SAS High-Performance Risk は、SAS Visual Analytics Administration and Reportingと一緒に出荷され、両方のソリューションを同時にインストールすることが必要です。
SAS High-Performance Risk Server には、2種類の標準SAS/ACCESSエンジン(種類は選択。トランザクショナルデータ用。プラットフォームごとに利用可能。)が含まれます。
SAS High-Performance Risk Server には、3種類の SAS Metadata Bridges (種類は選択。)が含まれます。 加えて、General Industry Standards については、選択しなくても自動的にパッケージに含まれます。
SAS Visual Analytics Administration and Reporting Serverには、1種類の標準SAS/ACCESSエンジン(トランザクショナルデータ用に種類を選択。プラットフォームごとに利用可能。)が含まれます。 ソリューションのACCESSエンジンと同じエンジンを選択してください。
注意: 分散モードおよび非分散モード(Distributed Mode and Non-distributed Mode)どちらのSAS Visual Analytics Administration and Reporting Server にも、非分散モード(Non-distributed Mode)の SAS LASR Analytic Serverが含まれます。 しかしながら、分散モード(Distributed Mode)のSAS Visual Analytics Administration and Reporting Server にのみ、 分散モード(Distributed Mode)のSAS LASR Analytic Server が含まれます。
SAS Visual Analytics Administration and Reporting Server を別筐体にインストールすることを推奨しています。
共同で使用できるHadoop File System (HDFS) (colocated HDFS)の使用はオプションですが、サポートされているHadoop環境とSAS Plug-ins for Hadoop(これはライセンスに含まれています)が必須です。 サポートされているHadoopディストリビューションに関する情報は、http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/v94/hadoop/hadoop-distributions.htmlを参照してください。 このプラグインは追加の設定が必要です。 より詳細な情報は、『SAS High-Performance Analytics Infrastructure 3.5: Installation and Configuration Guide』(英語)をhttp://support.sas.com/documentation/onlinedoc/hp-analytics-infrastructure/index.htmlのWebページよりご参照ください。
SAS Metadata Serverは、このマシン上のBase SASに含まれています。
SASでは、SAS Metadata Server配置において次の事項を推奨しております。
サーバークラスシステムのディスクI/Oパフォーマンスが十分である必要があります。 メモリの必要条件は、使用するプロダクトの組み合わせにかなり依存します。しかしながら、8 GBのRAMがあれば大抵の大規模配置にも対応可能です。 ほとんどの配置において、4GBのRAMで対応できます。より少ないメモリで賄えるような特定の配置が確認されない限り、この4GBという値が最低限必要なメモリ容量だと考えることができます。
SAS High-Performance Risk には、追加の構成が必要なSAS High-Performance Risk Data Serverが含まれます。
このデータサーバーのサイズは中規模(medium)です。
注意: ソフトウェアを構成する際は、各データサーバーのサイズを考慮する必要があります。
インストール、アップデート、もしくは同じマシンへの1つまたは複数のSASデータサーバーの展開につながるプロダクトやソリューションの追加をする前に、共有メモリとセマフォのためにカーネルパラメータの変更が必要です。 小規模、中規模、大規模なデータサーバーの構成に関する詳細は、『SAS 9.4 Intelligence Platform: SAS Web Applications: Tuning for Performance and Scalability』の「Tuning the PostgreSQL Data Server」の章をご確認ください。ドキュメントは、こちらのWebページ よりご確認いただけます:
SAS Visual Analytics Administration and Reporting Mid-Tier を別の筐体にインストールすることを推奨しています。
SASソリューションソフトウェアをインストールする際、SAS Deployment Managerが必要なWebアプリケーションサーバーとWebサーバーのインストールと設定を行います。
これらのサーバーをインストールするには、ミドル層でサポートしているオペレーティングシステムからいずれか1つを選択します。
注意: これらのサーバーをz/OSまたは、32-bit版Windowsプラットフォームにインストールすることはできません。
注意: Microsoft Windows 10デスクトップオペレーティングシステムは、SASクライアントソフトウェアでサポートされています。
SAS Visual Analytics Mobile Clients (SAS Mobile BI)は、App Storeからの無料ダウンロードにより、Apple iPadおよび、Androidタブレットで利用可能です。
最新の必要条件に関する情報は、SAS AppDev Studioのシステム必要条件を参照してください。
SASがサポートしているWebブラウザのリストは、新しいプロダクトがテストされ承認されたら更新されます。 最新の情報は、「SAS 9.4(TS1M0以降) がサポートするWebブラウザとプラグイン」のWebページ(http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/v94/browsers.html)よりご確認ください。
クライアントマシンのWebブラウザを選択する際は、SAS High-Performance Risk が別の組み合わせのサポートしているWebブラウザを持つ、SAS Common Components 2.4 for HTMLを配置するのでご注意ください。 最新版のMicrosoft Internet Explorer、 Mozilla FireFox、 Apple Safari、およびGoogle Chromeがサポートされています。 HTML 5に関連するサポートされているブラウザとプラットフォームのリストは、 SAS Common Components 2.4 for HTMLのシステム必要条件(英語)をご参照ください。
以下のオプションのオファリングは、SAS High-Performance Riskと統合することができます。 これらは、パッケージに含まれていませんが、別途ライセンスすることができます。
SASソフトウェアは、特定のサードパーティソフトウェア(オープンソースソフトウェアのみに限定されません)を提供することがあります。これは、サードパーティソフトウェアライセンス契約に基づきライセンスされます。 SASソフトウェアと共に提供されるサードパーティソフトウェアのライセンス情報に関しては、http://support.sas.com/thirdpartylicenses(英語)をご参照ください。