システム必要条件
SAS® Risk Governance Framework 7.4

概要

注意: SAS Risk Governance Frameworkは、SAS Visual Analytics Administration and Reportingと一緒に出荷されます。この製品は、 SAS Risk Governance Framework と共にインストールする必要があり、後からインストールすることができないものです。

サーバー層

 

SAS Risk Governance Framework Server

使用する環境を選択してください。

SAS Risk Governance Framework Server には、2種類のSAS/ACCESSエンジン(Microsoft SQL Server、 ODBC、Oracle、 もしくは PostgreSQL)と3種類のSAS Metadata Bridge(種類は選択)も含まれます。

 

SAS Visual Analytics Administration and Reporting Server

使用する環境を選択してください。

SAS Visual Analytics Administration and Reporting Server には、1種類の標準 SAS/ACCESS エンジン(種類は選択)が含まれます。これは、SAS Risk Governance Framework ACCESS エンジンとして選択したものと種類が一致する必要があります。 それ以外を選択した場合、ライセンスが別になります。

注意: 分散モードおよび非分散モード(Distributed Mode and Non-distributed Mode)どちらのSAS Visual Analytics Administration and Reporting Server にも、非分散モード(Non-distributed Mode)の SAS LASR Analytic Serverが含まれます。

しかしながら、分散モード(Distributed Mode)のSAS Visual Analytics Administration and Reporting Server にのみ、 分散モード(Distributed Mode)のSAS LASR Analytic Server が含まれます。

SAS Visual Analytics Administration and Reporting Server を別筐体にインストールすることを推奨しています。

SAS Solution LASR Analytic Server

使用する環境を選択してください。

SAS Solution LASR Analytic Server では、1種類の標準SAS/ACCESSエンジン(種類は選択。トランザクショナルデータ用。プラットフォームごとに利用可能)を提供します。 SAS Solution LASR Analytic Serverは、SAS Visual Analytics Administration and Reporting ACCESSエンジンと同じである必要があります。 それ以外を選択した場合、ライセンスが別になります。

SAS LASR Analytic Server : x64 Linux

このマシンにインストールするSASプロダクト:
  • SAS High-Performance Computing Management Console 2.9
  • SAS High-Performance Node Installation 3.9
  • SAS Plug-ins for Hadoop 1.02

インストールするプロダクトで必要なディスク容量: 1 MB
サポートしている実行環境:
  • 64-bit版 Oracle Linux 6.1 (x64チップファミリ)
  • 64-bit版 Oracle Linux 7.1 (x64チップファミリ)
  • 64-bit版 Red Hat Enterprise Linux 6.1(x64チップファミリ)
  • 64-bit版 Red Hat Enterprise Linux 7.1(x64チップファミリ)
  • 64-bit版 SUSE Linux Enterprise Server 11 SP1 (x64チップファミリ)
  • 64-bit版 SUSE Linux Enterprise Server 12(x64チップファミリ)

共同で使用できるHadoop File System (HDFS) (co-located HDFS)の使用はオプションですが、サポートされているHadoop環境とSAS Plug-ins for Hadoop(これはライセンスに含まれています)が必須です。 サポートされているHadoopディストリビューションに関する情報は、http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/v94/hadoop/hadoop-distributions.htmlを参照してください。 このプラグインは追加の設定が必要です。 より詳細な情報は、『SAS High-Performance Analytics Infrastructure 3.5: Installation and Configuration Guide』(英語)をhttp://support.sas.com/documentation/solutions/hpainfrastructure/のWebページよりご参照ください。

SAS Metadata Server

使用する環境を選択してください。

SASでは、SAS Metadata Server配置において次の事項を推奨しております。

  • 64-bitホストシステムであること
  • チューニング、管理、診断を単純化するため、専用のマシンであること
  • SAS Metadata Serverがマルチスレッドであるため、マルチコアサーバーハードウェアであること
  • 本番環境の配置においては、4コア以上であること

サーバークラスシステムのディスクI/Oパフォーマンスが十分である必要があります。 メモリの必要条件は、使用するプロダクトの組み合わせにかなり依存します。しかしながら、8 GBのRAMがあれば大抵の大規模配置にも対応可能です。 ほとんどの配置において、4GBのRAMで対応できます。より少ないメモリで賄えるような特定の配置が確認されない限り、この4GBという値が最低限必要なメモリ容量だと考えることができます。

SAS Data Servers

SAS Risk Governance Framework には、追加の構成が必要なSASデータサーバー SAS Risk Governance Framework Data Serverが含まれます。

このデータサーバーのサイズは大規模(large)です。

注意: ソフトウェアを構成する際は、各データサーバーのサイズを考慮する必要があります。

インストール、アップデート、もしくは同じマシンへの1つまたは複数のSASデータサーバーの展開につながるプロダクトやソリューションの追加をする前に、共有メモリとセマフォのためにカーネルパラメータの変更が必要です。 小規模、中規模、大規模なデータサーバーの構成に関する詳細は、『SAS 9.4 Web Applications: Tuning for Performance and Scalability, Second Edition』の「Tuning the PostgreSQL Data Server」の章をご確認ください。ドキュメントは、こちらのWebページよりご確認いただけます。http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/documentation/onlinedoc/intellplatform/tabs/admin94.html

