Press Release
NEWS / PRESS RELEASES |
SASのビジネス・アナリティクスがグローバルな製造業を支援~製品の品質と顧客満足度を高めるとともに、保証や在庫に伴うコストを削減~*2009年8月5日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。シンガポール発 (2009年8月20日) – 急激な輸出減に直面するアジア太平洋地域の製造業は、ビジネス・アナリティクスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下: SAS)のソフトウェアを活用し、2010年にかけての地域経済回復に向け準備を整えています。SASは、グローバルな製造業において高度化する業務最適化のニーズに応える、製造業向けソリューションを、2009年10月より提供開始する予定です。新しい製造業向けソリューションである「SAS® Warranty Analysis」と「SAS® Service Parts Optimization」は、製造、販売、小売、アフターマーケットの部品、メンテナンスに関わる企業が、製品が消費者のもとに届く前の段階からその後にわたるあらゆるプロセスにおいて、業務を調整し最適化することを可能にします。 昨今の経済危機は、企業にチャンスと課題の両方をもたらしました。製造業がこの中で生き残るためには、コストを削減し、資源を有効活用しつつ、より迅速かつ賢明な意思決定を行う必要があります。SASのビジネス・アナリティクスは、製鋼業大手の韓国POSCOや中国Baosteel、中国自動車メーカーの上海GM、ハイテク製造業の台湾Wistron Corp.をはじめとするグローバルな製造業で採用されています。SASは、こうした企業が高い品質水準を維持するとともに、需要予測、コスト削減や廃棄物の低減、利益率と競争力の向上、業務効率の改善などを実現することを支援しています。 世界の鉄鋼最大手の1社である韓国のPOSCOは、SASのアナリティクスを活用して品質改善活動を強化しています。POSCOのマネージャーであり、POSCOシックスシグマ・アカデミーのマスター・ブラックベルト保持者でもあるIll-Chul Shin氏は、「当社の製造工程に全く新しい改善策を導き出せたのは、SASのアナリティクスだけでした。その結果、スクラップ比率を15%から1.5%まで削減でき、この部分だけでも15万米ドルに上る投資対効果が得られました」と述べています。POSCOは、2004年にシックスシグマの導入に3,500万米ドルを投じました。この投資に対し、POSCOはすでに4,500万ドル近い経費節減効果を実現しています。Ill-Chul Shin氏は、「SASはシックスシグマ・プロジェクトだけでも1,400万ドルの投資対効果を生み出し、その他のプロジェクトにおいても、さらに1,500万ドルのリターンを生みました」と述べています。これらのコスト削減を通じてPOSCOは好調を維持し、その効果を卸売業者や販売業者に還元することができました。 中国最大の製鉄・製鋼会社Shanghai Baosteelは、年間生産量3,000万トンを誇り、従業員は108,900名に上ります。このような大規模なビジネスからは、原材料や製品、販売、輸送、請求、サプライヤー、顧客などに関する膨大なデータが生まれます。Baosteel Groupの業務改善部門Chief Technique ExpertであるGuocheng Wu氏は、「SASのソフトウェアで膨大なデータを活用することで、品質管理から納期の短縮、また、在庫管理の改善から正確なコスト管理まで、あらゆる重要分野で業務のパフォーマンスを管理し、改善を図っています。SASにより会社の競争力を高めることができ、たいへん満足しています」と述べています。
「顧客バリューチェーン」 ‐ あらゆる段階において価値を向上 SASのアジア太平洋地域 担当副社長であるデイビッド・ヒューズ(David Hughes)は、「顧客バリューチェーンは、製造工程からスタートします。製造工程の途中でもその後の段階でも、ネジや部品、在庫品の一つひとつに至るまで、それらが顧客や利益にどのような影響を及ぼすのかを企業は知っておく必要があります。SASは、POSCO、Baosteel、上海GM、Whirlpoolなどの企業に対し、工場から流通センター、ショールームまで、あらゆるプロセスにわたって業務の最適化を支援することで、バリューチェーンの強化に貢献しています。これらの企業は、SASの強力なビジネス・アナリティクスを活用することで時間と費用を節約すると同時に、顧客満足度を高める高品質な鋼材、自動車、冷蔵庫などの製品を提供しています」と述べています。
SAS Warranty Analysis 2009年10月に提供開始予定の新版には以下の機能が含まれます。
米国ゼネラルモーターズと中国Shanghai Automotive Industry Corp.(SAIC)の合弁企業である上海GMは、中国最大の自動車メーカーのひとつです。米国の親会社は破産申し立てを行いましたが、中国における豊かな中産階級と国内消費の刺激策に支えられ、上海GMの売上は過去最高の売上を記録しています。上海GMは、今年上半期に前年同期比16.1%増となる288,843台を販売しました。6月だけでも、月間記録となる60,356台を記録し、前年同期比59%増に相当します。 上海GMは、SASが提供する品質保証ソリューションと最新のベストプラクティスを通じ、中国企業におけるカスタマーサービスと品質のリーダーとしての評価を獲得しています。上海GMの品質部門Warranty Business Representative兼Field Performance EngineerであるNanxiang Gao氏は、「SAS Warranty Analysisにより、上海GMは最初の6か月間のうちに、品質保証に関する分析の所要期間を70%短縮しました。また、このシステムの主な目標であった大幅な保証コスト削減も実現しました」と述べています。 現在では、上海GMの品質保証は業界のベストプラクティスといえます。このプロジェクトは、SAIC Technology Innovation Awardの候補となっただけでなく、ゼネラルモーターズのGlobal Warranty部門が注目を寄せるなど、その評価は中国国外にも広がっています。
SAS Service Parts Optimization
ベルギーの医薬品製造業であるCV Vooruitは、200社以上のサプライヤーから調達した1万種類以上の製品を管理するためにSASを活用しています。SASのビジネス・アナリティクスを通じ、同社は在庫回転率を5倍に高め、サービスレベルを3%改善しています。全体としての製品の可用性が改善するとともに、在庫コストの削減に成功しました。
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においては最大の独立系ベンダーです。SASは、高度な分析と将来予測を実現するフレームワークにもとづき、顧客企業の45,000以上のサイトに革新的なソリューションを提供しています。複雑な経営課題を解決するビジネス・ソリューションによって迅速で正確な意思決定を実現することで、顧客のパフォーマンス向上と価値の創出を支援します。1976年の設立以来、「The Power to Know®(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万名、日本法人 約210名(http://www.sas.com/)
|
プレスリリースに関するお問い合わせ
|