システム必要条件
SAS® Marketing Automation 6.3(非分散モード:Non-distributed Mode)

概要

SAS Marketing Automation 6.3 (非分散LASR:Non-distributed LASR) には、非分散環境版のSAS Visual Analytics Administration and Reportingが含まれます。 そのコンポーネントは、CI Studioユーザーインターフェイスで「Reporting Workspace」を利用可能にするために必要です。 SAS Visual Analytics Administration and Reportingがインストールされていない場合、Reporting Workspaceはご利用のシステム上で利用できません。 より詳細な情報は、配置手順をご確認ください。

このバージョンのSAS Visual Analytics Administration and Reportingは、SAS Marketing Automationとは別のマシンにインストールすることが必須です。

サーバー層

SAS Marketing Automation Server

使用する環境を選択してください。

SAS Marketing Automation Server には、3種類のSAS Metadata Bridges(種類は選択)、1種類の標準SAS/ACCESSエンジン(種類は選択。トランザクショナルデータ用。)、および、次のうち選択した1種類の標準SAS/ACCESSエンジンが含まれます。

  • SAS/ACCESS Interface to DB2
  • SAS/ACCESS Interface to Netezza
  • SAS/ACCESS Interface to OLE DB
  • SAS/ACCESS Interface to Oracle
  • SAS/ACCESS Interface to Teradata

SAS Visual Analytics Administration and Reporting Server (非分散LASR:Non-distributed LASR)

使用する環境を選択してください。

SAS Visual Analytics Administration and Reporting Serverには、SAS LASR Analytic Server (非分散LASR:Non-distributed LASR)と、1種類の標準 SAS/ACCESS エンジン(種類は選択)が含まれます。

Apache Hadoop ソフトウェアは、利便性を考慮してSASソフトウェアと共に出荷されています。 サポートに関する情報は、http://support.sas.com/resources/thirdpartysupport/ApacheHadoopSupport.html(英語)をご確認ください。

SAS Enterprise Miner Server

使用する環境を選択してください。

SAS Metadata Server

使用する環境を選択してください。

SASでは、SAS Metadata Server配置において次の事項を推奨しております。

  • 64-bitホストシステムであること。
  • チューニング、管理、診断を単純化するため、専用のマシンであること。
  • SAS Metadata Serverがマルチスレッドであるため、マルチコアサーバーハードウェアであること。
  • 本番環境の配置においては、4コア以上であること。

サーバークラスシステムのディスクI/Oパフォーマンスが十分である必要があります。 メモリの必要条件は、使用するプロダクトの組み合わせにかなり依存します。しかしながら、8GBのRAMがあれば大抵の大規模配置にも対応可能です。 ほとんどの配置において、4GBのRAMで対応できます。より少ないメモリで賄えるような特定の配置が確認されない限り、この4GBという値が最低限必要なメモリ容量だと考えることができます。


ミドル層

SAS Marketing Automation Mid-Tiers

使用する環境を選択してください。

SAS Visual Analytics Administration and Reporting Mid-Tier (非分散LASR:Non-distributed LASR)

使用する環境を選択してください。

ミドル層のサポートしているJava Application Server

関連するJava Software Developer Kit(JDK)および最新情報と、固有の設定手順については、下記のサードパーティソフトウェアの必要条件のWebサイトを参照してください。http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/v94/jdks.html

プロダクト必要条件

SAS® 9.4 Intelligence Platformのミドル層には、SAS Web Application Serverと、HTTPサーバーとして使用するSAS Web Serverがそれぞれひとつずつ含まれています。 詳細は、http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/v94/appservers/index.htmlを参照してください。

SAS Web Application Serverは、SAS Webアプリケーションの実行にエンタープライズクラスの機能を提供するライトウェイトサーバーです。 詳細は、http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/v94/appservers/index.htmlを参照してください。


クライアント層

SAS Marketing Automation Clients

使用する環境を選択してください。

Web ブラウザ

SAS Customer Intelligence Studio は、サポートされているWebブラウザ経由でアクセスされます。 次のWebページには、サポートされているWebブラウザのリストが掲載されています:http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/v94/othersw.html

