このドキュメントには、SAS Master Data Management Advanced (MDM Advanced) バージョン4.2のシステム必要条件が記載されています。
SAS MDM Advanced は、下記に記載している通り、複数のプラットフォームで利用することができます。
デフォルトのスタックサイズ256Kでは、不十分です。 スタックサイズを拡張するには、export PTHREAD_DEFAULT_STACK_SIZE=1048576 の実行が必須です。
最低でもOpenSSL1.0が必須です。
SAS MDM Advanced Server は、SAS DataFlux Data Management Platform 2.6のみサポートしています。
SAS MDM Advanced Server には、1種類のSAS Data Management Contextual Extraction Language Pack (言語は選択)が含まれます。 1種類のQuality Knowledge Base(ロケールは選択)または、1種類のQuality Knowledge Base for Product Data(言語の種類は選択。バージョン5が必須。)のどちらかが含まれます。 加えて、SAS MDM Advanced Server は、Quality Knowledge Base (QKB) Contact Information バージョン 25 以降のみサポートしておりますので、ご注意ください。
SAS MDM Advanced Serverには、次のプロダクトも含まれます。
これらのプロダクトのシステム必要条件のドキュメントは、SASインストールセンター(http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/documentation/installcenter/index.html/)より参照できます。
SAS MDM Advanced Server がサポートしているのは、Oracle11g または、12c および、 Microsoft SQL Server 2012のみです。 配置を開始する前に、データベースが作成されユーザーが定義されている必要があります。
SAS Business Rules Manager Serverが含まれますが、オプション扱いです。 また、標準SAS/ACCESSエンジン(種類は選択。Oracleを推奨。)が1種類含まれます。
SAS Data Quality Server には、1種類のQuality Knowledge Base for Product Data(言語は選択。バージョン5が必須)または、1種類のQuality Knowledge Base (ロケールは選択)が含まれます。 特に指定しない場合、デフォルトでQuality Knowledge Base Locale for English(USA)が同梱されます。 SAS Data Quality Server は、Quality Knowledge Base (QKB) Contact Information バージョン 25 以降のみサポートしておりますので、ご注意ください。
SAS Visual Analytics Administration and Reporting リリース 7.1以上では、TeradataおよびEMC Greenplumは、ほかのすべてのデータストレージプロバイダのようにパラレルローディングを実現するために SAS Embedded Process を使用することが必須です。
以前のリリースにおいて、LASR は、メモリーへの高速なデータロードを可能にするため、インメモリーストレージとオンディスクストレージ間のデータのメモリーマッピングを使用していました(TeradataおよびGreenplumでのみ例外的にパラレルローディング)。 このメモリーマッピングは、 LASRで使用されるSAS High-Performance Analyticsの機能によって提供されました。 この固有のメモリーマッピングモデルは、TeradataおよびGreenplumではサポートされていません。
Apache Hadoop ソフトウェアは、利便性を考慮してSASソフトウェアと共に出荷されています。 サポートに関する情報は、http://support.sas.com/resources/thirdpartysupport/ApacheHadoopSupport.html(英語)をご確認ください。
SAS Visual Analytics Administration and Reporting Serverには、SAS/ACCESS Interface to PostgreSQLおよび、1種類の標準 SAS/ACCESS エンジン(種類は、ODBC または Oracleのどちらかを選択)が含まれます。
SAS MDM Advanced には、次のSASデータサーバーが含まれます。これらは追加の設定が必要です。
これらのデータサーバーのサイズはそれぞれ中規模(medium)です。
注意: ソフトウェアを構成する際は、各データサーバーのサイズを考慮する必要があります。
インストール、アップデート、もしくは同じマシンへの1つまたは複数のSASデータサーバーの展開につながるプロダクトやソリューションの追加をする前に、共有メモリとセマフォのためにカーネルパラメータの変更が必要です。 小規模、中規模、大規模なデータサーバーの構成に関する詳細は、『SAS 9.4 Web Applications: Tuning for Performance and Scalability, Second Edition』の「Tuning the PostgreSQL Data Server」の章をご確認ください。ドキュメントは、こちらのWebページよりご確認いただけます: http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/documentation/onlinedoc/intellplatform/tabs/admin94.html
SASでは、SAS Metadata Server配置において次の事項を推奨しております。
サーバークラスシステムのディスクI/Oパフォーマンスが十分である必要があります。 メモリの必要条件は、使用するプロダクトの組み合わせにかなり依存します。しかしながら、8 GBのRAMがあれば大抵の大規模配置にも対応可能です。 ほとんどの配置において、4GBのRAMで対応できます。より少ないメモリで賄えるような特定の配置が確認されない限り、この4GBという値が最低限必要なメモリ容量だと考えることができます。
SAS MDM Advanced Mid-Tierがサポートしているのは、Oracle 11g または、12c および、 Microsoft SQL Server 2012のみです。 配置を開始する前に、データベースが作成されユーザーが定義されている必要があります。
SAS Visual Analytics Administration and Reporting Mid-Tier Server を別の筐体にインストールすることを推奨しています。
SAS MDM Advanced Administratorには、1種類のSAS Data Management Contextual Extraction Language Pack (言語は選択)も含まれます。 1種類のSAS Data Management Quality Knowledge Base(ロケールは選択)または、1種類のKnowledge Base for Product Data (言語の種類は選択。バージョン5が必須。)のどちらかが含まれます。
Knowledge Base は、SAS Data Quality Serverで選択したものと同じものであることが必須です。
特に指定しない場合、デフォルトでQuality Knowledge Base Locale for English(USA)が同梱されます。 ロケールは、SAS Data Quality Serverで選択したものと同じものである必要があります。 SAS MDM Advanced Administrator は、Quality Knowledge Base (QKB) Contact Information バージョン 25 以降のみサポートしておりますので、ご注意ください。
SAS MDM Advanced Studioには、1種類のSAS Data Management Contextual Extraction Language Pack (言語は選択)も含まれます。 1種類のSAS Data Management Quality Knowledge Base(ロケールは選択)または、1種類のKnowledge Base for Product Data (言語の種類は選択。バージョン5が必須。)のどちらかが含まれます。
Knowledge Base は、SAS Data Quality Serverで選択したものと同じものであることが必須です。
特に指定しない場合、デフォルトでQuality Knowledge Base Locale for English(USA)が同梱されます。 ロケールは、SAS Data Quality Serverで選択したものと同じものである必要があります。 SAS MDM Advanced Studio は、Quality Knowledge Base (QKB) Contact Information バージョン 25 以降のみサポートしておりますので、ご注意ください。
SAS Visual Analytics Mobile Clients (SAS Mobile BI)は、App Storeからの無料ダウンロードにより、Apple iPadおよび、Androidタブレットで利用可能です。
SASソフトウェアは、特定のサードパーティソフトウェア(オープンソースソフトウェアのみに限定されません)を提供することがあります。これは、サードパーティソフトウェアライセンス契約に基づきライセンスされます。 SASソフトウェアと共に提供されるサードパーティソフトウェアのライセンス情報に関しては、http://support.sas.com/thirdpartylicenses(英語)をご参照ください。