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SAS、エンタープライズ・グリッド・コンピューティング機能を自動化
〜 業界初のデータマイニング、データ統合における複数アプリケーションをグリッド対応化 〜

2005年10月18日
* 2005年10月4日にSAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。



米国ノースカロライナ州キャリー発

EIP(エンタープライズ・インテリジェンス・プラットフォーム)ソフトウェアとソリューションのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.は10月4日(現地時間)、強力なグリッド・コンピューティング機能を、「SAS®9 エンタープライズ・インテリジェンス・ソフトウェア」に新たに追加したことを発表しました。これは業界で初めて、単一のプラットフォーム上にて自動的にグリッド化が可能な複数のアプリケーションをサポートするものです。この新機能により、ユーザーは、より一層の柔軟性、拡張性、信頼性をもったシステム上で管理し、より簡単に、かつコスト効率良く全社に配置・活用することが可能になるため、データ処理時間の大幅な短縮や、大量のデータの統合/分析を実現できます。

SASの最高技術責任者、キース・コリンズ(Keith Collins)は、次のように述べています。「データ統合およびデータマイニングにおけるグリッド・コンピューティング機能の自動化は、業界で初めて実現されました。SASでは、今後もさらに多くのグリッド対応アプリケーションを発表していく予定です。また、昨今のグリッド・コンピューティング対応へのニーズを受け、SASは今後もIBMやPlatform Computingのようなテクノロジーの先進企業と連携して、グリッド・コンピューティング・システム上でのSASアプリケーションの実行を容易にし、業務効率を高めていきます」

増大しつづけるデータ量の一方で、それらを管理するシステム部門は減少傾向である中、多くの企業にとって、いかに効率的に、かつ的確にデータ統合やデータマイニングのようなアプリケーションを実行するかということは、共通の課題といえます。企業がタイムリーに正確な経営上の意思決定をする上で、これらのアプリケーションは、非常に重要です。このため、SASは分散グリッド・コンピューティング・ソフトウェアの最大手であるPlatform Computingとの連携を拡大し、グリッド管理機能をSASのデータ統合、データマイニング製品に統合することにより、多大な時間を要するスケジュール設定やジョブ・フローといった処理を容易にしました。またSASは、先日IBMより発表された「IBM Grid and Grow™」の推進プログラムの創立メンバーであり、SASのグリッド管理機能が、業界トップのハードウェア・テクノロジー「IBM eServer BladeCenter」上で最適に動作することを保障しています。

ヨーロッパを始め世界各地で展開するドイツの大手民間金融機関、HVBグループの一員であるHVB Systems GmbHのデータ・ウェアハウス・サービス・マネージャー、ガンザー・シャック(Gunther Schuck)氏は、次のように述べています。「今や、同期的なプロセスをSMP(対称型マルチ・プロセッサ)マシン上で実行するか、もしくはグリッド・システム上にて分散実行するかを、マウスを数回クリックするだけで選択することができます。これにより、既存のハードウェアを最大限に活用し、セットアップ、開発、メンテナンスにかかる時間を短縮することができます」

現在、金融、ライフサイエンス、製造業や官公庁といった業界を中心にグリッド・コンピューティングの導入を検討、推進しており、さらに多くの業界がこれに続くと予想されています。SASのグリッド環境は、1日の処理時間に限りのある企業に、新たなデータ処理の可能性をもたらします。例えば、銀行は、増えつづける顧客の評価プロセスを迅速化し、貸付承認の回答時間を短縮する必要があります。また製薬会社では、統計分析方法を追加して、市場データ分析の精度を高めたいと考えています。グリッド・コンピューティングを利用してデータ統合プロセスを速めることにより、従来よりも短時間でデータを担当部門に配信でき、顧客、在庫、サプライヤーとの取引における重要な経営上の意思決定をより迅速に行なうことができます。これは特に、コンプライアンスに関する報告書の作成やRFID(ICタグ)において重要です。グリッド・コンピューティング・システムを利用してデータ分析機能を分散することにより、より多くのデータを処理して綿密な分析を行ない、より正確に将来を予測し、計画を立てることができるようになります。

Platform ComputingのCEO、ソンニエン・ゾウ(Songnian Zhou)氏は、次のように述べています。「Platform ComputingとSASは、5年以上に渡ってすばらしい関係を維持し、SASの顧客企業が、ワークロード管理と自動化によってテクノロジーへの投資から最大限の効果を引き出せるように支援してきました。今回の発表により、SASは、全機能をクラスターやグリッドに拡大し、グリッド・テクノロジーのレベルを次の段階へと引き上げようとしています。弊社は、『Platform Enterprise Grid Orchestrator』のパワーを『SAS®9 Enterprise Intelligence Platform』と組み合わせることにより、企業がオンデマンド・コンピューティング環境の可能性を最大限に引き出せる、新しいオープンで拡張性の高いグリッド・ソリューションを提供していきます」

IBMシステムズ・アンド・テクノロジー・グループのグリッド・コンピューティング担当バイス・プレジデント、ケン・キング(Ken King)氏は、次のように述べています。「SASは、弊社が今夏に発表した『IBM Grid and Grow™』プログラムに参加した最初の大手ソリューション・プロバイダーです。SASと共に、初の『Grid and Grow™』向けの自動化されたグリッド対応のビジネス・アナリティックス・アプリケーションを提供できることを、大変嬉しく思います。我々の共通の顧客企業は、SASの新しいグリッド管理機能、Platform Computingのスケジューリング・ソフトウェア、IBMの業界トップのブレード・サーバー・プラットフォームのコンビネーションによるグリッド・コンピューティング・ソリューションを導入することにより、さらに強力な競争力を得ることでしょう」

「SAS 9 Enterprise Intelligence Platform」は、正確で詳細なインテリジェンスを生成して提供する、オープンで拡張性の高い統合プラットフォームです。「SAS 9 Enterprise Intelligence Platform」は、データ統合、ストレージ機能からBI、分析ツールまで、一元化した情報を組織内の各レイヤーに提供し、全社規模で業務処理をサポートする強力なビジネス・アナリティクス・アーキテクチャを提供します。

<「IBM Grid and Grow™」について>

「IBM Grid and Grow™」は、グリッド・コンピューティングを初めて導入する、工業など基幹産業の企業、官公庁、金融機関のための簡単でしかも高機能なソリューションです。業界トップの「IBM eServer BladeCenter」プラットフォームを使って構築されており、Intelプロセッサ搭載ブレード上でLinuxなどのオペレーティング・システムを実行します。さらに詳しい情報については、www.ibm.com/gridをご参照ください。


<SAS Institute Inc. について>

SASは、EIP(エンタープライズ・インテリジェンス・プラットフォーム=企業情報系基盤)ソフトウェアとソリューションのリーディング・カンパニーです。現在、Fortune500®社の94%を含む世界中の約40,000のサイトでSASが採用され、顧客ならびにサプライヤーとのより有益な関係の構築、より良くかつ正確な意思決定、円滑な組織運営の実現などに用いられています。SASは、大規模データからインテリジェンスを創造するために、データウェアハウス・分析ならびにBIアプリケーション群を統合できる唯一のベンダーです。SASは、29年以上もの間「The Power to Know®(知る力)」を顧客に提供しています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、設立:1976年。社員数:Worldwide 約9,500名、日本支社 約210名。(http://www.sas.com/

* SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

▼ 本件に関するお問い合わせ先

SAS Institute Japan株式会社
広報担当:大野敦子、清水英恵
TEL:03-3533-3780
E-mail:jpnpress@sas.com
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