係の探索について学習し、ケーススタディとともに理解を深めます。

5章では閉検定手順、再抽出に基づく多重比較と多重エンドポイントの解析について学習します。

6章では群逐次デザインにおける解析(繰り返し有意差検定、エラー消費関数、確率的打ち切り検定)について学習します。

【特別編: リクエストに応じ開催予定】
7章では欠測データに対する高度な解析手法(尤度に基づく解析、多重補完法など)について学習します。

コンテンツ

【前編にて学習:2018年2月5日-6日開催】
1. Model-based and Randomization-based Methods
2. Advanced Rondomization-based Methods
3. Dose-Escalation Methods
【後編にて学習:2018年3月15日-16日開催】
4. Dose-Finding Methods
5. Multiplicity Adjustment methods
6. Interim Data Monitoring
【特別編: リクエストに応じ開催予定】
7. Analysis of Incomplete Data

対象プロダクト

SAS/STAT®

担当講師

慶應義塾大学医学部 専任講師 竹内文乃 氏

書籍購入方法

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