SAS Fraud Management 4.4で必要なオペレーティングシステムとシステムソフトウェアは、下記のとおりです。
SASがサポートしているオペレーティングシステムに関する情報は、サポート対象オペレーティングシステムのWebページにて、SAS 9.4のサポート情報をご確認ください。
UNIXのサーバー層およびミドル層のマシン用のSAS Fraud Managementコンポーネントは、同じ種類のプラットフォーム上(z64 または、x64 Linux)にインストールする必要があります。
さらに、SAS Fraud Management Server Scoring Engine for z/64は、次のソフトウェアが必要です。
注意: z/64に対応したSAS/ACCESSエンジンはありません。したがって、SAS Fraud Management Scoring Engine for z/64には、SAS/ACCESSエンジンが含まれないようになりました。
注意: SAS Fraud Management Scoring Engine for z/OS Server は、インストール時点でSAS Metadata Serverが必要ではありません。また、SAS Fraud Management Decision Engine Server、SAS Fraud Management Rules Serverおよび、SAS Fraud Management Batch Serverなしでインストールすることができます。
注意: SAS Fraud Management をご利用のお客様は、SAS Fraud Management Scoring Engine for z/OS Serverのインストールのみが必須である可能性があります。 他のすべてのSAS Fraud Management プロダクトは SAS Fraud Management Batch Serverより前にインストールすることが必須です。なぜなら、 Batch Server は、それらのソリューションが使用するデータベースをロードするためです。
SAS Fraud Management Decision Engine Server には、次のSAS/ACCESSエンジンのいずれか選択したものが含まれます。
注意: SAS/ACCESS Engine の種類の選択は、すべてのUNIXサーバー上で同じものを選択する必要があります。
注意: SAS Fraud Management Decision Engine Serverは、SAS Metadata Serverがインストールの間に必須であり、 SAS Fraud Management Batch Serverの事前インストールが必須です。 SAS Fraud Management Rules Serverなしでインストールすることができます。
注意: SAS Metadata Serverは、メインサーバーと同一筐体、もしくは別のマシンにすることができます。
SAS Fraud Management Batch Serverには、次のSAS/ACCESSエンジンのいずれか選択したものが含まれます。
注意:SAS/ACCESS Engineの選択は、すべてのUNIXサーバー上で同じものを選択する必要があります。
SAS Fraud Management Rules Server には、次のSAS/ACCESSエンジンのいずれか選択したものが含まれます。
注意:SAS/ACCESS Engineの選択は、すべてのUNIXサーバー上で同じものを選択する必要があります。
SASでは、SAS Metadata Server配置において次の事項を推奨しております。
サーバークラスシステムのディスクI/Oパフォーマンスが十分である必要があります。 メモリの必要条件は、使用するプロダクトの組み合わせにかなり依存します。しかしながら、8 GBのRAMがあれば大抵の大規模配置にも対応可能です。 ほとんどの配置において、4GBのRAMで対応できます。より少ないメモリで賄えるような特定の配置が確認されない限り、この4GBという値が最低限必要なメモリ容量だと考えることができます。
SAS Fraud Management 4.4は、 IBM WebSphere MQ Series 7.5 または8.0 をサポートします。
SASソリューションソフトウェアをインストールする際、SAS Deployment Managerが必要なWebアプリケーションサーバーとWebサーバーのインストールと設定を行います。
これらのサーバーをインストールするには、ミドル層でサポートしているオペレーティングシステムからいずれか1つを選択します。
SAS Fraud Management 4.4のデータベースのシステム必要条件は、次の通りです。
*プロセッサの数および速度、内部ストレージ、さらに物理サーバーの数(インストールごとの冗長化も考慮)は、インストールとユーザーの必要条件によって決定されます。
注意: SAS 管理コンソールとSAS BI Lineage Plug-in for SAS Management Consoleは、AIX、HP IPF、x64 Linux、 Solaris SPARC、 x64 Solaris 、32-bit版 Windows、64-bit版 Windowsでも実行できます。
SASがサポートしているWebブラウザのリストは、新しいプロダクトがテストされ承認されたら更新されます。 最新情報は、「SAS 9.4(TS1M0以降)がサポートするWebブラウザとプラグイン」のWebサイトを参照してください。
SAS Fraud Management 4.3は、Microsoft Internet Explorer 9および10でサポートしています。
メインフレームオプションでは、z-Architectureメインフレームが必要です。 メインフレームオプションを選択する場合は、インストールのための2GBのディスク容量の確保と、メインフレーム用のUniversal SAS Connector(USC)コンポーネントの動作確認をすることが必要です。
メインフレームのディスク容量、CPU、実記憶域および仮想記憶域の利用に関する必要条件は、ユーザーのワークロードの量に完全に依存します。 SASは導入を検討されているユーザーと一緒にカスタマーワークロードと対応する必要なハードウェアリソースの定義を行います。 このプロセスは、すべてのSAS Fraud Management プロジェクトで標準的なものです。
All-UNIX/Linux オプションは、Red Hat Enterprise Linuxのためのものです。 このバージョンは、SAS Fraud Management 3.2以降で利用可能です。 このオプションを選択するユーザーは、複数の(物理的な)p-seriesサーバーを割り当てるか、もしくは、大規模マルチコアサーバー、または論理パーティションと共有メモリを持つサーバーを導入することにより、フットプリントを低減することが期待されます。
ディスク容量、CPU、実記憶域および仮想記憶域の利用に関する必要条件は、ユーザーのワークロードの量に完全に依存します。 SASは導入を検討されているユーザーと一緒にカスタマーワークロードと対応する必要なハードウェアリソースの定義を行います。 このプロセスは、すべてのSAS Fraud Management プロジェクトで標準的なものです。
All-UNIX/Linux およびハイブリッドソリューションは、仮想サーバーテクノロジー(特に、 VMWAREおよびKVMソフトウェアで検証・サポートされているもの)の使用をサポートしています。
SASソフトウェアは、特定のサードパーティソフトウェア(オープンソースソフトウェアのみに限定されません)を提供することがあります。これは、サードパーティソフトウェアライセンス契約に基づきライセンスされます。 SASソフトウェアと共に提供されるサードパーティソフトウェアのライセンス情報に関しては、http://support.sas.com/thirdpartylicenses(英語)をご参照ください。