SAS Customer Due Diligence は、分散および非分散(distributed and non-distributed)のSAS LASR Analytic Server配置で利用可能です。 このシステム必要条件は両方のLASR配置に対応しています。 特定のLASR配置に対応するコンポーネントに関しては、見出しにその旨を提示します。
注意: SAS Customer Due Diligence には、SAS Enterprise Case Managementが含まれます。 SAS Enterprise Case Management をSAS Customer Due Diligenceの外で使用するには、別途SAS Enterprise Case Managementプロダクトのフルライセンスが必要です。
SAS Customer Due Diligence Serverには、SAS Quality Knowledge Base for English (US)が含まれます。 また、次のものも含まれます。
SAS Quality Knowledge Base for Englishはこのパッケージでは必須であるため、追加で、選択した種類の言語に対応した1種類のQuality Knowledge Baseもライセンスに含まれます。 ここで選択する言語の種類は、SAS Data Quality Standard Server(以下参照)とともに提供されるSAS Data Management Contextual Extraction Language Packで選択したものと同じ種類である必要はありません。 Quality Knowledge Baseを別途ダウンロードする必要はなくなりました。
SAS Customer Due Diligence Server には、以下の中からSAS Customer Due Diligence用に選択した、1種類のSAS/ACCESS エンジンも含まれます。
加えて、SAS Enterprise Case Management用に、次の中から選択した1種類のSAS/ACCESSエンジンが含まれます。
SAS Data Management Standard Server には、1種類のSAS Quality Knowledge Base Locale(種類は選択)または、1種類のSAS Quality Knowledge Base for Product Data(種類は選択)のいずれかが含まれます。 ここでは、SAS Customer Due Diligence Server用に選択したものと同じ種類の言語を選択してください。
SAS Customer Due Diligence Serverには、2種類の標準SAS/ACCESSエンジン(種類は選択)が含まれます。 また、3種類のSAS Metadata Bridge(種類を選択)と、それに加えてGeneral Industry Standardsが含まれます(General Industry Standardsは、選択しなくても自動的に含まれます) 。
なお、SAS Data Management Server はz/OSをサポートしていますが、接続性または機能に関連した何らかの制限があります。
SAS Data Quality Standard Serverには、1種類のSAS Data Management Contextual Extraction Language Pack(言語は選択)が含まれます。 また、1種類のSAS Quality Knowledge Base Locale(種類は選択)または、1種類のSAS Quality Knowledge Base for Product Data(種類は選択)のいずれかが含まれます。 ここでは、SAS Customer Due Diligence Server用に選択したものと同じ種類の言語を選択してください。
注意: SAS Visual Process Orchestration Server は、SAS Data Quality Standard Server が32-bit版のMicrosoft Windows上で実行されている場合にのみ、必須です。 しかし、それが32-bit版のWindowsをサポートしていないため、別のマシン上にインストールすることが必須です。 詳細は、インストールセンターのWebサイトから参照可能な 「 SAS Visual Process Orchestration システム必要条件」をご確認ください。
SAS Visual Analytics Administration and Reporting Serverには、1種類の標準SAS/ACCESSエンジン(種類は選択)が含まれます。 SAS Enterprise Case Management Serverで選択したものとは異なるタイプのエンジンを選択した場合、別途ライセンスが必要になります。 SAS Visual Analytics Administration and Reporting Server をソリューションソフトウェアとは別の筐体にインストールすることを推奨しています。
パッケージに含まれるSAS Visual Analytics LASR Server
Hadoopのサポートに関して
Base SAS、SAS/ACCESSエンジン、およびSAS Visual Analytics Administration and Reporting Server は、コモディティハードウェア(symmetric)のヘッドノードまたは、別のハードウェア上(asymmetric)のいずれかにインストールすることができます。 そのため、Linux x64 LASRグリッドで実行していても、SAS Visual Analytics Administration and ReportingのDistributed LASR Base SASコンポーネントをWindows x64上にインストールすることができます。
