システム必要条件
SAS® Model Risk Management 6.1

概要

注意: SAS Model Risk Management は、SAS Visual Analytics Administration and Reportingと一緒に出荷されます。この製品は、 SAS Model Risk Management 6.1と共にインストールする必要があり、後からインストールすることができないものです。

サーバー層

SAS Model Risk Management Server

使用する環境を選択してください。

SAS Model Risk Management Server には、2種類のSAS/ACCESSエンジン(種類は選択)と3種類のSAS Metadata Bridge(種類は選択)も含まれます。

SAS Visual Analytics Administration and Reporting Server

使用する環境を選択してください。

SAS LASR Analytic Server : x64 Linux

このマシンにインストールするSASプロダクト:
  • SAS High-Performance Deployment for Hadoop 2.8
  • SAS High-Performance Node Installation 2.94

サポートしている実行環境:
  • 64-bit版 Oracle Linux 6.1 (x64チップファミリ)
  • 64-bit版 Red Hat Enterprise Linux 6.1(x64チップファミリ)
  • 64-bit版 Red Hat Enterprise Linux 6.7(x64チップファミリ)
  • 64-bit版 Red Hat Enterprise Linux 7.1(x64チップファミリ)
  • 64-bit版 SUSE Linux Enterprise Server 11 SP1 (x64チップファミリ)

Apache Hadoop ソフトウェアは、利便性を考慮してSASソフトウェアと共に出荷されています。 サポートに関する情報は、http://support.sas.com/resources/thirdpartysupport/ApacheHadoopSupport.html(英語)をご確認ください。

SAS Data Servers

SAS Model Risk Management には、追加の構成が必要なSASデータサーバーSAS Model Risk Management Data Serverが含まれます。

このデータサーバーのサイズは大規模(large)です。

注意: ソフトウェアを構成する際は、各データサーバーのサイズを考慮する必要があります。

インストール、アップデート、もしくは同じマシンへの1つまたは複数のSASデータサーバーの展開につながるプロダクトやソリューションの追加をする前に、共有メモリとセマフォのためにカーネルパラメータの変更が必要です。 小規模、中規模、大規模なデータサーバーの構成に関する詳細は、『SAS 9.4 Web Applications: Tuning for Performance and Scalability, Second Edition』の「Tuning the PostgreSQL Data Server」の章をご確認ください。ドキュメントは、こちらのWebページよりご確認いただけます: http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/documentation/onlinedoc/intellplatform/tabs/admin94.html(英語)

SAS Metadata Server

使用する環境を選択してください。

SASでは、SAS Metadata Server配置において次の事項を推奨しております。

  • 64-bitホストシステムであること
  • チューニング、管理、診断を単純化するため、専用のマシンであること
  • SAS Metadata Serverがマルチスレッドであるため、マルチコアサーバーハードウェアであること
  • 本番環境の配置においては、4コア以上であること

サーバークラスシステムのディスクI/Oパフォーマンスが十分である必要があります。 メモリの必要条件は、使用するプロダクトの組み合わせにかなり依存します。しかしながら、8 GBのRAMがあれば大抵の大規模配置にも対応可能です。 ほとんどの配置において、4GBのRAMで対応できます。より少ないメモリで賄えるような特定の配置が確認されない限り、この4GBという値が最低限必要なメモリ容量だと考えることができます。

サポートしているデータベース

SAS Model Risk Management 6.1は、次のいずれか1つのデータベースが必須です。

  • Oracle
  • PostgreSQL
  • IBM DB2
  • Microsoft SQL Server

次のデータベースのバージョンがサポートされています。

  • Oracle Enterprise Edition 9、 10および 11がサポートされています(Oracle社で明らかになっている問題のため、v10.2.0.3は使用できません)。
    SAS Model Risk Management 6.1 は、各データベースベンダーから提供されているJDBC jarファイルが必須です。また、そのファイルは、ご利用のアプリケーションサーバーで使用されるJavaのバージョンに合ったものであることが必要です。
    適切なJDBC jarファイルは、Oracle ClientおよびOracle Serverと一緒にインストールされます。 あるいは、OracleドライバをこちらのWebページ(http://www.oracle.com/technology/global/jp/software/tech/java/jdbc/index.html)よりダウンロードすることもできます。
    JDBCドライバのバージョンは、データベースのバージョンに 対応している必要があります。

