システム必要条件
SAS® MDM Standard 4.3

概要

このドキュメントには、SAS Master Data Management Standard (MDM Standard) バージョン4.3のシステム必要条件が記載されています。

サードパーティの技術の変化に対応するため、SASは正式にサポートしている各オペレーティングシステムの1つ以上のベースラインメジャーバージョン、後続のマイナーアップデート、および、後続のメジャーバージョンをサポートする一般的なポリシーを採用いたしました。 このドキュメントには、サポートしているベースラインメジャーバージョンのみ記載しています。 サードパーティソフトウェアに関する完全なSASのサポートポリシーは、https://support.sas.com/resources/thirdpartysupport/baseline_plus.htmlよりご確認いただけます。

このポリシーの一部として、SASはお客さまが最新のオペレーティングシステムサービスパックを適用されることを強く推奨しています。

サーバー層

SAS MDM Standard Server

使用する環境を選択してください。

SAS MDM Standard Serverには、1種類のSAS Data Management Contextual Extraction Language Pack (言語は選択)が含まれます。 また、SAS Quality Knowledge Base for Contact Information もしくは、SAS Quality Knowledge Base for Product Data(いずれもロケールを選択)のいずれか一方も含まれます。 特に選択しない場合、English(USA)ロケールのSAS Quality Knowledge Base for Contact Informationがデフォルトで含まれます。

SAS Data Management Server Remote Function Call for SAP 2.7は、リクエストがあればパッケージに含まれます。 SAS Federation Server Driver for SAPが含まれます。

SAS MDM Standard Server および、 SAS Data Quality Server は、同一筐体上にインストールすることが必須です。

SAS MDM Standard は、DataFlux Data Management Platform 2.7のみサポートしています。

SAS MDM Standard は、SAS Quality Knowledge Base for Oontact Information バージョン 25以降、もしくは、SAS Quality Knowledge Base for Product Data バージョン 5以降のみをサポートしています。

SAS MDM Standard は、Oracle 11g または12c および、 Microsoft SQL Server 2012または2014のみサポートしています。 配置を開始する前に、データベースが作成されユーザーが定義されている必要があります。

Windows上では、 OpenSSL 1.0 以降が必要です。 OpenSSL DLLは、Windowsシステムディレクトリ内、または、システムPATHにあるディレクトリ内にインストールすることが必須です。

UNIX環境では、ご利用のホストマシンに関連するベンダーが提供したOpenSSLライブラリがインストールされます。

  • AIX: openssl.base
  • HP-UX: openssl
  • Linux: openssl
  • Solaris 10: SUNWopenssl-libraries
  • Solaris 11: library/security/openssl

SAS Data Quality Server

使用する環境を選択してください。

SAS Data Quality Server には、SAS Quality Knowledge Base for Contact Information または、SAS Quality Knowledge Base for Product Data(いずれもロケールを選択)のいずれか一方が含まれます。 特に選択しない場合、English(USA)ロケールのSAS Quality Knowledge Base for Contact Informationがデフォルトで含まれます。

SAS MDM Standard は、SAS Quality Knowledge Base for Oontact Information バージョン 25以降、もしくは、SAS Quality Knowledge Base for Product Data バージョン 5以降のみをサポートしています。

SAS Metadata Server

使用する環境を選択してください。

SASでは、SAS Metadata Server配置において次の事項を推奨しております。

  • 64-bitホストシステムであること
  • チューニング、管理、診断を単純化するため、専用のマシンであること
  • SAS Metadata Serverがマルチスレッドであるため、マルチコアサーバーハードウェアであること
  • 本番環境の配置においては、4コア以上であること

サーバークラスシステムのディスクI/Oパフォーマンスが十分である必要があります。 メモリの必要条件は、使用するプロダクトの組み合わせにかなり依存します。しかしながら、8 GBのRAMがあれば大抵の大規模配置にも対応可能です。 ほとんどの配置において、4GBのRAMで対応できます。より少ないメモリで賄えるような特定の配置が確認されない限り、この4GBという値が最低限必要なメモリ容量だと考えることができます。

