システム必要条件
SAS® Fraud Management 3.3

概要

SAS Fraud Management 3.3で必要なオペレーティングシステムとシステムソフトウェアは、下記のとおりです。

ホストオペレーティングシステム

  • AIX 6.1以上
  • Linux Red Hat Enterprise Server v6
  • z/OS v1.8以降

サーバー層

SAS/SECUREは、すべてのサーバー層のマシンに推奨します。しかし、SAS Fraud Management 3.3の構成プロダクトには含まれていません。

SAS Fraud Management Server – OnDemand Scoring Engine Server: z/OS

このマシンにインストールするSASプロダクト:
  • Base SAS 9.3
  • SAS Fraud Management Scoring Engine for zOS 3.3
  • SAS Fraud Management Transaction Extensions 3.3
  • SAS/ACCESS Interface to DB2 9.3
  • SAS/CONNECT 9.3
インストールするプロダクトで必要なディスク容量: 509シリンダー(Drive Model 3390)
サポートしている実行環境:
  • 31-bit版 z/OS V1R10(z/Architecture チップファミリ)
  • 31-bit版 z/OS V1R11(z/Architecture チップファミリ)
  • 31-bit版 z/OS V1R12(z/Architecture チップファミリ)
追加必要条件
  • SAS Fraud Management Scoring Engine for zOS 3.3から、次の必要条件を追加。

    DB2 for z/OS v8.1以降が必須です。

  • SAS Fraud Management Scoring Engine for zOS 3.3から、次の必要条件を追加。

    CICS Transaction Server v3.2以降が必須です。

  • SAS Fraud Management Scoring Engine for zOS 3.3から、次の必要条件を追加。

    IBM WebSphere MQ Seriesが必須です。

さらに、SAS Fraud Management Server OnDemand Scoring Engine for z/OSは、次のソフトウェアが必要です。

  • CICS Transaction Server v3.2以降
  • IBM DB2または、Oracle JDBCドライバ
  • IBM WebSphere MQ Series 7.0.0.13
  • Java 6 (64 bit)

SAS Fraud Management Scoring Engine Server

使用する環境を選択してください。

SAS Fraud Management Scoring Engine Server には、次の2つのSAS/ACCESSエンジンのいずれか一つが含まれます(種類は選択)。

  • SAS/ACCESS Interface to DB2
  • SAS/ACCESS Interface to Oracle

SAS Fraud Management Alert Generation Server

使用する環境を選択してください。

SAS Fraud Management Alert Generation Serverには、次の3つのSAS/ACCESSエンジンのいずれか一つが含まれます(種類は選択)。

  • SAS/ACCESS Interface to DB2
  • SAS/ACCESS Interface to Oracle
  • SAS/ACCESS Interface to Teradata

SAS Fraud Management Rules Server

使用する環境を選択してください。

SAS Fraud Management Rules Server には、次の3つのSAS/ACCESSエンジンのいずれか一つが含まれます(種類は選択)。

  • SAS/ACCESS Interface to DB2
  • SAS/ACCESS Interface to Oracle
  • SAS/ACCESS Interface to Teradata

SAS Fraud Management Operational Reports Server

使用する環境を選択してください。

SAS Fraud Management Rules Server には、次の3つのSAS/ACCESSエンジンのいずれか一つが含まれます(種類は選択)。

  • SAS/ACCESS Interface to DB2
  • SAS/ACCESS Interface to Oracle
  • SAS/ACCESS Interface to Teradata

注意: SAS 管理コンソールとSAS BI Lineage Plug-in for SAS Management Consoleは、HP PA-RISC、HP IPF、Linux(32-bit)、 Solaris SPARC、 x64 Solaris 、Windows (32-bit)、 x64 Windowsでも実行できます。

SAS Metadata Server

使用する環境を選択してください。
SASは、SAS Metadata Serverを64-bit版のホストシステム上に配置することを推奨します。 SAS Metadata Serverは、マルチスレッドおよびマルチコアサーバーハードウェア(通常クアッドコア以上のマシン)の使用を推奨します。 チューニング、管理、診断の簡略化のためにSAS Metadata Server専用マシンとすることを推奨しますが、必須ではありません。 サーバークラスシステムのディスクI/Oパフォーマンスが十分である必要があります。 メモリの必要条件は、使用するプロダクトの組み合わせにかなり依存します。しかしながら、8GBのRAMがあれば大抵の大規模配置にも対応可能です。 4GBのRAMでほとんどの配置に対応できます。より少ないメモリで賄えるような特定の配置が確認されない限り、この4GBという値が最低限必要なメモリ容量だと考えることができます。

