SAS Regulatory Risk Management は、バーゼルIIIの要件を満たすために自己資本の算出とレポートを実行します。このソリューションは、銀行が規制の変化に迅速に適応および対応し、資本基盤を改善することを可能にします。
SAS Regulatory Risk Management 5.4 は、分散および非分散(Distributed and Non-distributed)のLASR Server配置で利用可能です。 このシステム必要条件は両方のLASR配置に対応しています。 特定のLASR配置に対応するコンポーネントに関しては、見出しにその旨を提示します。
SAS Regulatory Risk Management Serverには、1種類の標準SAS/ACCESSエンジン(プラットフォームで利用可能な種類を選択)が含まれます。 SAS/ACCESS to Hadoopを選択した場合、SAS In-Database Code Accelerator for Hadoop も含まれます。
SAS Regulatory Risk Management Serverには、以下のSAS/ACCESSエンジンのいずれか1つも含まれます。
SAS Regulatory Risk Management Serverには、3種類の SAS Metadata Bridges(種類は選択)が含まれます。 加えて、General Industry Standards については、選択しなくても自動的にパッケージに含まれます。
SAS Visual Analytics Administration and Reporting Serverには、1種類の標準SAS/ACCESSエンジン(種類は選択。トランザクションデータのために使用)が含まれます。 SAS Regulatory Risk Management Serverで選択したものと同じ種類のエンジンの選択が必須です。 SAS Visual Analytics Administration and Reporting Server をソリューションソフトウェアとは別の筐体にインストールすることを推奨しています。
パッケージに含まれるSAS Visual Analytics LASR Server
Hadoopのサポートに関して
Base SAS、SAS/ACCESSエンジン、およびSAS Visual Analytics Administration and Reporting Server は、コモディティハードウェア(symmetric)のヘッドノードまたは、別のハードウェア上(asymmetric)のいずれかにインストールすることができます。 そのため、Linux x64 LASRグリッドで実行していても、SAS Visual Analytics Administration and ReportingのDistributed LASR Base SASコンポーネントをWindows x64上にインストールすることができます。
共同で使用できるHadoop File System (HDFS) (co-located HDFS)の使用はオプションですが、サポートされているHadoop環境とSAS Plug-ins for Hadoop(これはライセンスに含まれています)が必須です。 サポートされているHadoopディストリビューションに関する情報は、http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/v94/hadoop/hadoop-distributions.htmlを参照してください。 このプラグインは追加の設定が必要です。 より詳細な情報は、『SAS High-Performance Analytics Infrastructure 3.5: Installation and Configuration Guide』(英語)をhttp://support.sas.com/documentation/solutions/hpainfrastructure/のWebページよりご参照ください。
SASでは、SAS Metadata Server配置において次の事項を推奨しております。
サーバークラスシステムのディスクI/Oパフォーマンスが十分である必要があります。 メモリの必要条件は、使用するプロダクトの組み合わせにかなり依存します。しかしながら、8 GBのRAMがあれば大抵の大規模配置にも対応可能です。 ほとんどの配置において、4GBのRAMで対応できます。より少ないメモリで賄えるような特定の配置が確認されない限り、この4GBという値が最低限必要なメモリ容量だと考えることができます。
Visual Analytics Administration and Reporting Server を別筐体にインストールすることを推奨しています。
SASソリューションソフトウェアをインストールする際、SAS Deployment Managerが必要なWebアプリケーションサーバーとWebサーバーのインストールと設定を行います。
これらのサーバーをインストールするには、ミドル層でサポートしているオペレーティングシステムからいずれか1つを選択します。
注意: これらのサーバーをz/OSまたは、32-bit版 Windowsプラットフォームにインストールすることはできません。
最新の必要条件に関する情報は、SAS AppDev Studioのシステム必要条件を参照してください。
SASがサポートしているWebブラウザのリストは、新しいプロダクトがテストされ承認されたら更新されます。 最新の情報は、次のページで「Webブラウザおよびプラグイン」のリンクを選択してご確認ください。 http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/index.html
SAS Visual Analytics Mobile Clients (SAS Mobile BI)は、App Storeからの無料ダウンロードにより、Apple iPadおよび、Androidタブレットで利用可能です。
SASソフトウェアは、特定のサードパーティソフトウェア(オープンソースソフトウェアのみに限定されません)を提供することがあります。これは、サードパーティソフトウェアライセンス契約に基づきライセンスされます。 SASソフトウェアと共に提供されるサードパーティソフトウェアのライセンス情報に関しては、http://support.sas.com/thirdpartylicenses(英語)をご参照ください。