SAS Capital Planning and Managementは、分散および非分散(distributed and non-distributed)のSAS LASR Analytic Server配置で利用可能です。 このシステム必要条件は両方のLASR配置に対応しています。 特定のLASR配置に対応するコンポーネントに関しては、見出しにその旨を提示します。
注意: SAS Capital Planning and Managementは、SAS Visual Analytics Administration and Reportingと一緒に出荷されます。この製品は、 SAS Capital Planning and Management 2.2と共にインストールする必要があり、後からインストールすることができないものです。
SAS Capital Planning and Managementには、2種類の標準SAS/ACCESSエンジン(種類は選択)がSAS Financial Managementと共に含まれます。これは、プラットフォームごとに利用可能です。
加えて、3種類のSAS Metadata Bridges(種類は選択)がSAS Financial Managementで必要になります。
SAS Visual Analytics Administration and Reporting Server (非分散モード:Non-distributed Mode) には、SAS LASR Analytic Server (非分散モード:Non-distributed Mode)と、1種類の標準 SAS/ACCESS エンジン(種類は選択)が含まれます。
SASは、SAS Metadata Serverを64-bit版のホストシステム上に配置することを推奨します。 SAS Metadata Serverはマルチスレッドです。したがって、マルチコアサーバーハードウェア(通常クアッドコア以上のマシン)の使用を推奨します。 チューニング、管理、診断の簡略化のためにSAS Metadata Server専用マシンとすることを推奨しますが、必須ではありません。
サーバークラスシステムのディスクI/Oパフォーマンスが十分である必要があります。 メモリの必要条件は、使用するプロダクトの組み合わせにかなり依存します。しかしながら、8 GBのRAMがあれば大抵の大規模配置にも対応可能です。 ほとんどの配置において、4GBのRAMで対応できます。より少ないメモリで賄えるような特定の配置が確認されない限り、この4GBという値が最低限必要なメモリ容量だと考えることができます。
SASソリューションソフトウェアをインストールする際、SAS Deployment Managerが必要なWebアプリケーションサーバーとWebサーバーのインストールと設定を行います。
これらのサーバーをインストールするには、ミドル層でサポートしているオペレーティングシステムからいずれか1つを選択します。
注意: これらのサーバーをz/OSまたは、32-bit版Windowsプラットフォームにインストールすることはできません。
注: SAS Capital Planning and Management は、SAS Financial Managementクライアントアプリケーションを使用します。 SAS Financial Managementクライアントの必要条件に関する詳細は、SAS Financial Managementのシステム必要条件(http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/documentation/installcenter/fmofr/5.5/sreq.html)をご確認ください。
注意: SAS Financial Management Add-in for Microsoft Excelは、32-bit版のWindowsアプリケーションです。 32-bit版Windowsのエミュレーション上で実行する場合は、x64版 Microsoft Windowsがサポートされます。
SAS Visual Analytics Mobile Clients (SAS Mobile BI)は、App Storeからの無料ダウンロードにより、Apple iPadおよび、Androidタブレットで利用可能です。
SAS Capital Planning and Management は、次のWebブラウザをサポートしています。
SAS Capital Planning and Management は、Adobe Flash Player 11.1を使用します。 追加情報は、「http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/services/resources/thirdpartysupport/v94/browsers.html#flash」のWebサイトを参照してください。
このリリースでは、SAS Financial Management Add-in for Microsoft Excelは次のソフトウェアが必須です。
より詳細なハードウェアのサイジング(旧リリースからの移行を含む)のためには、すべての新しいサイトだけではなく、スコープの変更またはソリューションの機能の使用の変更も、SAS Enterprise Excellence Center(EEC)にご相談いただくことを推奨します。
EECによる最小限の仕様とされたSAS環境の構築ならびに十分なストレージやI/Oの提供を怠ると、望ましくないエンドユーザー体験をもたらし、さらに、パフォーマンスの問題に対処するSASの性能を阻害する可能性があります。
SASソフトウェアは、特定のサードパーティソフトウェア(オープンソースソフトウェアのみに限定されません)を提供することがあります。これは、サードパーティソフトウェアライセンス契約に基づきライセンスされます。 SASソフトウェアと共に提供されるサードパーティソフトウェアのライセンス情報に関しては、http://support.sas.com/thirdpartylicenses(英語)をご参照ください。