SAS Marketing Automation 6.3 (分散LASR:Distributed LASR) には、分散環境版のSAS Visual Analytics Administration and Reportingが含まれます。 このコンポーネントは、CI Studioユーザーインターフェイスで「Reporting Workspace」を利用可能にするために必要です。 SAS Visual Analytics Administration and Reportingがインストールされていない場合、Reporting Workspaceはご利用のシステム上で利用できません。 より詳細な情報は、配置手順をご確認ください。
このバージョンのSAS Visual Analytics Administration and Reportingは、Linuxオペレーティングシステム上でのみサポートされており、SAS Marketing Automationとは別のマシンにインストールすることが必須です。 この件に関する情報は、SAS Visual Analytics 6.4のシステム必要条件をご確認ください。
SAS Marketing Automation Server には、3種類のSAS Metadata Bridges(種類は選択)、1種類の標準SAS/ACCESSエンジン(種類は選択。トランザクショナルデータ用。)、および、次のうち選択した1種類の標準SAS/ACCESSエンジンが含まれます。
SAS Visual Analytics Administration and Reporting Server は、 SAS/ACCESS to Teradata (ベンダーから提供されたアプライアンス)または、1種類の標準SAS/ACCESS エンジン(Hadoopを使用する場合。コモディティハードウェア)のいずれかが含まれます。
Apache Hadoop ソフトウェアは、利便性を考慮してSASソフトウェアと共に出荷されています。 サポートに関する情報は、http://support.sas.com/resources/thirdpartysupport/ApacheHadoopSupport.html(英語)をご確認ください。
SASでは、SAS Metadata Server配置において次の事項を推奨しております。
サーバークラスシステムのディスクI/Oパフォーマンスが十分である必要があります。 メモリの必要条件は、使用するプロダクトの組み合わせにかなり依存します。しかしながら、8 GBのRAMがあれば大抵の大規模配置にも対応可能です。 ほとんどの配置において、4GBのRAMで対応できます。より少ないメモリで賄えるような特定の配置が確認されない限り、この4GBという値が最低限必要なメモリ容量だと考えることができます。
関連するJava Software Developer Kit(JDK)および最新情報と、固有の設定手順については、下記のサードパーティソフトウェアの必要条件のWebサイトを参照してください。http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/v94/jdks.html
SAS® 9.4 Intelligence Platformのミドル層には、SAS Web Application Serverと、HTTPサーバーとして使用するSAS Web Serverがそれぞれひとつずつ含まれています。 詳細は、http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/v94/appservers/index.htmlを参照してください。
SAS Web Application Serverは、SAS Webアプリケーションの実行にエンタープライズクラスの機能を提供するライトウェイトサーバーです。 詳細は、http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/v94/appservers/index.htmlを参照してください。
SAS Customer Intelligence Studio は、サポートされているWebブラウザ経由でアクセスされます。 次のWebページには、サポートされているWebブラウザのリストが掲載されています:http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/v94/othersw.html
SAS Webアプリケーションには、Adobe Flas Playerを動的な機能を提供するために使用するものがあります。 より詳細な情報は、http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/v94/browsers.html#flashをご確認ください。
SAS Marketing Automationを含むクライアントのプレゼンテーション仮想化環境(たとえば、Citrix)のサポートについては、SASのコーポレートサポートポリシーに従います。詳細は、http://support.sas.com/techsup/pcn/virtualization.html(英語)をご確認ください。
SAS Marketing Automationミドル層の最低限推奨するディスク容量は、8GBです。
より良いパフォーマンスのためのメモリの必要条件は、環境によって異なります。SAS Enterprise Excellence Center の担当者との相談に基づいて判断することを推奨します。
これは、SAS Marketing Automation Serverセットアップディレクトリで必要なディスク容量です。 キャンペーンやレポートなどの新しいコンテンツのために追加のディスク容量が必要になることがあります。
SAS Marketing Automation 6.3は、SAS/ACCESSを使用してさまざまなデータベースに接続可能です。 次のリストには、SAS Marketing Automation 6.3が対応しているデータベースのバージョンを記載します。
注意: SASデータセットにおけるCI Common Reporting Data Modelの使用および、500万件未満の顧客のレコードをサポートしていません。
注意: 複数のデータベースの混在は、パフォーマンスが許容レベルに達しないことがあるため推奨していません。
SASソフトウェアは、特定のサードパーティソフトウェア(オープンソースソフトウェアのみに限定されません)を提供することがあります。これは、サードパーティソフトウェアライセンス契約に基づきライセンスされます。 SASソフトウェアと共に提供されるサードパーティソフトウェアのライセンス情報に関しては、http://support.sas.com/thirdpartylicenses(英語)をご参照ください。