サポートしているデータベース

SAS Risk Governance Framework には、次のいずれか1つのデータベースが必要です。

  • Oracle
  • PostgreSQL
  • Microsoft SQL Server

次のデータベースのバージョンがサポートされています。

  • Oracle 11.2: 
    SAS Risk Governance Framework は、アプリケーションサーバーで使用されるバージョンのJavaに対応したデータベースベンダーが提供しているJDBC jarファイルが必要です。
    適切なJDBC jarファイルは、Oracle ClientおよびOracle Serverと一緒にインストールされます。 あるいは、OracleドライバをこちらのWebページ(http://www.oracle.com/technetwork/database/application-development/index-099369.html)よりダウンロードすることもできます。
    JDBCドライバのバージョンは、データベースのバージョンに 対応している必要があります。

  • PostgreSQL 9.2:
    SAS Risk Governance Framework  は、postgresql-9.2-1002.jdbc4.jar PostgreSQL ドライバを使用します。 PostgreSQLドライバは、下記のWebサイトからダウンロードできます。 http://jdbc.postgresql.org/download.html

    SAS Risk Governance Framework には、追加の構成が必要なPostgreSQLデータサーバー SAS Risk Governance Framework Data Serverが含まれます。

    このデータサーバーのサイズは大規模(large)です。

    注意: ソフトウェアを構成する際は、各データサーバーのサイズを考慮する必要があります。

    インストール、アップデート、もしくは同じマシンへの1つまたは複数のPostgreSQL データサーバーの展開につながるプロダクトやソリューションの追加をする前に、共有メモリとセマフォのためにカーネルパラメータの変更が必要です。 小規模、中規模、大規模なデータサーバーの構成に関する詳細は、『SAS 9.4 Web Applications: Tuning for Performance and Scalability, Second Edition』の「Tuning the PostgreSQL Data Server」の章をご確認ください。ドキュメントは、こちらのWebページよりご確認いただけます。http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/documentation/onlinedoc/intellplatform/tabs/admin94.html

  • Microsoft SQL Server 2016
  • Microsoft SQL Server 2017

SAS Risk Governance Framework は、以下のドライバを使用します。

  • Microsoft SQL Server 2016
  • Microsoft SQL Server 2017、 “ODBC Driver 13.1”

注意: Microsft SQL Serverは、Microsoft Windows環境でのみサポートされています。

SAS Risk Governance Framework は、SAS Shared Servicesのさまざまなコンポーネントに依存します。 たとえば、SAS Workflowは、SAS Shared Servicesのコンポーネントとして、SAS Intelligence Platformとともに提供されます。 また、SAS Risk Governance Framework は、WebDAVリポジトリにファイルを格納するためにSAS Content Serverを使用します。


ミドル層

 

SAS Risk Governance Framework Mid-Tier

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Apache Solrはサードパーティのオープンソースソフトウェアです。このソフトウェアは、外部ダウンロードサイトより SAS Risk Governance Framework のライセンスがあるお客様がダウンロードすることにより入手することができます。 Apache Solr ソフトウェアはオプションですが、インストールし、SAS Risk Governance Framework と共に使用することを強く推奨しています。

SAS Visual Analytics Administration and Reporting Mid-Tier

使用する環境を選択してください。

SAS Visual Analytics Administration and Reporting Mid-Tierを別筐体にインストールすることを推奨しています。

Web アプリケーションサーバー

SASソリューションソフトウェアをインストールする際、SAS Deployment Managerが必要なWebアプリケーションサーバーとWebサーバーのインストールと設定を行います。

これらのサーバーをインストールするには、ミドル層でサポートしているオペレーティングシステムからいずれか1つを選択します。

注意: これらのサーバーをz/OSまたは、32-bit版 Windowsプラットフォームにインストールすることはできません。


クライアント層

SAS Risk Governance Framework Client

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SAS Visual Analytics Mobile Clients

SAS Visual Analytics Mobile Clients (SAS Mobile BI)は、App Storeからの無料ダウンロードにより、Apple iPadおよび、Androidタブレットで利用可能です。

Webブラウザ

SASがサポートしているWebブラウザのリストは、新しいプロダクトがテストされ承認されたら更新されます。 最新の情報は、「SAS 9.4(TS1M0以降) がサポートするWebブラウザとプラグイン」のWebページ(http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/v94/browsers.html)よりご確認ください。


追加必要条件

SAS Risk Governance Framework に統合するオファリングは、パッケージに含まれておらず、ライセンスも別途必要です。 SAS Model Implementation Platform 3.1 は、 SAS Risk Governance Framework と動作することが承認されています。


サードパーティソフトウェア

SASソフトウェアは、特定のサードパーティソフトウェア(オープンソースソフトウェアのみに限定されません)を提供することがあります。これは、サードパーティソフトウェアライセンス契約に基づきライセンスされます。 SASソフトウェアと共に提供されるサードパーティソフトウェアのライセンス情報に関しては、http://support.sas.com/thirdpartylicenses(英語)をご参照ください。

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日本語版更新日:2019/02/08  英語版更新日:2019/01/31
リリース:9.4 (TS1M6), Rev.940_18cr48
Pub Code:72937
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