SAS Anti-Money Laundering は、分散および非分散(Distributed and Non-distributed)のSAS LASR Analytic Server配置で利用可能です。 このシステム必要条件は両方のLASR配置に対応しています。 特定のLASR配置タイプに対応するコンポーネントに関しては、見出しにその旨を提示します。
注意: SAS Anti-Money Laundering には、SAS Enterprise Case Managementが含まれます。 SAS Enterprise Case Management をSAS Anti-Money Launderingの外で使用するには、別途SAS Enterprise Case Managementプロダクトのフルライセンスが必要です。
サードパーティの技術の変化に対応するため、SASは正式にサポートしている各オペレーティングシステムの1つ以上のベースラインメジャーバージョン、後続のマイナーアップデート、および、後続のメジャーバージョンをサポートする一般的なポリシーを採用いたしました。 このドキュメントには、サポートしているベースラインメジャーバージョンのみ記載しています。 サードパーティソフトウェアに関する完全なSASのサポートポリシーは、https://support.sas.com/resources/thirdpartysupport/baseline_plus.htmlよりご確認いただけます。
このポリシーの一部として、SASはお客さまが最新のオペレーティングシステムサービスパックを適用されることを強く推奨しています。
Apache Solr 5.5.5 をサーバー層にインストールする必要があります。 スタンドアロンもしくはクラウド構成のどちらにもインストールすることが可能ですが、サーバー層が対応しているプラットフォーム上にインストールする必要があります。
注意: スタンドアロンまたは、クラウド構成のどちらを使用している場合も、サーバー層からアクセス可能なネットワークドライブとSolrのインストールが必須です。
SAS Anti-Money Laundering Alert Generation Serverには、 SAS Quality Knowledge Base for English (US)が含まれています。 また、次のものも含まれます。
SAS Quality Knowledge Base for Englishはこのパッケージでは必須であるため、追加で、選択した種類の言語に対応した1種類のQuality Knowledge Baseもライセンスに含まれます。 ここで選択する言語の種類は、SAS Data Quality Standard Server(以下参照)とともに提供されるSAS Data Management Contextual Extraction Language Packで選択したものと同じ種類である必要はありません。 しかしながら、SAS Quality Knowledge Base for Product Data用に選択する言語は、すべてのサーバーにおいて同じであることが必須です。
SAS Anti-Money Laundering Alert Generation Serverには、 SAS Anti-Money Laundering用に、次の中から選択した1種類のSAS/ACCESSエンジンも含まれます。
SAS Anti-Money Laundering Alert Generation Serverには、 SAS Enterprise Case Management用に、次の中から選択した1種類のSAS/ACCESSエンジンも含まれます。
SAS Data Management Data Server には、1種類のSAS Quality Knowledge Base Locale(種類は選択)または、1種類のSAS Quality Knowledge Base for Product Data(種類は選択)のいずれかが含まれます。 SAS Anti-Money Laundering Alert Generation Serverで選択したものと同じ言語を選択してください。
SAS Data Management Data Server には、2種類の標準SAS/ACCESSエンジン(種類は選択)と3種類のSAS Metadata Bridge(種類は選択)も含まれます。 SAS Anti-Money Laundering Alert Generation Serverで選択したものと同じSAS/ACCESS エンジンを選択してください。 加えて、General Industry Standardsは、選択しなくても自動的に含まれます。
なお、SAS Data Management Server はz/OSをサポートしていますが、接続性または機能に関連した何らかの制限があります。
SAS Data Quality Standard Serverには、1種類のSAS Data Management Contextual Extraction Language Pack(言語は選択)が含まれます。
また、SAS Quality Knowledge Base Locale もしくは Quality Knowledge Base for Product Dataのいずれか一つも含まれます。これらは、SAS Anti-Money Laundering Alert Generation Serverで選択してものと同じ種類の言語であることが必須です。
SAS Visual Process Orchestration Server は、SAS Data Quality Standard Server が32-bit版のMicrosoft Windows上で実行されている場合のみ必須です。 しかしながら、SAS Visual Process Orchestrationは、別のマシン上にインストールすることが必須です。なぜなら、このプロダクトは32-bit版のMicrosoft Windowsをサポートしていないためです。 詳細は、インストールセンターのWebサイトから参照可能な 「 SAS Visual Process Orchestration システム必要条件」をご確認ください。
