SAS、アラバマ大学ヘルスシステムの研究を支援
〜 アラバマ大学の大学院生、患者データの分析でケアの向上を図る 〜
2005年8月18日
* 2005年8月10日にSAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。
米国ノースカロライナ州キャリー発
EIP(エンタープライズ・インテリジェンス・プラットフォーム)ソフトウェアとソリューションのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.は8月10日(現地時間)、アラバマ大学とアラバマ大学バーミングハム校(UAB)ヘルスシステムによる患者ケア向上に関する研究を支援することを発表しました。アラバマ大学の大学院生による試験的研究が行なわれるもので、UABヘルスシステムが保有する患者データベースにある約700万件のデータから12,000件を、SASのデータマイニングおよびテキストマイニングのソリューションを使って分析・調査します。
UABヘルスシステムでは、「SAS® Enterprise Miner」と「SAS® Text Miner」を利用して、患者データベースに格納されている医師の診療記録やコメントなどの情報を分析します。SASは、組織内に散在するさまざまなデータを収集し、加工・分析することでインテリジェンスへと変換する先進的なアナリティックス技術を提供しています。こうして得られたインテリジェンスを、患者背景データとあわせてマイニングすることにより、さまざまな治療に対する患者の症状や反応を追跡/予測できます。UABヘルスシステムでは、患者にとって最善の治療法を特定できるよう、反応パターンや繰り返される一般的な症状を把握し、治療に役立てる予定です。
この共同研究の主要メンバーは、SASの高等教育機関コンサルティング担当ディレクター、ジェリー・オグルズビー(Jerry Oglesby)、SASアライアンス・パートナーで、アラバマ大学事業経営学部(Culverhouse College of Commerce and Business Administration)インスティテュート・オブ・ビジネス・インテリジェンス所長を務めるマイク・ハーディン(Mike Hardin)博士、UABヘルスシステムの最高情報責任者、ジョーン・ヒックス(Joan Hicks)氏です。
ハーディン博士は、次のように述べています。「UABでは、この研究を基に、医師を支援する早期警告システムを開発する計画です。医師は患者を診察した後、診療記録やコメントなどのテキストデータの他、口述データを電子フォーマットで入力します。これらの診療記録の情報を臨床検査結果や他の数値データと組み合わせることで、医師が患者の健康状態についてより全体的に把握し、臨床に基づいた的確な診断を下せる方法を提供します。この研究により、入院日数の短縮、入院費用の削減、患者ケアと満足度の向上、そして診断の正確性の向上などにつながるような施策を、施設管理責任者が見つけ出すことを支援します。また、研究の成果をUAB以外でも展開することを目指します」
またヒックス氏は、次のように述べています。「本研究はUABだけでなく、他の医療機関にも恩恵をもたらします。我々はSASと共同で、必要な診療品質の測定を行なうためのデータとレポートの抽出や、入院患者のアウトカム向上のため、より迅速な治療と予防措置を見つけ出す予測モデルの構築ができるソリューションを開発し、それらを他の組織でも導入することを目指します」
SASは過去4年間、100校以上の大学と提携して、トレーナー・キットの提供、MBAでのゲスト講演、そして数多くのワークショップやカンファレンスを行なってきました。今回の研究でアラバマ大学のMBAの学生は、SASのソフトウェアを利用し、UABヘルスシステムの患者データを分析、現場で実際に起こっている問題を解決する機会を得ることができます。ハーディン博士によれば、SASが支援する同様の予測モデル研究を行なった学生は、卒業後の年収が同級生よりも10,000ドルから15,000ドルも高い仕事に就いています。
オグルズビーは、次のように述べています。「今回の研究により、学生は競争に勝ち抜き、緊急を要する医療問題に対応するという貴重な経験ができます。また同時にSASは、将来のビジネス・リーダーを育成する教育機関で、SASソフトウェアの認知度を高めることができます」
<UABヘルスシステムについて>
UABヘルスシステムは、経験ある医師、医学教育、革新的な研究、患者一人一人に行き届いたケアの提供で国際的に知られた医療施設です。同システムには、病床数908床のUAB病院、キャラハン・アイ・ファウンデーション病院、UABメディカル・ウェスト、カークリン・クリニック、カークリン・クリニック・アット・アクトン・ロード、ヘルス・サービス・ファウンデーション、ビバ・ヘルス、またモンゴメリー、タスカルーサ、ハンツヴィルでの近隣医療センターと初期治療プログラムのネットワークによって構成されています。
<アラバマ大学事業経営学部について>
アラバマ大学事業経営学部(Culverhouse College of Commerce and Business Administration)は1919年に設立されたビジネス・スクールで、常に米国内のビジネス・スクールの上位3%にランクインしています。テクノMBA課程は「ComputerWorld」誌で米国第4位、MBA課程は「フォーブス」誌の投資収益率の高い地方大学の第21位、学部課程は「U.S. News and World Report」誌でビジネス・スクール1,500校中、第49位にランク付けされました。(www.cba.ua.edu)
<SAS Institute Inc. について>
SASは、EIP(エンタープライズ・インテリジェンス・プラットフォーム=企業情報系基盤)ソフトウェアとソリューションのリーディング・カンパニーです。現在、Fortune500®社の94%を含む世界中の40,000以上のサイトでSASが採用され、顧客ならびにサプライヤーとのより有益な関係の構築、より良くかつ正確な意思決定、円滑な組織運営の実現などに用いられています。SASは、大規模データからインテリジェンスを創造するために、データウェアハウス・分析ならびにBIアプリケーション群を統合できる唯一のベンダーです。SASは、29年以上もの間「The Power to Know®(知る力)」を顧客に提供しています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、設立:1976年。社員数:Worldwide 約9,500名、日本支社 約210名。(http://www.sas.com/)
* SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。
▼ 本件に関するお問い合わせ先
SAS Institute Japan株式会社
広報担当:大野 敦子、清水 英恵
TEL:03-3533-3780
E-mail:jpnpress@sas.com
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