このドキュメントでは、管理ツール、Webアプリケーション、およびレポーティングを含むSAS Qualitative Assessment Manager 7.3 のインストールと実行に必要な最小限の必要条件について説明します。 SAS Qualitative Assessment Manager 7.3 は、SAS 9.4M5が必須です。
SAS Qualitative Assessment Managerは、分散および非分散(distributed and non-distributed)のSAS LASR Analytic Server配置で利用可能です。 このシステム必要条件は両方のLASR配置に対応しています。 特定のLASR配置に対応するコンポーネントに関しては、見出しにその旨を提示します。
重要: SAS Visual Analytics Administration and Reporting Server and Mid-Tierは、 オプションではないコンポーネントです 。 SAS Qualitative Assessment Manager 7.3 のインストール時にそれらもインストールする必要があります。
このドキュメントに記載されている情報は、SAS Qualitative Assessment Manager 7.3 の出荷された時点のものです。
SAS Qualitative Assessment Manager Server には、3種類のMetadata Bridge(種類は選択)と2種類のSAS/ACCESSエンジン(次のリストからいずれかを選択)が含まれます。
SAS Content for Qualitative Assessment Manager が含まれており、現在ライセンスを受けているお客様により外部ダウンロードサイトから取得できます。
メモリ
64-bitオペレーティングシステムのみサポートされています。 SAS Qualitative Assessment Manager 7.3 で推奨される最小限必要なメモリ容量は、8GBです。
重要: SAS Visual Analytics Administration and Reporting Serverは、 あとから配置したり、オプションの配置とすることは できません。 これらは、 SAS Qualitative Assessment Manager 7.3 のインストール時に、インストール、設定、実行することが必須です。
SAS Visual Analytics Administration and Reporting Serverには、1種類の標準SAS/ACCESSエンジン(種類は選択)が含まれます。 現在は、Hadoopだけがサポートされているオプションです。 SAS Visual Analytics Administration and Reporting Server をソリューションソフトウェアとは別の筐体にインストールすることを推奨しています。
Hadoopのサポートに関して
Base SAS、SAS/ACCESSエンジン、およびSAS Visual Analytics Administration and Reporting Server は、コモディティハードウェア(symmetric)のヘッドノードまたは、別のハードウェア上(asymmetric)のいずれかにインストールすることができます。 そのため、Linux x64 LASRグリッドで実行していても、SAS Visual Analytics Administration and ReportingのDistributed LASR Base SASコンポーネントをWindows x64上にインストールすることができます。
SAS LASR Analytic Serverは、標準SAS/ACCESSエンジン(種類は選択)1つと共にに提供されます。
SASソフトウェアをHadoop File System(HDFS)と併置する場合は、ご利用のSAS 9.4ソフトウェアのメンテナンスリリース番号によって、併置するHadoop配置の必要条件が異なるため、ご注意ください。
サポートしているHadoopディストリビューションに関する情報は、http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/v94/hadoop/hadoop-distributions.htmlをご確認ください。 このプラグインは追加の設定が必要です。 より詳細な情報は、『SAS High-Performance Analytics Infrastructure 3.5: Installation and Configuration Guide』(英語)をhttp://support.sas.com/documentation/onlinedoc/hp-analytics-infrastructure/35/hpaicg.pdfよりご参照ください。
共同で使用できるHadoop File System (HDFS) (co-located HDFS)の使用はオプションですが、サポートされているHadoop環境とSAS Plug-ins for Hadoop(これはライセンスに含まれています)が必須です。 サポートされているHadoopディストリビューションに関する情報は、 http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/v94/hadoop/hadoop-distributions.htmlを参照してください。 このプラグインは追加の設定が必要です。 より詳細な情報は、『SAS High-Performance Analytics Infrastructure 3.5: Installation and Configuration Guide』(英語)の適切なエディションのものをhttp://support.sas.com/documentation/onlinedoc/hp-analytics-infrastructure/index.htmlのWebページよりご参照ください。
SASでは、SAS Metadata Server配置において次の事項を推奨しております。
