システム必要条件
SAS® Fraud Management 4.1

概要

SAS Fraud Management 4.1で必要なオペレーティングシステムとシステムソフトウェアは、下記のとおりです。

ホストオペレーティングシステム

  • IBM AIX 7
  • IBM z/OS バージョン 1.11 以降
  • Red Hat Enterprise Linux Server v6
  • SUSE Linux Enterprise System 11 SP1

: 米国本社のシステムのデータエラーのために、下記の情報でOracle Linux 6.1 はサポートされている環境として記載されています。 Oracle Linuxは、SAS Fraud Management 4.1でサポートされておりませんので、ご注意ください。

サーバー層

SAS Fraud Management Server Scoring Engine for z/OS Server : z/OS

このマシンにインストールするSASプロダクト:
  • Base SAS 9.4
  • SAS Fraud Management Scoring Engine for zOS 4.1
  • SAS Fraud Management Scoring Engine for zOS 4.1
  • SAS Fraud Management Transaction Extensions 4.1
インストールするプロダクトで必要なディスク容量: 517シリンダー(Drive Model 3390)
サポートしている実行環境:
  • 31-bit版 z/OS V1R12(z/Architecture チップファミリ)
  • 31-bit版 z/OS V1R13(z/Architecture チップファミリ)
  • 31-bit版 z/OS V2R1 (z/Architecture チップファミリ)

さらに、SAS Fraud Management Server Scoring Engine for z/OSは、次のソフトウェアが必要です。

  • CICS Transaction Server v3.2以降
  • IBM WebSphere MQ Series 7.5
  • Java 6 (64 bit)

SAS Fraud Management Scoring Engine Server

使用する環境を選択してください。

SAS Fraud Management Scoring Engine Server には、次のSAS/ACCESSエンジンのいずれか選択したものが含まれます。

  • SAS/ACCESS Interface to DB2
  • SAS/ACCESS Interface to Oracle

SAS Fraud Management Alert Generation Server

使用する環境を選択してください。

SAS Fraud Management Alert Generation Serverには、次のSAS/ACCESSエンジンのいずれか選択したものが含まれます。

  • SAS/ACCESS Interface to DB2
  • SAS/ACCESS Interface to Oracle

SAS Fraud Management Rules Server

使用する環境を選択してください。

SAS Fraud Management Rules Server には、次のSAS/ACCESSエンジンのいずれか選択したものが含まれます。

  • SAS/ACCESS Interface to DB2
  • SAS/ACCESS Interface to Oracle

SAS Fraud Management Operational Reports Server

使用する環境を選択してください。

SAS Fraud Management Operational Reports Server には、次のSAS/ACCESSエンジンのいずれか選択したものが含まれます。

  • SAS/ACCESS Interface to DB2
  • SAS/ACCESS Interface to Oracle

SAS Fraud Management Operational Reports Server は、SAS Fraud Management Scoring Engine for zOS Serverまたは、SAS Fraud Management Alert Generation Serverのどちらかのインストールが必須です。

注意: SAS 管理コンソールとSAS BI Lineage Plug-in for SAS Management Consoleは、HP PA-RISC、HP IPF、32-bit版 Linux、 Solaris SPARC、 x64 Solaris 、32-bit版 Windows 、 Windows x64でも実行できます。

SAS Metadata Server

使用する環境を選択してください。
SASは、SAS Metadata Serverを64-bit版のホストシステム上に配置することを推奨します。 SAS Metadata Serverは、マルチスレッドおよびマルチコアサーバーハードウェア(通常クアッドコア以上のマシン)の使用を推奨します。 チューニング、管理、診断の簡略化のためにSAS Metadata Server専用マシンとすることを推奨しますが、必須ではありません。 サーバークラスシステムのディスクI/Oパフォーマンスが十分である必要があります。 メモリの必要条件は、使用するプロダクトの組み合わせにかなり依存します。しかしながら、8GBのRAMがあれば大抵の大規模配置にも対応可能です。 4GBのRAMでほとんどの配置に対応できます。より少ないメモリで賄えるような特定の配置が確認されない限り、この4GBという値が最低限必要なメモリ容量だと考えることができます。

