バランス・スコアカード
人間が手に入れられるものは、数値化できるものだけです。しかし、パフォーマンス管理の場合、どのようにパフォーマンスを正しく数値化できていると判断するのでしょうか?また適切な情報が適切な人に配信されていることを、どのように判断するのでしょうか?
こうした疑問を解決するのが、バランス・スコアカードの考え方です。バランス・スコアカードによって、パフォーマンス管理のキーとなるプロセスを整理し、また企業の戦略を具体的な業務における目的、指標、ターゲット、そしてイニシアティブなどに当てはめることができます。
SAS とバランス・スコアカードにより、企業におけるさまざまなビジネス分野において、あらゆる OS 上のあらゆるデータにアクセスし、共通のパフォーマンス管理指標を適用することができます。SAS とバランス・スコアカードの融合は、SAS 製品へのROI(投資対効果)を最大に引き上げ、また誰にでも理解しやすい戦略フィードバックシステムを提供します。それに加えて、SAS® Strategic Performance Management(SPM)を導入すれば、バランス・スコアカードの活用範囲をさらに広げることができます。
SAS Strategic Performance Management がもたらすベネフィット
- 従業員のモラル、技術力などの無形資産の価値を計測し、これらの指標を企業に蓄積された有形の情報と関係付けることができます。
- バランス・スコアカードの視点から、財務、顧客、プロセス、人的資産など、すべての戦略的価値を導き出すことができます。これらの価値と企業データとリンクし、より的確な情報や意思決定をサポートします。
- 今後発生しうる問題の原因をいち早く特定します。これにより、戦略的なアクションを立案・検討する時間が確保できます。
- シックスシグマ、Baldrige、TQM 、そして EFQM などの価値評価指標をサポートし、それらの指標と企業独自のスコアカードとを並行利用できます。
今日の市場において、企業に最も効果的なバランス・スコアカード・ソリューションをもたらすSAS。SAS のバランス・スコアカード・ソリューションは下記の各コンポーネントから構成されています。
- 戦略
- 「戦略」コンポーネントは、バランス・スコアカードの情報を取得し、整理します。このコンポーネントでは、ビジョン、ミッション、戦略、目的、評価指標、そしてイニシアティブなど、さまざまな視点にもとづいて、膨大なデータから企業にとって意味のある情報を抽出します。まず、企業全体のスコアカードから作成し、ビジネスユニット、さらに部署ごとのスコアカードなどにブレイクダウンしていくことができます。
- コミュニケーション
- バランス・スコアカードは、戦略実行の進捗状況を正確に評価します。進んでいる、または遅れている項目を監視することで、どの戦略がもっとも望ましい結果をもたらすかを判断できます。「コミュニケーション」コンポーネントは、戦略を企業全体に伝達する方法を提供します。SAS の SPM は、テクノロジーの連携・協力を促進し、戦略の実行・伝達環境を統合して組織に力をもたらします。
- オートメーション
- 情報分析ソリューションとは、単にデータアクセス機能を提供するだけではなく、データをさまざまな視点から分析し、ビジネストレンドや仮説を事前に導き出して、初めて完成されたといえます。
SPM は、バランス・スコアカードの創出や改善を自動化し、企業のマネジメント層がスコアカードを定期的に更新できるようにします。これにより、クエリ発行、レポーティング、予測、ビジネスモデルのシミュレーションが可能になります。さらに、関連するあらゆるデータソースへの素早いアクセスが可能なため、常に最新かつ正確なスコアカードにもとづいたパフォーマンス結果を得られます。
SAS の SPM は、こうした数々の特徴を備えていますが、何よりも強力な点は、これらの機能を導入したその日からすぐに利用できることです。今、この時点から、データの収集、パフォーマンスの監視、結果の評価、そして未来の成功予想図を描くことができるのです。
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