SAS Webアプリケーションには、Adobe Flas Playerを動的な機能を提供するために使用するものがあります。 サポートに関しては、http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/v94/browsers.html#flashをご確認ください。

プレゼンテーション仮想化環境(Presentation Virtualization Environments)

SAS Marketing Automationを含むクライアントのプレゼンテーション仮想化環境(たとえば、Citrix)のサポートについては、SASのコーポレートサポートポリシーに従います。詳細は、http://support.sas.com/techsup/pcn/virtualization.html(英語)をご確認ください。


必要なハードウェア

ミドル層マシン: 最低限必要なものとして推奨しているハードウェア

メモリ

SAS Marketing Automationミドル層の最低限推奨するディスク容量は、8GBです。

より良いパフォーマンスのためのメモリの必要条件は、環境によって異なります。SAS Enterprise Excellence Center の担当者との相談に基づいて判断することを推奨します。

ディスク容量

  • SAS Marketing Automation Application Server 現行の環境に追加で300 MBが必要。
  • SAS Marketing Automation Web Components: 現行の環境に追加で300 MBが必要。
  • SAS Customer Intelligence Reporting: 現行の環境に追加で250 MBが必要。

これは、SAS Marketing Automation Serverセットアップディレクトリで必要なディスク容量です。 キャンペーンやレポートなどの新しいコンテンツのために追加のディスク容量が必要になることがあります。

クライアントアプリケーションマシン: 最低限必要なものとして推奨しているハードウェア

  • 最新のIntelもしくは、AMDプロセッサ:2.33GHz以上で実行されるもの
  • メモリ:
    • 3 GB (最小)
    • 128 MB グラフィカルメモリ
  • ディスク容量 SAS Customer Intelligence Studioコンポーネントのために、既存の環境に追加で350 MB以上の空き容量が必要です。

プロダクト要件

必要なデータベース

SAS Marketing Automation 6.3は、SAS/ACCESSを使用してさまざまなデータベースに接続可能です。 次のリストでは、SAS Marketing Automation 6.3が対応しているデータベースに関する情報を提供します。

  • IBM DB2/UDB バージョン 10.1 および10.5
  • IBM Netezza バージョン 6.0、6.1、7.0
  • Microsoft SQL Server バージョン 2008、2008 R2、2012、および 2014 Enterprise Edition
    • SAS/ACCESS to OLE DB(Windows上でのみサポートされます。)
    • SAS/ACCESS to ODBC(Windows上でのみサポートされます。)
    • SAS/ACCESS to SQL Server(UNIX上):AIX、 Linux、および Solaris上でのみサポートされます。
  • Microsoft SQL Server バージョン 2008、2008 R2、 2012、および2014 Standard Edition(1000万件以下のカスタマーレコード)
    • SAS/ACCESS to OLE DB(Windows上でのみサポートされます。)
    • SAS/ACCESS to ODBC(Windows上でのみサポートされます。)
  • Oracle バージョン 11g、11.2、12.1
  • SAP HANA バージョン 1.0.71 以降
  • SAS Datasets バージョン 9.4

注意: SASデータセットにおけるCI Common Reporting Data Modelの使用および、500万件未満の顧客のレコードをサポートしていません。

  • Teradata バージョン 12.0、13.0、 13.1、 14.0、 14.1

注意: 複数のデータベースの混在は、パフォーマンスが許容レベルに達しないことがあるため推奨していません。


サードパーティソフトウェア

SASソフトウェアは、特定のサードパーティソフトウェア(オープンソースソフトウェアのみに限定されません)を提供することがあります。これは、サードパーティソフトウェアライセンス契約に基づきライセンスされます。 SASソフトウェアと共に提供されるサードパーティソフトウェアのライセンス情報に関しては、http://support.sas.com/thirdpartylicenses(英語)をご参照ください。

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日本語版更新日:2015/10/23  英語版更新日:2015/10/16
リリース:9.4 (TS1M1), Rev.940_14w19
Pub Code:67667
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®は米国で登録されていることを示します。
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