SAS Data Servers

SAS MDM Standard には、次のSASデータサーバーが含まれます。これらは追加の設定が必要です。

  • SAS Job Monitor Data Server Configuration
  • SAS Data Remediation Data Server

これらのデータサーバーのサイズはそれぞれ中規模(medium)です。

注意: ソフトウェアを構成する際は、各データサーバーのサイズを考慮する必要があります。

インストール、アップデート、もしくは同じマシンへの1つまたは複数のSASデータサーバーの展開につながるプロダクトやソリューションの追加をする前に、共有メモリとセマフォのためにカーネルパラメータの変更が必要です。 小規模、中規模、および大規模なデータサーバーの設定に関する詳細は、『SAS 9.4 Web Applications: Tuning for Performance and Scalability』の「Tuning the PostgreSQL Data Server」の章にある、Initial Configuration Recommendationsというタイトルの箇所をご確認ください。


ミドル層

DataFlux MDM Standard Mid-Tier

使用する環境を選択してください。

必要なデータベース

SAS MDM Standard 4.3 Middle Tier がサポートしているのは、Oracle 11g または12c および、 Microsoft SQL Server 2012または2014のみです。 配置を開始する前に、データベースが作成されユーザーが定義されている必要があります。


クライアント層

SAS MDM Standard Studio

使用する環境を選択してください。

SAS MDM Standard Studioには、1種類のSAS Data Management Contextual Extraction Language Pack (言語は選択)が含まれます。 また、SAS Quality Knowledge Base for Contact Information もしくは、SAS Quality Knowledge Base for Product Data(いずれもロケールを選択)のいずれか一方も含まれます。 特に選択しない場合、English(USA)ロケールのSAS Quality Knowledge Base for Contact Informationがデフォルトで含まれます。

SAS Data Management Server Remote Function Call for SAP 2.7は、リクエストがあればパッケージに含まれます。 SAS Federation Server Driver for SAPが含まれます。

SAS MDM Standard は、DataFlux Data Management Platform 2.7のみサポートしています。

SAS MDM Standard は、SAS Quality Knowledge Base for Oontact Information バージョン 25以降、もしくは、SAS Quality Knowledge Base for Product Data バージョン 5以降のみをサポートしています。

SAS MDM Standard Administrator

使用する環境を選択してください。

SAS MDM Standard Administrator には、1種類のSAS Data Management Contextual Extraction Language Pack (言語は選択)が含まれます。 また、SAS Quality Knowledge Base for Contact Information もしくは、SAS Quality Knowledge Base for Product Data(いずれもロケールを選択)のいずれか一方も含まれます。 特に選択しない場合、English(USA)ロケールのSAS Quality Knowledge Base for Contact Informationがデフォルトで含まれます。

SAS Data Management Server Remote Function Call for SAP 2.7は、リクエストがあればパッケージに含まれます。 SAS Federation Server Driver for SAPが含まれます。

SAS MDM Standard は、DataFlux Data Management Platform 2.7のみサポートしています。

SAS MDM Standard は、SAS Quality Knowledge Base for Oontact Information バージョン 25以降、もしくは、SAS Quality Knowledge Base for Product Data バージョン 5以降のみをサポートしています。

SAS MDM Standard Clients

使用する環境を選択してください。

サードパーティソフトウェア

SASソフトウェアは、特定のサードパーティソフトウェア(オープンソースソフトウェアのみに限定されません)を提供することがあります。これは、サードパーティソフトウェアライセンス契約に基づきライセンスされます。 SASソフトウェアと共に提供されるサードパーティソフトウェアのライセンス情報に関しては、http://support.sas.com/thirdpartylicenses(英語)をご参照ください。

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日本語版更新日:2019/01/25  英語版更新日:2019/01/15
リリース:9.4 (TS1M4), Rev.940_17w16
Pub Code:70739
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