SAS Real-Time Decision Managerは、分散および非分散(distributed and non-distributed)のSAS LASR Analytic Server 配置で利用可能です。 このシステム必要条件は両方のLASR配置に対応しています。 特定のLASR配置に対応するコンポーネントに関しては、見出しにその旨を提示します。
Design Serverは、決定を配置するSAS Real-Time Decision Manager Run-Time Serverと共に使用されます。 詳細は、Run-Time Server用の「システム必要条件 」のドキュメントをご確認ください。
SAS Real-Time Decision Manager (分散LASR:Distributed LASR) には、分散環境版のSAS Visual Analytics Administration and Reportingが含まれます。 このコンポーネントは、CI Studioユーザーインターフェイスで「Reporting Workspace」を利用可能にするために必要です。 SAS Visual Analytics Administration and Reportingがインストールされていない場合、Reporting Workspaceはご利用のシステム上で利用できません。 より詳細な情報は、配置手順をご確認ください。
このバージョンのSAS Visual Analytics Administration and Reportingは、 SAS Real-Time Decision Managerとは別のマシンにインストールすることが必須です。
サードパーティの技術の変化に対応するため、SASは正式にサポートしている各オペレーティングシステムの1つ以上のベースラインメジャーバージョン、後続のマイナーアップデートをサポートする一般的なポリシーを採用いたしました。 たとえば、SAS バージョンXのベースラインがRed Hat Enterprise Linux 6.1である場合、このポリシーに基づきSAS バージョンXはRed Hat Enterprise Linux 6.7 もサポートします。
サードパーティソフトウェアに適用される完全なSASのサポートポリシーは、https://support.sas.com/en/documentation/third-party-software-reference/baseline-and-higher.htmlよりご確認いただけます。 このポリシーの一部として、SASはお客さまが最新のオペレーティングシステムサービスパックを適用されることを強く推奨しています。
SUSE Linux Enterprise Server 12では、SP2が必須です。
SAS Real-Time Decision Manager Design Server は、次の一覧から選択したSAS/ACCESSエンジンを2種類同梱します。
SAS Real-Time Decision Manager Design Server には、SAS Metadata Bridges (別名MITI)が3種類(種類は選択)含まれます。さらに、追加で、選択しなくともGeneral Industry Standardsが自動的に含まれます。
SAS Data Integration Serverの必要条件については、このプロダクトの『システム必要条件』のドキュメントを参照してください。
SUSE Linux Enterprise Server 12では、SP2が必須です。
SAS Federation Serverは、SAS Federation Server Driver(Greenplum、Netezza、Teradataのいずれかから選択)がパッケージに含まれます。
DB2およびPostgreSQLは、Oracleドライバと共に、Federation Serverの ドライバ(Real-Time Decision Managerで選択せずとも含まれるドライバ)です。
SUSE Linux Enterprise Server 12では、SP2が必須です。
SUSE Linux Enterprise Server 12では、SP2が必須です。
SAS Visual Analytics Administration and Reporting Server(分散または非分散LASR Server: Distributed or Non-Distributed LASR)には、1種類の標準SAS/ACCESSエンジン(種類は選択)が含まれます。 この際、選択する種類は、SAS Real-Time Decision Manager Design ACCESSエンジンと同じものである必要があります。別の種類のものはライセンスも別になります。
SUSE Linux Enterprise Server 12では、SP2が必須です。
SAS Solution LASR Analytic Server(非分散LASR:Non-Distributed LASR) には、1種類の標準SAS/ACCESSエンジン(種類は選択。トランザクショナルデータ用。プラットフォームごとに利用可能。)が含まれます。 これは、SAS Visual Analytics Administration and Reporting ACCESS エンジンと同じものである必要があります。別の種類のものは、ライセンスも別になります。
SUSE Linux Enterprise Server 12では、SP2が必須です。
SASソフトウェアをHadoop File System(HDFS)と併置する場合は、ご利用のSAS 9.4ソフトウェアのメンテナンスリリース番号によって、併置するHadoop配置の必要条件が異なるため、ご注意ください。
サポートされているHadoopディストリビューションに関する情報は、http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/v94/hadoop/hadoop-distributions.htmlを参照してください。 このプラグインは追加の設定が必要です。 より詳細な情報は、『 SAS High-Performance Analytics Infrastructure 3.5: Installation and Configuration Guide 』(英語)をhttp://support.sas.com/documentation/onlinedoc/hp-analytics-infrastructure/index.htmlのWebページよりご参照ください。