SAS Solution LASR Analytic Serverは、SAS Visual Analytics Administration and Reporting Serverのものと同じオペレーティングシステム上で実行する必要があります。 トランザクショナルデータ用に1種類の標準SAS/ACCESSエンジン(種類を選択)が含まれます。 SAS Visual Analytics Administration and Reporting Server上で実行しているのと同じタイプのACCESSエンジンを選択するか、もしくは、同じものを選択せずに別途ライセンスを取得することが必要です。
共同で使用できるHadoop File System (HDFS) (co-located HDFS)の使用はオプションですが、サポートされているHadoop環境とSAS Plug-ins for Hadoop(これはライセンスに含まれています)が必須です。 サポートされているHadoopディストリビューションに関する情報は、 http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/v94/hadoop/hadoop-distributions.htmlを参照してください。 このプラグインは追加の設定が必要です。 より詳細な情報は、『SAS High-Performance Analytics Infrastructure 3.5: Installation and Configuration Guide』(英語)をhttp://support.sas.com/documentation/onlinedoc/hp-analytics-infrastructure/index.htmlのWebページよりご参照ください。
SASでは、SAS Metadata Server配置において次の事項を推奨しております。
サーバークラスシステムのディスクI/Oパフォーマンスが十分である必要があります。 メモリの必要条件は、使用するプロダクトの組み合わせにかなり依存します。しかしながら、8 GBのRAMがあれば大抵の大規模配置にも対応可能です。 ほとんどの配置において、4GBのRAMで対応できます。より少ないメモリで賄えるような特定の配置が確認されない限り、この4GBという値が最低限必要なメモリ容量だと考えることができます。
一般的に、ミドル層のコンポーネントは、Customer Due Diligence Serverと同じマシン上にインストールされます。
注意: SAS Customer Due Diligence には、SAS Enterprise Case Managementが含まれます。 SAS Enterprise Case Management をSAS Customer Due Diligenceの外で使用するには、別途SAS Enterprise Case Managementプロダクトのフルライセンスが必要です。
SAS Visual Analytics Administration and Reporting Server を別筐体にインストールすることを推奨しています。
SASソリューションソフトウェアをインストールする際、SAS Deployment Managerが必要なWebアプリケーションサーバーとWebサーバーのインストールと設定を行います。
これらのサーバーをインストールするには、ミドル層でサポートしているオペレーティングシステムからいずれか1つを選択します。
注意: これらのサーバーをz/OSまたは、32-bit版 Windowsプラットフォームにインストールすることはできません。
SAS Customer Due Diligence は、次のデータベース1をサポートしています。
注:
SAS Customer Due Diligence 7.1 は、検索に関連する機能のサポートのためにApache Solr 5.3.1 が必須です。 このソフトウェアは、システム運用のために必須です。
注意: Solrを正しく運用するには、サーバー層およびSolrインストールからアクセス可能なネットワークドライブが必須です。
注意: Microsoft Windows 10デスクトップオペレーティングシステムは、SASクライアントソフトウェアでサポートされています。
SAS Data Management Standard Studioは、5ユーザーに限定されます。
SAS Data Management Standard Studioには、一種類のSAS Data Management Contextual Extraction Language Pack(言語は選択)が含まれます。 また、1種類のQuality Knowledge Base Locale(種類は選択)または、1種類のSAS Quality Knowledge Base for Product Data(種類は選択)のいずれかが含まれます。
このコンポーネントのために選択する言語は、SAS Customer Due Deligence Server上の同じコンポーネント用に選択したものと同じ種類であることが必須です。
SAS Visual Analytics Mobile Clients (SAS Mobile BI)は、App Storeからの無料ダウンロードにより、Apple iPadおよび、Androidタブレットで利用可能です。
SAS Customer Due Diligenceは、以下のWebブラウザをサポートしています。
SASソフトウェアは、特定のサードパーティソフトウェア(オープンソースソフトウェアのみに限定されません)を提供することがあります。これは、サードパーティソフトウェアライセンス契約に基づきライセンスされます。 SASソフトウェアと共に提供されるサードパーティソフトウェアのライセンス情報に関しては、http://support.sas.com/thirdpartylicenses(英語)をご参照ください。