  • PostgreSQL 8.4+
    SAS Model Risk Management 6.1 は、postgresql-9.0-801.jdbc3.jar PostgreSQLドライバを使用します。 PostgreSQLドライバは、次のWebサイトからダウンロードできます。 http://jdbc.postgresql.org/download.html

    SAS Risk Modeling Workbench には、追加の構成が必要なPostgreSQLデータサーバー(SAS Model Risk Management Data Server)が含まれます。

    このデータサーバーのサイズは大規模(large)です。

    注意: ソフトウェアを構成する際は、各データサーバーのサイズを考慮する必要があります。

    インストール、アップデート、もしくは同じマシンへの1つまたは複数のPostgreSQL データサーバーの展開につながるプロダクトやソリューションの追加をする前に、共有メモリとセマフォのためにカーネルパラメータの変更が必要です。 小規模、中規模、大規模なデータサーバーの構成に関する詳細は、『SAS 9.4 Web Applications: Tuning for Performance and Scalability, Second Edition』の「Tuning the PostgreSQL Data Server」の章をご確認ください。ドキュメントは、こちらのWebページよりご確認いただけます: http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/documentation/onlinedoc/intellplatform/tabs/admin94.html

  • DB/2 9
    SAS Model Risk Management 6.1 は、 db2jcc.jar と db2jcc_license_cu.jar ファイルが必須です。 たとえば、WindowsにインストールしたDB/2の場合、.jarファイルはデフォルトでc:\Program Files\IBM\SQLLIB\javaに格納されます。
     
  • SQL Server 2008、2008 R2、または 2012

SAS Model Risk Management 6.1は、次のどのドライバとの組み合わせでも使用することができます。

  • SQL Server Native Client 2008 ドライバ、 “Microsoft SQL Server 2008 Native Client”
  • SQL Server Native Client 2008 R2 ドライバ、 “Microsoft SQL Server 2008 R2 Native Client”
  • SQL Server Native Client 2012 ドライバ、 “Microsoft SQL Server Native Client 11.0”

注意: Microsft SQL Serverは、Microsoft Windows環境でのみサポートされています。

SAS Model Risk Management 6.1は、SAS Shared Servicesのさまざまなコンポーネントに依存します。 たとえば、SAS Workflowは、SAS Shared Servicesのコンポーネントとして、SAS Intelligence Platformとともに提供されます。 また、SAS Model Risk Management 6.1 は、WebDAVリポジトリにファイルを格納するためにSAS Content Serverを使用します。


ミドル層

SAS Model Risk Management Mid-Tier

使用する環境を選択してください。

SAS Visual Analytics Administration and Reporting Mid-Tier

使用する環境を選択してください。

Web アプリケーションサーバー

SASソリューションソフトウェアをインストールする際、SAS Deployment Managerが必要なWebアプリケーションサーバーとWebサーバーのインストールと設定を行います。

これらのサーバーをインストールするには、ミドル層でサポートしているオペレーティングシステムからいずれか1つを選択します。

注意: これらのサーバーをz/OSまたは、32-bit版Windowsプラットフォームにインストールすることはできません。


クライアント層

SAS Model Risk Management Client

使用する環境を選択してください。

SAS Visual Analytics Mobile Clients

SAS Visual Analytics Mobile Clients (SAS Mobile BI)は、App Storeからの無料ダウンロードにより、Apple iPadおよび、Androidタブレットで利用可能です。

Webブラウザ

SASがサポートしているWebブラウザのリストは、新しいソフトウェアがテストされ承認されたら更新されます。 最新の情報は、こちらのページ(http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/index.html)にて、Webブラウザとプラグインのリンクを選択してご確認ください。


サードパーティソフトウェア

SASソフトウェアは、特定のサードパーティソフトウェア(オープンソースソフトウェアのみに限定されません)を提供することがあります。これは、サードパーティソフトウェアライセンス契約に基づきライセンスされます。 SASソフトウェアと共に提供されるサードパーティソフトウェアのライセンス情報に関しては、http://support.sas.com/thirdpartylicenses(英語)をご参照ください。

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日本語版更新日:2015/11/27  英語版更新日:2015/11/20
リリース:9.4 (TS1M2), Rev.940_15w20
Pub Code:68632
SASおよびSAS Instituteのプロダクト名またはサービス名は、米国およびその他の国におけるSAS Institute Inc.の登録商標または商標です。 その他、記載されている会社名および製品名は各社の登録商標または商標です。
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