SUSE Linux Enterprise Server 12では、SP2が必須です。
SAS Business Rules Manager Serverには、1種類の標準SAS/ACCESSエンジン(種類は選択。Oracleまたは、PostgreSQLのどちらか)が含まれます。
SUSE Linux Enterprise Server 12では、SP2が必須です。
SASでは、SAS Metadata Server配置において次の事項を推奨しております。
サーバークラスシステムのディスクI/Oパフォーマンスが十分である必要があります。 メモリの必要条件は、使用するプロダクトの組み合わせにかなり依存します。しかしながら、8 GBのRAMがあれば大抵の大規模配置にも対応可能です。 ほとんどの配置において、4GBのRAMで対応できます。より少ないメモリで賄えるような特定の配置が確認されない限り、この4GBという値が最低限必要なメモリ容量だと考えることができます。
SAS Real-Time Decision Managerには、Operational Mid-Tier(キャンペーンを実行するためのもの)と、Design Mid-Tier(キャンペーンのデザインを行うためのもの)の2種類のミドル層があります。 どちらのミドル層もJ2EEアプリケーションであり、J2EEアプリケーションサーバー内で実行されます。
SAS Data Management Studio Clientsには、1種類のQuality Knowledge Base(ロケールは選択)が含まれます。
SAS Decision Services Toolkitは、Windowsワークステーション(32-bit)と、Windows x64ワークステーションに対応したダウンロード版を提供しています。
SAS Visual Analytics Mobile Clients (SAS Mobile BI)は、App Storeからの無料ダウンロードにより、Apple iPadおよび、Androidタブレットで利用可能です。
SAS Real-Time Decision Manager 6.4 は、SAS/ACCESSを使用して、さまざまなデータベースに接続することができます。 下記は、SAS Real-Time Decision Manager 6.4が対応しているデータベースのバージョンの一覧です。
注意: Microsoft software Server Failover Clusterは、サポートされていません。
Oracle RACへの接続は、単一のOracle Single Client Access Name (SCAN) リスナーアドレスが含まれる接続文字列を経由してサポートされます。 このサポートには、次の制限があります。
ステージング機能を使用する場合、HBase version 0.94.11以上が必要です。
注意: Teradata,、Netezza、 およびGreenplumは、大規模パラレルプロセッシングデータストレージテクノロジーであり、しばしばエンタープライズデータウェアハウスとして配置されます。 このように配置されたデータベースは、一定の高スループットのSAS Real-Time Decision Manager の使用シナリオで必要な性能を備えていないことがあります。 SAS Real-Time Decision Manager をこれらのデータベースと配置する前に、SAS Customer Intelligence のプロフェッショナルサービス担当者にご相談ください。 『SAS Real-Time Decision Manager Adminidtration Guide』にて、この問題に関するより詳細なガイダンスを提供しております。
その他の情報は、SAS インストールセンター(http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/documentation/installcenter/index.html)をご参照ください。
より良いパフォーマンスのためのメモリの必要条件は、環境によって異なります。SAS Enterprise Excellence Center の担当者との相談に基づいて判断することを推奨します。
Operational Mid-Tierの必要条件は、他のシステムからのリクエストの数と同時実行されるプロセスの数によって、異なります。
Design Mid-Tierの必要条件は、他のWebアプリケーションの必要条件、サーバーへの総アクセス数と同時接続数、およびユーザーにアクセスされるコンテンツの量によって異なります。
この数値は、SAS Real-Time Decision Manger Serverのセットアップディレクトリで必要になるディスクの空き容量です。 新しいコンテンツやカスタマイズのために追加のディスク容量が必要になることがあります。
サードパーティソフトウェアでも追加のディスク容量が必要になります。 下記は、ご使用の構成によって必要になる可能性がある、サードパーティソフトウェアの例です。
より良いパフォーマンスのためのメモリの必要条件は、環境によって異なります。SASの担当者との相談に基づいて判断することを推奨します。
Server Tier の必要条件は、他のシステムからのリクエストの数と同時実行されるプロセスの数によって、異なります。
SAS Real-Time Decision Manager Server、 SAS Federation Server、および DataFlux Authentication Server のセットアップディレクトリで必要になるディスク容量は、次のリストのとおりです。
新しいコンテンツやカスタマイズのために追加のディスク容量が必要になることがあります。
データベースクライアントなどのサードパーティソフトウェアのために、追加のディスク容量が必要になることがあります。
必要なメモリとディスク容量については、対応するオペレーティングシステムのSAS 9.4システム必要条件を参照してください。 http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/index.html
SASソフトウェアは、特定のサードパーティソフトウェア(オープンソースソフトウェアのみに限定されません)を提供することがあります。これは、サードパーティソフトウェアライセンス契約に基づきライセンスされます。 SASソフトウェアと共に提供されるサードパーティソフトウェアのライセンス情報に関しては、http://support.sas.com/thirdpartylicenses(英語)をご参照ください。