SAS Visual Analytics Administration and Reporting Serverには、1種類の標準SAS/ACCESSエンジン(種類は選択)が含まれます。 SAS Enterprise Case Management Serverで選択したものと同じSAS/ACCESSエンジンを選択します。 SAS Visual Analytics Administration and Reporting Server をソリューションソフトウェアとは別の筐体にインストールすることを推奨しています。
パッケージに含まれるSAS Visual Analytics LASR Server
Hadoopのサポートに関して
Base SAS、SAS/ACCESSエンジン、およびSAS Visual Analytics Administration and Reporting Server は、コモディティハードウェア(symmetric)のヘッドノードまたは、別のハードウェア上(asymmetric)のいずれかにインストールすることができます。 そのため、Linux x64 LASRグリッドで実行していても、SAS Visual Analytics Administration and ReportingのDistributed LASR Base SASコンポーネントをWindows x64上にインストールすることができます。
SAS Solution LASR Analytic Serverには、標準SAS/ACCESSエンジン(種類は選択)が1つ含まれます。 SAS Visual Analytics Administration and Reporting Serverで選択したものと同じ種類のSAS/ACCESSエンジンを選択します。
SAS Solution LASR Analytic Serverは、SAS Visual Analytics Administration and Reporting Serverのものと同じオペレーティングシステム上にインストールすることが必須です。
共同で使用できるHadoop File System (HDFS) (co-located HDFS)の使用はオプションですが、サポートされているHadoop環境とSAS Plug-ins for Hadoop(これはライセンスに含まれています)が必須です。 サポートしているHadoopディストリビューションに関するより詳細な情報は、http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/v94/hadoop/hadoop-distributions.html をご参照ください。 このプラグインは追加の設定が必要です。 より詳細な情報は、『SAS High-Performance Analytics Infrastructure 3.5: Installation and Configuration Guide』(英語)をhttp://support.sas.com/documentation/onlinedoc/hp-analytics-infrastructure/index.htmlのWebページよりご参照ください。
SASでは、SAS Metadata Server配置において次の事項を推奨しております。
サーバークラスシステムのディスクI/Oパフォーマンスが十分である必要があります。 メモリの必要条件は、使用するプロダクトの組み合わせにかなり依存します。しかしながら、8 GBのRAMがあれば大抵の大規模配置にも対応可能です。 ほとんどの配置において、4GBのRAMで対応できます。より少ないメモリで賄えるような特定の配置が確認されない限り、この4GBという値が最低限必要なメモリ容量だと考えることができます。
SAS Visual Analytics Administration and Reporting Mid-Tier を別のマシン上にインストールすることを推奨しています。
SASソリューションソフトウェアをインストールする際、SAS Deployment Managerが必要なWebアプリケーションサーバーとWebサーバーのインストールと設定を行います。
これらのサーバーをインストールするには、ミドル層でサポートしているオペレーティングシステムからいずれか1つを選択します。
注意: これらのサーバーをz/OSまたは、32-bit版 Windowsプラットフォームにインストールすることはできません。
SAS Anti-Money Launderingは、次のデータベース1をサポートしています。
Hot Fix 4から、SAS Anti-Money Launderingは、次のデータベース1をサポートしています。
注:
SAS Anti-Money Laundering 7.1 は、検索に関連する機能のサポートのためにApache Solr 5.5.5 が必須です。 それをサーバー層にインストールします。 このソフトウェアは、システム運用のために必須です。
SAS Data Management Standard Studioは、5ユーザーに限定されます。
SAS Data Management Standard Studioには、一種類のData Management Contextual Extraction Language Pack(言語は選択)が含まれます。 また、SAS Quality Knowledge Base Locale もしくは Quality Knowledge Base for Product Dataのいずれか一つも含まれます。これらは、SAS Anti-Money Laundering Alert Generation Serverで選択してものと同じ種類の言語であることが必須です。
SAS Visual Analytics Appsは、iOSやAndroidデバイス、また、Microsoft Windows 10を実行するPCやタブレット上でサポートされています。 このアプリは、Apple iTunes Store、 Google Play、または Microsoft Windows Store より、無料でダウンロードしていただけます。
SAS Anti-Money Launderingは、次のWebブラウザをサポートしています。
SASソフトウェアは、特定のサードパーティソフトウェア(オープンソースソフトウェアのみに限定されません)を提供することがあります。これは、サードパーティソフトウェアライセンス契約に基づきライセンスされます。 これらのサードパーティソフトウェアの一覧は、 次のWebページより参照できます:http://support.sas.com/thirdpartylicenses