SAS System 8における一部製品のサポート内容変更のお知らせ


SAS System 8では、一部製品のサポート内容が変更されます。SAS System 8の使用をご希望され、下記製品をご契約されているお客様はご注意ください。


SAS/SHARE*NETソフトウェアをご契約のお客様

SAS/SHARE*NETは、SAS System 8では独立した製品として提供されません。SAS/SHARE*NETの機能は、SAS System 8よりSAS/SHAREに統合され、その機能の一部として提供されます。


SAS/CALCをご契約のお客様

SAS/CALCは、SAS System 8以降ではサポートされません。


SAS/ACCESS Interface to SYBASE and SQL Serverをご契約のお客様

従来サイベース社のSYBASEとマイクロソフト社のMicrosoft SQL Serverは、同一のAPIを使用していたため、SAS 6.12では、SAS/ACCESS Interface to SYBASE and SQL Serverを使用することにより、両方のデータベースへのアクセスが可能でした。
しかしながら現在、マイクロソフト社では同社のデータストアに対するアクセスプロトコルとしてODBCもしくはOLE DBを推奨しております。このため、SAS System 8におきましては、Microsoft SQL ServerにアクセスするためにSAS/ACCESS Interface to ODBCもしくはSAS/ACCESS Interface to OLE DBが必要となります。
SAS/ACCESS Interface to SYBASE and SQL Serverをご契約のお客様でSAS System 8のご使用を希望されるお客様は、現在のご利用形態にしたがって下記のとおり対応方法が異なりますのでご注意ください。

■ SYBASEのみにアクセスしているお客様
必要な手続きはありません。SAS System 8でも引き続きアクセス可能です。

■ Microsoft SQL Serverのみにアクセスしているお客様
SAS/ACCESS Interface to SYBASE and SQL Serverを、SAS/ACCESS Interface to ODBCもしくはSAS/ACCESS Interface to OLE DBと交換していただく必要があります。

■ 両方にアクセスしているお客様
SAS/ACCESS Interface to ODBCもしくはSAS/ACCESS Interface to OLE DBを追加購入していただく必要があります。

なお、上記3製品(SAS/SHARE*NET、SAS/CALC、およびSAS/ACCESS Interface to SYBASE and SQL Server)はいずれも、SASの現行バージョン上で引き続きご利用できます(マイクロソフト社がOpen Client APIをサポートするかぎり、引き続きSASの現行バージョン上のSAS/ACCESS Interface to SYBASE and SQL Serverで、SYBASEとMicrosoft SQL Serverの両方にアクセスできます)。