このドキュメントには、SAS Master Data Management Standard (MDM Standard) バージョン4.2のシステム必要条件が記載されています。
SAS MDM Standard は、下記に記載している通り、複数のプラットフォームで利用することができます。
SAS MDM Standard Server は、SAS DataFlux Data Management Platform 2.6のみサポートしています。
SAS MDM Standard Serverには、1種類のSAS Data Management Contextual Extraction Language Pack (言語は選択)が含まれます。 1種類のQuality Knowledge Base(ロケールは選択)または、1種類のQuality Knowledge Base for Product Data(言語の種類は選択。バージョン5が必須。)のどちらかが含まれます。 加えて、SAS MDM Standard Server は、Quality Knowledge Base (QKB) Contact Information バージョン 25 以降のみサポートしておりますので、ご注意ください。
SAS MDM Standard Server には、SAS Integration Technologiesが含まれます。 また、次のプロダクトも含まれます。
これらのプロダクトのシステム必要条件のドキュメントは、SASインストールセンター(http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/documentation/installcenter/)より参照できます。
SAS MDM Standard Server がサポートしているのは、Oracle 11g または、12c および、 Microsoft SQL Server 2012のみです。 配置を開始する前に、データベースが作成されユーザーが定義されている必要があります。
SAS MDM Standard Server および、 SAS MDM Data Quality Standard Server は、同一筐体上にインストールすることが必須です。
SAS Data Quality Server には、1種類のSAS Quality Knowledge Base(ロケールは選択)が含まれます。 特に指定しない場合、デフォルトでQuality Knowledge Base Locale for English(USA)が同梱されます。
SAS MDM Standard Server および、 SAS MDM Data Quality Standard Server は、同一筐体上にインストールすることが必須です。
SAS MDM Standard には、次のSASデータサーバーが含まれます。これらは追加の設定が必要です。
これらのデータサーバーのサイズはそれぞれ中規模(medium)です。
注意: ソフトウェアを構成する際は、各データサーバーのサイズを考慮する必要があります。
インストール、アップデート、もしくは同じマシンへの1つまたは複数のSASデータサーバーの展開につながるプロダクトやソリューションの追加をする前に、共有メモリとセマフォのためにカーネルパラメータの変更が必要です。 小規模、中規模、大規模なデータサーバーの構成に関する詳細は、『SAS 9.4 Web Applications: Tuning for Performance and Scalability, Second Edition』の「Tuning the PostgreSQL Data Server」の章をご確認ください。ドキュメントは、こちらのWebページよりご確認いただけます: http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/documentation/onlinedoc/intellplatform/tabs/admin94.html
SASでは、SAS Metadata Server配置において次の事項を推奨しております。
サーバークラスシステムのディスクI/Oパフォーマンスが十分である必要があります。 メモリの必要条件は、使用するプロダクトの組み合わせにかなり依存します。しかしながら、8 GBのRAMがあれば大抵の大規模配置にも対応可能です。 ほとんどの配置において、4GBのRAMで対応できます。より少ないメモリで賄えるような特定の配置が確認されない限り、この4GBという値が最低限必要なメモリ容量だと考えることができます。
SAS MDM Standard 4.2 Middle Tier がサポートしているのは、Oracle 11g または、12c および、 Microsoft SQL Server 2012のみです。 配置を開始する前に、データベースが作成されユーザーが定義されている必要があります。
SAS MDM Standard Studioには、1種類のSAS Quality Knowledge Base(ロケールは選択)が含まれます。 特に指定しない場合、デフォルトでQuality Knowledge Base Locale for English(USA)が同梱されます。 加えて、SAS MDM Standard は、Quality Knowledge Base (QKB) Contact Information 25 以降のみサポートしておりますので、ご注意ください。
SAS MDM Standard Studio には、1種類のSAS Data Management Contextual Extraction Language Pack (言語は選択)が含まれます。
SAS Data Quality Desktop も含まれています。
SAS MDM Standard Administratorには、1種類のSAS Management Contextual Extraction Language Pack(種類は選択)と、1種類の Quality Knowledge Base Locale(種類は選択)が含まれます。 特に指定しない場合、デフォルトでQuality Knowledge Base Locale for English(USA)が同梱されます。
Quality Knowledge Base Contact (QKB) Information for Windows も含まれています。 このリリースでは、QKB Contact Information 25以降のみサポートしています。
SASソフトウェアは、特定のサードパーティソフトウェア(オープンソースソフトウェアのみに限定されません)を提供することがあります。これは、サードパーティソフトウェアライセンス契約に基づきライセンスされます。 SASソフトウェアと共に提供されるサードパーティソフトウェアのライセンス情報に関しては、http://support.sas.com/thirdpartylicenses(英語)をご参照ください。