ミドル層

SAS Fraud Management Mid-Tier

使用する環境を選択してください。

SAS Enterprise BI Mid-Tier

使用する環境を選択してください。

アプリケーションサーバー

SAS Fraud Management 3.3は、IBM WebSphere Application Server 7.0.0.13 および IBM WebSphere MQ Series 7.0.0.13を次のオペレーティングシステム上でサポートしています。

  • AIX 6.1 および 7.1
  • Solaris 10
  • x64 Solaris 10
  • Windows Server 2008 R2(x64)

データベース

SAS Fraud Management 3.3のデータベースのシステム必要条件は、次の通りです。

  • DB2 for z/OS v8.1以降
  • DB2 UDB v 95 および、v97(ミドル層)
  • Oracle 11g (11.1.0.7)

ミドル層ストレージの必要条件

  • System of Record(SOR)--保持される日数に依存します。顧客のインストールごとに決定します。
  • Reporting History(RH)--保持する月数に依存します。顧客のインストールごとに決定します。
  • MQのキュー – queue depthに依存します。顧客のインストールごとに決定します。

ミドル層サーバーのハードウェア必要条件

  • WAS: POWER6/POWER7 サーバー* および、 Intel
  • AGS/ETL/BI/Metadata: POWER6 サーバー* および、 Intel
  • SOR: POWER6 サーバー* および、 Intel
  • RH: POWER6 サーバー* および、 Intel

*プロセッサの数および速度、内部ストレージ、さらに物理サーバーの数(インストールごとの冗長化も考慮)は、インストールとユーザーの必要条件によって決定されます。


クライアント層

SAS Enterprise BI Clients

使用する環境を選択してください。

注意:SAS 管理コンソールとSAS BI Lineage Plug-in for SAS Management Consoleは、AIX、HP PA-RISC、HP IPF、Linux(32-bit)、 x64 Linux、 Solaris SPARC、 x64 Solaris でも実行できます。

Web ブラウザ

SAS Fraud Management 3.3は、Microsoft Internet Explorer 7以上でサポートしています。


ハードウェアの必要条件

SAS Fraud Management 3.3では、Hybrid solutionまたはAll-UNIX solutionの2つのオプションを提案しています。

Hybrid Solution

メインフレームオプションでは、z-Architectureメインフレームが必要です。 メインフレームオプションを選択する場合は、インストールのための2GBのディスク容量の確保と、メインフレーム用のUniversal SAS Connector(USC)コンポーネントの動作確認をすることが必要です。

メインフレームのディスク容量、CPU、実記憶域および仮想記憶域の利用に関する必要条件は、ユーザーのワークロードの量に完全に依存します。 SASは導入を検討されているユーザーと一緒にカスタマーワークロードと対応する必要なハードウェアリソースの定義を行います。 このプロセスは、すべてのSAS Fraud Management プロジェクトで標準的なものです。

All-UNIX Solution

All-UNIXオプションは、p-Series(IBM)ハードウェア上で実行するAIXのためのものです。 このバージョンは、SAS Fraud Management 3.2以降で利用可能です。 このオプションを選択するユーザーは、複数の(物理的な)p-Seriesサーバーを割り当てるか、もしくは、大規模マルチコアサーバー、または論理パーティションと共有メモリを持つサーバーを導入することにより、このフットプリントを低減することが期待されます。

ディスク容量、CPU、実記憶域および仮想記憶域の利用に関する必要条件は、ユーザーのワークロードの量に完全に依存します。 SASは導入を検討されているユーザーと一緒にカスタマーワークロードと対応する必要なハードウェアリソースの定義を行います。 このプロセスは、すべてのSAS Fraud Management プロジェクトで標準的なものです。

仮想サーバーのサポート

All-UNIXおよび、 Hybrid は、仮想サーバーテクノロジーの使用をサポートしています。特に、 VMWAREおよびKVMソフトウェアで検証を行い、これらをサポートしています。


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日本語版更新日:2013/04/12  英語版更新日:2013/03/29
リリース:9.3 (TS1M2), Rev.930_13w14
Pub Code:66445
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