ミドル層

SAS Fraud Management Mid-Tier

使用する環境を選択してください。

SAS BI Mid-Tier

使用する環境を選択してください。

アプリケーションサーバー

SAS Fraud Management 4.1は、 AIX 7上のIBM WebSphere MQ Series 7.0.0.13 をサポートします。

データベース

SAS Fraud Management 4.1のデータベースのシステム必要条件は、次の通りです。

  • DB2 for z/OS v10
  • DB2 UDB v10 (ミドル層)
  • Oracle 11g (11.1.0.7)

ミドル層ストレージの必要条件

  • System of Record(SOR)--保持される日数に依存します。顧客のインストールごとに決定します。
  • Reporting History(RH)--保持する月数に依存します。顧客のインストールごとに決定します。
  • MQのキュー – queue depthに依存します。顧客のインストールごとに決定します。

ミドル層サーバーのハードウェア必要条件

  • AGS/ETL/BI/Metadata: POWER6 サーバー*および、 Intel
  • RH: POWER6 サーバー* および、 Intel
  • SAS Application Server: POWER6/POWER7 サーバー* および、 Intel
  • SOR: POWER6 サーバー* および、 Intel

*プロセッサの数および速度、内部ストレージ、さらに物理サーバーの数(インストールごとの冗長化も考慮)は、インストールとユーザーの必要条件によって決定されます。


クライアント層

SAS Enterprise BI Clients

使用する環境を選択してください。

注: SAS 管理コンソールとSAS BI Lineage Plug-in for SAS Management Consoleは、AIX、HP PA-RISC、HP IPF、32-bit版 Linux、 x64 Linux、 Solaris SPARC、 x64 Solaris でも実行できます。

Web ブラウザ

SAS Fraud Management 4.1は、Microsoft Internet Explorer 9および10でサポートしています。


必要なハードウェア

SAS Fraud Management 4.1では、Hybrid solutionまたはAll-UNIX solutionの2つのオプションを提案しています。

Hybrid Solution

メインフレームオプションでは、z-Architectureメインフレームが必要です。 メインフレームオプションを選択する場合は、インストールのための2GBのディスク容量の確保と、メインフレーム用のUniversal SAS Connector(USC)コンポーネントの動作確認をすることが必要です。

メインフレームのディスク容量、CPU、実記憶域および仮想記憶域の利用に関する必要条件は、ユーザーのワークロードの量に完全に依存します。 SASは導入を検討されているユーザーと一緒にカスタマーワークロードと対応する必要なハードウェアリソースの定義を行います。 このプロセスは、すべてのSAS Fraud Management プロジェクトで標準的なものです。

All-UNIX Solution

All-UNIX/Linux オプションは、p-series(IBM)ハードウェアで実行中のAIX、またはRed Hat Enterprise Linuxのためのオプションです。 このバージョンは、SAS Fraud Management 3.2以降で利用可能です。 このオプションを選択するユーザーは、複数の(物理的な)p-seriesサーバーを割り当てるか、もしくは、大規模マルチコアサーバー、または論理パーティションと共有メモリを持つサーバーを導入することにより、フットプリントを低減することが期待されます。

ディスク容量、CPU、実記憶域および仮想記憶域の利用に関する必要条件は、ユーザーのワークロードの量に完全に依存します。 SASは導入を検討されているユーザーと一緒にカスタマーワークロードと対応する必要なハードウェアリソースの定義を行います。 このプロセスは、すべてのSAS Fraud Management プロジェクトで標準的なものです。

仮想サーバーのサポート

All-UNIX/Linux およびハイブリッドソリューションは、仮想サーバーテクノロジー(特に、 VMWAREおよびKVMソフトウェアで検証・サポートされているもの)の使用をサポートしています。


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日本語版更新日:2015/05/01  英語版更新日:2015/04/21
リリース:9.4 (TS1M1), Rev.940_14w23
Pub Code:67766
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