「SAS® Enterprise BI Server」、64ビット対応を推進
〜「Itanium」上で稼動する「Red Hat Enterprise Linux 3.0」に新たに対応 〜
2005年8月16日
* 2005年7月11日にSAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。
米国ノースカロライナ州キャリー発
EIP(エンタープライズ・インテリジェンス・プラットフォーム)ソフトウェアとソリューションのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.は7月11日(現地時間)、エンタープライズ・ビジネス・インテリジェンス(BI)・ソリューションの「SAS® Enterprise BI Server」が、新たに「Itanium」プロセッサ上で稼動するオペレーティング・システム(OS)「Red Hat Enterprise Linux 3.0」にも対応することを発表しました。
今回の追加で「SAS Enterprise BI Server」は、以下の64ビット対応のハードウェアおよびOS上で稼動します。
- ItaniumベースのRed Hat Enterprise Linux 3.0(新規)
- SPARCベースのSolaris
- ItaniumベースのHP-UX
- AIX
- HP/PA-RISCベースのHP-UX
また、Windows 2000 Server、Windows Server 2003シリーズ(x86-32ビット・アーキテクチャ)、SuSE SLEs 8(x86-32ビット・アーキテクチャ)、IBM z/OSなどのプラットフォームもサポートしています。「SAS Enterprise BI Server」は、早期から64ビット対応を進めているBIツールであり、システム環境においてこれ程幅広い選択肢を用意しているBIベンダーは、SASのみです。
医療コンサルティングと保険サービスのリーディング・カンパニーであるAPEX Management Group(以下、APEX)は、医療経済界における継続的な変化を包括的に把握し、また福利厚生計画の変更によって生じる損益インパクトを予測するために「SAS Enterprise BI Server」を利用しています。APEXでは、64ビットのItaniumアーキテクチャで多くのBIアプリケーションを実行しています。データは64ビットで処理され、中間層からクライアントに送られてWebベースのサービスとして提供されています。
APEXの計量経済学リスク戦略担当ディレクター(Director of Econometric Risk Strategy)、ジョディー・ポラッツォ(Jody Porrazzo)博士は、次のように述べています。「ますます複雑化する経営課題に迅速に回答を見つけられる能力こそ、弊社成功の鍵です。Itaniumに対応した『SAS Enterprise BI Server』の導入で、弊社は大容量データのクエリー&レポーティング、分析、将来予測の機能を強化することができました。Itaniumは大量のI/Oを処理できるように設計されており、データの分析処理を行なう前にメモリにロードしてデータを統合する必要のある、大容量データのETL(抽出/変換/ロード)に適しています」
APEXがItanium 2プロセッサをベースにしたサーバー・アーキテクチャを選択した主な理由は、大容量データを効率的に処理する必要があったためです。先のポラッツォ博士は、次のようにも述べています。「弊社は、セントラル・データベース・サーバーとデータウェアハウス用に、合計2台のItanium 2を搭載したサーバーを購入しました。『SAS Enterprise BI Server』の64ビット・メモリと拡張アーキテクチャにより、データを効率的にロードして非常に高速な計算処理ができるようになったため、現在では、数年前までは不可能だった複雑な分析にも対応できるようになりました」
業界で最も包括的なBIソリューションである「SAS Enterprise BI Server」は、他社のBIツールでは処理できない大容量のデータを高速で処理/分析してレポーティングができるため、企業に必須な効率的で迅速な意思決定を支援することができるのです。
また、インテルの上級副社長兼デジタル・エンタープライズ事業部門ジェネラル・マネージャー、パット・ゲルシンガー(Pat Gelsinger)氏は、次のように述べています。「インテルのプロセッサ上で動作するSASの64ビットBIソリューションは、企業経営とITの双方に利点を提供します。インテルは、すでに64ビットのサーバー向けに100万以上のプロセッサを出荷しており、64ビット・サーバー・プラットフォームのエンタープライズ・ビジネス・インテリジェンスへの移行を簡素化し、また強力かつ柔軟、コスト効率の高いサポートで業績を上げています」
SASとインテルは10年以上に渡り、インテルのプロセッサをベースとしたプラットフォーム上でSASソリューションを開発/配備し、最もコスト効率の良い方法で、企業の問題解決を支援してきました。最近、両社は「SAS®9」をItanium 2プロセッサ・ベースのLinux 64ビットOSに対応させました。SASとインテルは、インテル最新のサーバー・プラットフォームの能力、スケーラビリティ(拡張性)、信頼性を最大に利用すべく、「SAS Enterprise BI Server」を64ビットOSとハードウェア対応できるように最適化してきました。この最適化により、企業は規模の大小を問わず、重要で大容量の企業データを迅速かつ簡単に抽出、分析し、意思決定プロセスに適用できるようになりました。
SASの最高経営責任者(CEO)、ジム・グッドナイト(Jim Goodnight)は、次のように述べています。「SASのBIがItaniumアーキテクチャに対応したことで、企業はよりスケーラビリティの高いシステムを構築することができます。BIを成功させるには、BI利用者の層を広げ、迅速に正確な結果を提供する必要があります。弊社は今後も、データ処理スピードと容量の点で優れている主要な64ビット・テクノロジーに投資を続け、『SAS Enterprise BI Server』のあらゆるレベルのユーザーが、企業情報をより一層、有効活用できるように努める所存です」
SASは、今後も多様なビジネス上のニーズを満たすために柔軟な配備環境を求める企業に対して、BIベンダーの中で最も幅広いOSとハードウェアの選択肢を提供し続けます。
<APEX Management Groupについて>
APEX Management Groupは、米国にオフィスを持ち、ワールドワイドで医療コンサルティングと保険サービスを提供するリーディング・カンパニーです。特に、保険数理、保険引き受け、請求額査定管理、会計監査を専門としています。
<SAS Institute Inc. について>
SASは、EIP(エンタープライズ・インテリジェンス・プラットフォーム=企業情報系基盤)ソフトウェアとソリューションのリーディング・カンパニーです。現在、Fortune500®社の94%を含む世界中の40,000以上のサイトでSASが採用され、顧客ならびにサプライヤーとのより有益な関係の構築、より良くかつ正確な意思決定、円滑な組織運営の実現などに用いられています。SASは、大規模データからインテリジェンスを創造するために、データウェアハウス・分析ならびにBIアプリケーション群を統合できる唯一のベンダーです。SASは、29年以上もの間「The Power to Know®(知る力)」を顧客に提供しています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、設立:1976年。社員数:Worldwide 約9,500名、日本支社 約210名。(http://www.sas.com/)
* SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。
▼ 本件に関するお問い合わせ先
SAS Institute Japan株式会社
広報担当:大野 敦子、清水 英恵
TEL:03-3533-3780
E-mail:jpnpress@sas.com
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