サーバークラスシステムのディスクI/Oパフォーマンスが十分である必要があります。 メモリの必要条件は、使用するプロダクトの組み合わせにかなり依存します。しかしながら、8 GBのRAMがあれば大抵の大規模配置にも対応可能です。 ほとんどの配置において、4GBのRAMで対応できます。より少ないメモリで賄えるような特定の配置が確認されない限り、この4GBという値が最低限必要なメモリ容量だと考えることができます。
SAS Qualitative Assessment Manager 7.3 は、以下のいずれかのデータベースが必須です。
次のデータベースのバージョンがサポートされています。
注意: Microsft SQL Serverは、Microsoft Windows環境でのみサポートされています。
SAS Qualitative Assessment Manager は、SAS Shared Servicesのさまざまなコンポーネントに依存します。 たとえば、SAS Workflowは、SAS Shared Servicesのコンポーネントとして、SAS Intelligence Platformとともに提供されます。 また、SAS Qualitative Assessment Manager は、WebDAVリポジトリにファイルを格納するためにSAS Content Serverを使用します。
SAS Credit Assessment Manager には、追加の構成が必要なSASデータサーバーである SAS Qualitative Assessment Manager Data Server が含まれます。
このデータサーバーのサイズは大規模(large)です。
注意: ソフトウェアを構成する際は、各データサーバーのサイズを考慮する必要があります。
インストール、アップデート、もしくは同じマシンへの1つまたは複数のSASデータサーバーの展開につながるプロダクトやソリューションの追加をする前に、共有メモリとセマフォのためにカーネルパラメータの変更が必要です。 小規模、中規模、大規模なデータサーバーの構成に関する詳細は、『SAS 9.4 Web Applications: Tuning for Performance and Scalability, Second Edition』の「Tuning the PostgreSQL Data Server」の章をご確認ください。ドキュメントは、こちらのWebページよりご確認いただけます:
http://go.documentation.sas.com/?cdcId=bicdc&cdcVersion=9.4&docsetId=appsrvtuning&docsetTarget=p0pj0sciz5c3b2n1o5qp95b6uo5x.htm&locale=en
Apache Solrはサードパーティのオープンソースソフトウェアです。このソフトウェアは、外部ダウンロードサイトよりSAS Qualitative Assessment Manager のライセンスがあるお客様がダウンロードすることにより入手することができます。 Apache Solrソフトウェアはオプションですが、インストールし、SAS Qualitative Assessment Managerと共に使用することを強く推奨しています。
メモリ
64-bitオペレーティングシステムのみサポートされています。 SAS Qualitative Assessment Manager 7.3 で推奨される最小限必要なメモリ容量は、8GBです。
重要: SAS Visual Analytics Administration and Reporting Mid-tierは、 あとから配置したり、オプションの配置とすることは できません。 これらは、 SAS Qualitative Assessment Manager 7.3 のインストール時に、インストール、設定、実行することが必須です。
SAS Visual Analytics Administration and Reporting Mid-Tier をソリューションソフトウェアとは別の筐体にインストールすることを推奨しています。
注意: 最小のサポートしている環境は、4サーバー、64コア構成(1TBのRAM)です。
SASソリューションソフトウェアをインストールする際、SAS Deployment Managerが必要なWebアプリケーションサーバーとWebサーバーのインストールと設定を行います。
これらのサーバーをインストールするには、ミドル層でサポートしているオペレーティングシステムからいずれか1つを選択します。
注意: これらのサーバーをz/OSまたは、32-bit版 Windowsプラットフォームにインストールすることはできません。
SAS Visual Analytics Mobile Clients (SAS Mobile BI)は、App Storeからの無料ダウンロードにより、Apple iPadおよび、Androidタブレットで利用可能です。
SASがサポートしているWebブラウザのリストは、新しいプロダクトがテストされ承認されたら更新されます。 最新の情報は、SAS® 9.4(TS1M0以降) がサポートするWebブラウザとプラグインのWebページ(http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/v94/browsers.html)よりご確認ください。
SAS Qualitative Assessment Manager に統合するオファリングは、パッケージに含まれておらず、ライセンスも別途必要です。
SASソフトウェアは、特定のサードパーティソフトウェア(オープンソースソフトウェアのみに限定されません)を提供することがあります。これは、サードパーティソフトウェアライセンス契約に基づきライセンスされます。 SASソフトウェアと共に提供されるサードパーティソフトウェアのライセンス情報に関しては、http://support.sas.com/thirdpartylicenses(英語)をご参照ください。
詳細は、SASテクニカルサポートのページ(http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/index.html)をご確認ください。